田舎料理が首都プラハで大人気!レストラン「Eska」の快進撃

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田舎料理が首都プラハで大人気!レストラン「Eska」の快進撃

田舎料理が首都プラハで大人気!レストラン「Eska」の快進撃

更新日:2017/01/19 10:41

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

2015年10月、チェコ・プラハの旧市街はずれに赤く尖った“E”のネオンが登場しました。中世の雰囲気が漂うプラハ市内で、その存在はどこか浮いたような印象を受け、街に溶け込むのを拒否してるような感じでした。ネオンの正体はレストラン「Eska」。吹き抜けのフロアに活気湧くオープンキッチン。モダンなデザインが目立ち、創作料理のお店かと思えば、意外とルーツはチェコの田舎料理。現在プラハで話題のお店です。

旧市街の東端にあるレストラン

旧市街の東端にあるレストラン

写真:浅井 みらの

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レストラン「Eska(エスカ)」が位置するのは、旧市街の東にある“カルリーン(Karlin)”エリア。レストラン正面には、最大3000人が収容できるイベントホール“フォーラム・カルリーン(Forum Karlin)”があり、旧市街の端っこにもかかわらず、多くの人で賑わっています。

活発に動き回るスタッフがレストランの原動力

活発に動き回るスタッフがレストランの原動力

写真:浅井 みらの

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レストラン出入口にある大きめの窓からは、飲食を楽しむ人たちの様子が見え、その奥にはオープンキッチンも。10名ほどのスタッフがキッチン内を機敏に動き、一番手前では出来たての料理を盛り付ける様子が見られます。スタッフのエネルギーが身近で感じられるのとキッチンとの距離感の近さに料理の期待も高まりますよ。

まずはお店自慢のパンを召し上がれ

まずはお店自慢のパンを召し上がれ

写真:浅井 みらの

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エスカが力を入れている料理のひとつが、レストランで焼いている自家製パン。オーガニックの小麦粉、水に塩、酸味が効くサワードゥと香りづけのクミンのみで焼かれたパンは、外側がカリカリで中がもちもち。口にいれると穀物の香ばしい香りが広がります。自ら“ベーカリーが併設されたレストラン”と語るだけあり、ここの自家製パンはエスカを有名にさせた立役者でもあります。

ベーカリーでは3種類の看板パンが販売されています。小麦粉100%で焼かれた口当たりが柔らかい“Bread 00”、ライ麦が33%含まれ古くからチェコ人に愛されてきた“Bread 33”、そして66%のライ麦が含まれたずっしり感のある“Bread 66”です。小麦粉とライ麦の配分だけで硬さや味が変わり、パンの味を楽しめます。

伝統料理からモダン風にアレンジをして

伝統料理からモダン風にアレンジをして

写真:浅井 みらの

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“何世紀も田舎でずっと行われてきた調理法と同じ方法を行う。そこから再発見と変化を加えていき、新旧が結合されたレストランへ。”これがエスカが大切にしているポリシーです。お店の名前「Eska」は、もともとチェコ語でチェコをさす“Ceska”から、伝統から逸脱した存在を目指すということで頭文字の“C”をとったとのこと。新しいチェコ料理の可能性を探求する姿勢が店名から伝わってきます。

A4一枚ほどにしかないメニューでは、チェコ料理で見覚えのある具材が並びます。しかし、ひと工夫されているところがエスカならでは。チェコの伝統料理として紹介される牛生肉の“タルタル・ステーキ”も、こちらではスモークされたものが登場します。新鮮さと引き換えに香ばしさと味に柔らかみが加わり、マスタードシードとの食感が絶妙です。備え付けの硬いパンにつければリッチなオープンサンドに。

困ったときに頼れる“シェフおまかせメニュー”

困ったときに頼れる“シェフおまかせメニュー”

写真:浅井 みらの

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どれを食べて良いのか迷ってしまったときは、食材のすべてを把握しているシェフに委ねてみるのもひとつの手ですよ。ディナータイムではシェフが本日のおすすめ5皿もしくは8皿を順番に出してくれる“シェフ セレクション”があります。盛り付けされた料理が1皿ずつ運ばれ、大勢でシェアしながら食べることができます。

野菜がメイン料理になるほどの魅力的メニューと出会えるのも、このレストランの強み。じっくりとオーブンで熱した紫にんじんは甘みが増し、ソースなしでそのまま味わいたいほど。しっとりとした食感から丁寧に調理された過程が感じられます。

困ったときに頼れる“シェフおまかせメニュー”

写真:浅井 みらの

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こちらでは魚料理も食べられます。海がないため、マスやコイなど淡水魚が主流になります。味が淡泊なため、調理方法は蒸すかグリルした魚につけ合わせのソースにからめるなど。調理後もちゃんと残っている、ぷっくりとした魚の弾力を楽しむことができますよ。

困ったときに頼れる“シェフおまかせメニュー”

写真:浅井 みらの

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炭水化物もはずせないメニューのひとつですよね。お米のように柔らかくなった穀物には、2種類のきのこによるクリームソースがたっぷりかかり、真ん中に落とされた半熟卵が極上の仕上がりになっています。ソースの味付けも塩辛くなく、素材本来の味を大切にした優しい味わいで日本人好み。ひとくち食べるごとに幸せになれるメニューです。

市内中心地からはトラムか地下鉄での移動が便利

旧市街のはずれにあるため、夕飯で利用される際はトラムか地下鉄が便利。どちらも“クシジコヴァー(Krizikova)”駅でおりると、徒歩5分ほどでレストランに到着します。どちらも券売機でチケットを購入しますが、利用状況に応じて、購入後30分間もしくは90分間乗り降りできる1回券か、1日券などのフリーパス券をお選びください。共通のチケットなため、同じチケットでバスや地下鉄、トラムなどが利用できます。

モダンな雰囲気が漂うエスカですが、大切にしているのは何世紀も田舎で作り続けられてきた伝統的な調理方法。温故知新のポリシーが、プラハのグルメツアーに紹介されるほどの活躍をみせている、注目のレストランです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/13 訪問

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