写真:Kaycom D
地図を見る浅草を代表する飲み屋街「ホッピー通り」は、昼間からのんべえさんたちが集まる憩いの場。またの名を「煮込み通り」とも呼ばれ、立ち並ぶ飲み屋さんの店頭には煮込み料理のメニューが並んでいます。
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地図を見る道にはみ出てテーブルと椅子が置かれたお店は、どこもかしこもお客さんで大賑わい。みんな狭いスペースの中で、隣の人と肩を寄せ合うようにして飲んでいます。透明なビニールシート越しに見える幸せそうなほろ酔い客の姿は、通りを歩いているこちらもつられて楽しくなるような不思議な魅力があり、時間とのんべえたちが許せば、しばらく密着して観察していたいくらい。
昼間から誰かが飲んでいるのが「ホッピー通り」の見所(?)でもありますが、やはり赤提灯が灯り始めてからの方がそれっぽい雰囲気が出ます。飲むのが目的ではなくても、この幸福感あふれる通りはぜひ訪れてみてください。
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地図を見る浅草の町を歩いていると、ふとした街角から空にそびえるスカイツリーを見ることができます。昔ながらの街並みの向こうに最先端技術を結集した巨大タワーが建つ光景は、開発が進む中にも伝統を大切にする日本らしい風景と言えるでしょう。
夜になると、街もスカイツリーもライトアップされるので、昼間よりも断然味わいのある写真を撮影できると思います。
写真:Kaycom D
地図を見るアーケードの中から見えるスカイツリーも面白い構図。
写真:Kaycom D
地図を見る昼間は多くの観光客でごった返す浅草寺ですが、夜になるとぐっと人も減り歩きやすくなります。日没から23時ごろまでは、本堂や五重塔、宝蔵門、雷門などがライトアップされ、闇夜に浮かぶ鮮やかな朱色が美しい。
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地図を見る宝蔵門近くからはスカイツリーが綺麗に見え、赤い門と青白いスカイツリーのツーショットも撮影可能。
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地図を見るライトアップの時間になると、仲見世通りに連なるお店はどんどん閉店していきますが、下ろされたシャッターに描かれた絵も浅草らしいデザインがされていてステキ。この絵柄は「浅草絵巻」として、浅草の歴史や祭事が描かれています。閉店後はそれらを鑑賞しながら通るのもいいですね。
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地図を見る浅草寺から続く仲見世通りと交差する「伝法院通り」は、江戸の街並みを思わせる人気の通り。通りのあちこちに江戸情緒が伺える行燈や看板などがあり、通り全体がまるで何かのセットのよう。夜にはほんのりと明かりが灯り、ノスタルジック感がいっそうアップします。
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地図を見るまた、車両通行止の立札に「下馬」と書かれていたり、屋根の上に白波五人男の盗賊が何気にいたりなど、この辺りの景観にマッチした色々な工夫や仕掛けが随所にあるのも楽しい。お寺も警察も地域の人と一緒になって盛り上げているのがわかります。
そういうちょっとしたこだわりを発見しながら歩いてみると、また一味違った散策ができるでしょう。
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地図を見る浅草寺の雷門からスカイツリー方面に歩いて行くと、隅田川にかかる吾妻橋があります。その袂からは、アサヒビールタワーの「フラムドール(フランス語で金の炎)」やスカイツリーなどを川越しに見ることが可能。川には派手な明かりを放つ屋形船も行き交い、遠くには電車が走る陸橋も見えます。
隅田川沿いは遊歩道になってるので、移動しながらじっくりとお気に入りの構図を探してみてください。
夜の浅草は、有名どころの観光地もライトアップがされて綺麗ですが、あまり人が通らない路地裏にも優しい明かりが灯り、ちょっと立ち止まって写真を撮りたくなるような風景がたくさんあります。また、老舗のお店や有名店もあちこちにあるので、散策の合間に美味しいご当地グルメや伝統の品々を楽しめるのも魅力。たくさん歩いてたくさん食べて、夜ならではの浅草を堪能してみてください。
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この記事を書いたナビゲーター
Kaycom D
秘境・絶景・温泉巡りをして、行く先々の写真撮影と旅行記を作成。10代のころから写真を撮り始め、旅行に行くときは一眼レフカメラとコンパクトカメラを携行。これからも、世界中の絶景や旅先で出会った人々、異文…
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