赤道が通るエクアドルの首都キト、その標高は2800m。そこから車で2時間ほど西に下った標高1600mの場所にあるミンド(Mindo)。
温暖な気候と水と緑に恵まれ、雲霧林が広がる森の楽園です!
雲霧林とは、亜熱帯地域の山地で霧が多く、湿度の高い場所に生息する常緑樹林のこと。
ミンドの雲霧林の森には、野生種の蘭をはじめとする多くの熱帯性の植物や野鳥が生息し、その種類は世界トップクラスです。
写真:市川 芽久美
地図を見るそんな豊かなミンドの森の中に、木製のカントリーハウス風の「サチャタミア ロッジ(Sachatamia Lodge)」があります。
周辺は保護区に指定されている森林に覆われ、周りの自然に溶け込むように建てられています。
写真:市川 芽久美
地図を見るロッジ内は、とても温かみのある家具や内装。いたるところに、この森に住む蝶や鳥の絵や、先住民インディヘナの絵画が飾られています。
写真:市川 芽久美
地図を見る食堂は大きな窓に囲まれ、朝はこの窓辺にコリブリ(ハチドリ)や色鮮やかな鳥達がやってきます。
こちらの広々とした食堂では、宿泊者以外にもこの付近で採れる豊かな食材を使った美味しいエクアドル料理を提供しています。
この辺りは、美味しいコーヒーやカカオの産地でもあります。少し早起きして、朝活発に動き出す鳥達を鑑賞できるテラスに出て、美味しいコーヒーを飲むのもここならではの最高の贅沢です。
このロッジには、ガラス張りの室内プールもあり、正に森林の中でスイミングを楽しむこともできるんですよ。
写真:市川 芽久美
地図を見るそして、ここでのお楽しみは何と言っても、カラフルで種類豊富な野鳥鑑賞。バードウォッチング目的の方はもちろん、そうでない方でもその多種多様性に驚くことでしょう。
そして、亜熱帯のジャングルや川沿いを歩きながら、ここだけにしか生息しない固有種の蘭をはじめとする熱帯植物や花、色鮮やかな蝶たちにも出会えます。
ここで、珍しいミンドの人気の鳥ベスト3をご紹介。
1. 毎秒約50回以上の高速ではばたき、空中で静止する姿が愛らしい「ハチドリ」。その種類130 以上!
2. 体から半分上が真っ赤な毛糸のような「アンデスイワドリ」
3. 絶滅危惧種とも言われている、真っ黒な体で、オスの喉には羽毛で覆われた大きな肉垂がある「ナガエカサドリ」
写真:市川 芽久美
地図を見る自然に恵まれたミンドでは、他にも自然のアクティビティがいっぱいです。
川魚「トルーチャ」釣り。そして、その釣った魚をその場で調理してくれる場所もあります。
写真:市川 芽久美
地図を見る他にも、蝶の飼育所マリポサリオ見学や、チョコレート工場見学、アウトドアスポーツ好きには、森の上に貼られたロープから滑り降りるジップラインや、カヤックなども楽しめます。
「サチャタミア ロッジ」は、緑だけでなく、珍しい動植物に囲まれた可愛らしい森の可愛らしいロッジです。
電気などは自然の力を利用してるエコロッジで、自然の中にありながら、とても清潔でシャワーのお湯もしっかり出ます。
ぜひこちらのロッジに滞在して、森林浴はいかがでしょうか。マイナスイオンで心も体もリラックス!
この記事を書いたナビゲーター
市川 芽久美
「旅行」に関係する仕事をやれるだけやってみようと思い、日本とヨーロッパの旅行会社、航空会社、旅行業界誌、旅行展示会と経験してきました。その中で、日本人にとって、潜在的な魅力がまだまだあると感じた中南米…
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