七戸十和田駅を降りると目の前に某大手有名スーパー、その隣には「道の駅しちのへ」があります。この「道の駅しちのへ」は日本全国にある道の駅でも数少ない、電車で行ける道の駅なんです。
その道の駅に併設されている産直販売施設「七彩館」は、七戸町特産のにんにくや長いもなどのほか、様々な地元産の新鮮な野菜や果物、地元農家の方々手作りのお餅やお菓子など様々なモノを取り扱っています。
その中でも地元産の野菜を使って農家のお母さん達が漬けている漬物は、多い時には100種類以上並び、冷蔵庫が漬物で埋め尽くされると言っても過言ではないくらいです。その光景はまさに圧巻の一言!!
その農家のお母さん達が丹精込めて漬けた漬物を週替わりで20〜30種類食べられるのが今回紹介する変わり種バイキングの「七彩館漬物バイキング」です。
漬物なんて…と思う方も多いと思いますが、これがまた、漬けた人により同じ野菜、同じ漬け方でも全く味が違って、食べているうちに「あの人の味はどう違うんだろう?」とか「この味好みだな」などいつの間にか熱中すること間違いなし!なんです。しかも市販の漬物と違って、保存料などもなく、まさに手作り!という感じで予想以上の満足感を得る事が出来る、ちょっと変わったバイキングです。
■七彩館漬物バイキング■
2/16までの土曜、日曜開催
道の駅しちのへ七彩館・多目的ホール
10:00〜16:00(漬物がなくなり次第終了)
そばコーナーのそば、おにぎり、そば餅、ソフトクリームいずれかを購入の方が漬物バイキングに参加可能です。
七戸十和田駅からバスで10分ほどの場所に七戸町の市街地があり、その市街地の外れには1997年に営業を止めた南部縦貫鉄道の七戸駅が当時のままに残されています。
この七戸駅に発着していた南部縦貫鉄道は旧東北本線(現青い森鉄道)の野辺地駅からここ七戸駅までの約20kmをレールバスと呼ばれる小型の車両が長閑に走っていましたが道路網の発達などで乗降客数も減り、1997年に営業休止、2002年に廃止となりました。この南部縦貫鉄道のレールバスですが、未だ根強いファンが多く、廃止後も有志によって動態保存がされており、年に数回のファンイベントではこの七戸駅構内を走ってファンや地元の人を喜ばせています。
その動態保存しているレールバス車両は普段から見学が可能で、平日は完全予約制、土日祝は自由解放となっています。駅名票やプラットホーム、線路など駅の名残や駅舎内での記念グッズの販売などもありますが、特に人気なのが車庫内での車両見学です。
レールバス2両と多客期に活躍したディーゼル車2両、貨物用機関車などが今にも動き出しそうな雰囲気を漂わせながら車庫内にとどまっている姿は何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
無料で見学可能ですし、見学時にはレールバスに関するガイドがついて見学させてもらえますので、ぜひ七戸十和田駅を利用の際は足を延ばしてみませんか?
■旧七戸駅■
青森県上北郡七戸町笊田48-1
0176-58-7109(七戸町観光協会・平日のみ)
七戸十和田駅から車で5分ほどの場所にある金子ファームという牧場の一角に口コミで人気に火が付き、週末ともなると他県ナンバーの車が駐車場に列を作るほどの人気ジェラート店「NAMIKI」があります。
ここのジェラートは敷地でもある金子ファームからジャージー牛の新鮮なミルクを使っているので、コクがありながらさっぱりとしてとても美味しいジェラートです。
牧場の一角を開放してお店が作られているので、牛のエサ用の牧草ロールを作る大きな機械が置かれていたり、トラクターが置いてあったり、日よけテントにはハンモックが張ってあったり、牛を模したベンチがあったりと子供連れでも楽しめる要素がたっぷり!
ログハウス風の店舗はカントリーカフェのような雰囲気もあり、買ったジェラートを店内で食べるもよし、牧場の風景を見ながら外で食べるもよし、どのシチュエーションも楽しく、そしてどのジェラートも美味しい、人気も頷けるお勧めのお店です。
■ジェラートNAMIKI■
青森県上北郡七戸町字立野頭69
0176-62-2646
AM10:00〜PM17:00
年中無休(臨時休業あり)
今年のB-1グランプリで1位とは僅差の2位・シルバーグランプリとなったのが青森県十和田市のバラ焼き(団体名:十和田バラ焼きゼミナール)です。このバラ焼きですが、七戸十和田駅からバスで30分ほどの十和田市内、至るところで食べる事が可能です。
特におすすめなのが、市街地から車で40分、奥入瀬渓流の入口にあたる十和田市焼山エリアにある「上高地」という食堂。
一見、田舎町にある古い食堂ですが、地元十和田牛と十和田市産の玉ねぎを使ったバラ焼きは絶品です。特に週末のお昼時ともなれば観光客や地元の人たちが我先にと集まり始め、店内はバラ焼き一色になるといっても過言ではありません。また、ここ「上高地」の特徴は卵です。すき焼きのように溶き卵にバラ焼きをつけて食べると味がまろやかになり、1度の注文で2つの味を楽しめるのでとってもお得に感じます!!
この上高地の他にも十和田市内では約60店舗がバラ焼きを提供しているので、何店舗かで食べ比べてみるのも面白いと思います。
■上高地食堂■
青森県十和田市法量焼山64
0176-74-2418
10:00〜20:00
不定休
言わずと知れた人気観光地・奥入瀬渓流&十和田湖へも七戸十和田駅が入口の一つとなります。
この奥入瀬渓流&十和田湖は四季折々、様々な色に彩られ、アートな空間を演出しています。特に初夏の頃、萌える様な緑と足元に広がる無限の苔が織りなす緑との共演が美しく、その輝きは眩しすぎるほどに。
またこれからの季節も雪や氷に閉ざされながらも流れを止めない奥入瀬渓流の透明感と降り積もった雪の白、その下でひっそりと活動している苔が独特の世界を作り、得も言われぬ世界観を見せてくれますので、防寒をしっかりとして奥入瀬渓流&十和田湖に足を運んでみて下さい。
七戸十和田駅は観光以外では、青森県内でも有数の農産地で全国的に有名な「にんにく」や「長いも」をはじめ、様々な野菜がある七戸町とアートと自然の融合を謳う十和田市、シラウオやシジミが有名な東北町など駅周辺エリアには素晴らしい土地が多いのが特徴です。
特にグルメに関しては記事でも紹介した他にも、馬肉や豚肉、野菜や蕎麦など知られていない名店の宝庫でもありますので、ぜひ行かれて自分の足で探してみて下さい!
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