写真:河東 壁
地図を見るビストロ・ビクトワールは、名前のとおりビクトワール広場のすぐ近く。メトロでは、3番線のBourseまたは、1番、7番線のPalais Royal-Musee du Louvreの駅が近いですが、観光や乗り換えで便利なOpera駅からも歩いて行ける距離です。Operaから空港バスで帰路につく前のランチにでも、オペラ座(パリ・ガルニエ)観光のついでに立ち寄るのもよし。
けれど、人気店なので、時間に余裕をもって。開店時間と同時くらいに行くと、まだお店の方が食事をしていたりすることもありますが、席の確保は可能。だいたい12時半頃には満席になることが多いです。
メニューはサラダ類が10ユーロ弱、メインも10ユーロちょっとです。サラダも量が多く、ひとり1皿とデザートを食べたらお腹いっぱいになれます。ディナーでもコスパは高いですが、ランチはディナーよりさらにそれぞれのメニューが0.5ユーロ安い。
内装や雰囲気は、カジュアルでいてどっしり漂う老舗感、“日本人の求めている庶民的なパリ”にとても近いのではないかと。
常連らしき初老の男性二人組が、角の席で平日の昼間から食事とワインを楽しんでいたりするような、お店です。
写真:河東 壁
地図を見るビストロ・ビクトワールの料理はコスパだけでなく、ちゃんとおいしくて安定感があるのがうれしいところ。写真は名物料理のひとつ、鴨のコンフィです。皮がパリっと、お肉がほろっと柔らかく仕上がっています。
数年前くらいから日本でも見かけるようになった「コンフィ」はフランスの調理法の名前です。鴨肉や鶏肉の「コンフィ」は、フランスのビストロの定番ともいえるメニューのひとつ。低温のオイルでじっくり煮て火を通しています。ちなみに、果物のコンフィは、オイルではなくて砂糖漬けにした保存したもののこと。冷蔵庫のない古い時代に、風味を加えて長期保存するために考えられた調理法だそうです。
写真:河東 壁
地図を見るこちらも名物料理のビーフステーキ。火のついたローズマリーがのっていて良い香り。もうひとつの名物といえる砂肝のサラダは、野菜がみえないほどたっぷりの肉と、フォアグラと鴨のコンフィまで気前よく盛り付けられています。
このほかにも、ローストチキンや牛肉のタルタルステーキ、サーモンタルタルなどのメニューが楽しめるので、旅先なのに、気に入って何度も通ってしまったという人も。グラスワインもたっぷり注いでくれて2.9ユーロ。やはり、コストパフォーマンスが素晴らしいです。
写真:河東 壁
地図を見る数年にわたって世界一観光客が訪れるフランス*では、食の楽しみ方も様々。
パリは美食の街といわれるだけあって、ミシュランの星付きレストランも多く、フレンチレストランやブーランジェリー、ショコラティエ巡りをすれば、そのレベルの高さを感じるのはたやすいこと。ただ、結構お金がかかります。パリで、“安くておいしいフランス料理”を探すのは、意外と難易度が高いのです。
ビストロ・ビクトワールはコストパフォーマンスの高い、ありがたいお店なので、パリ在住の日本人にも人気です。パリで食にまよったらぜひ、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
*世界観光ランキング 2015年までのデータ
Bistrot Victoires
6,Rue de la Vrilliere-75001 Paris
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(2024/3/18更新)
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