写真:木村 優光
地図を見るJR横須賀線鎌倉駅から歩くこと約20分。途中、鶴岡八幡宮の境内を左手に見ながら、街並みを楽しみつつアクセスすると、約20分なんてあっという間!気が付けば「荏柄天神社」の入口を指す表示や鳥居が目に飛び込んできます。
メイン道路を外れ、参道を指す鳥居に任せて脚を進めると、真正面に立派な石段が見えてきます。これこそが「荏柄天神社」の石段!遠方からでも、山門の左手に梅の花が咲いている姿を見ることができます。
写真:木村 優光
地図を見る足早に「荏柄天神社」の参道階段に近づいてみると、左側には「菅公一千年祭記念碑」の石碑が建てられています。これは明治35年(1902年)が菅原道真公の千年忌にあたることから、その年に建てられた石碑ということになります。
ちなみにこの石碑はあちこちの天満宮の門前や参道などに建てられているため、「荏柄天神社」の他にも福岡の「太宰府天満宮」、京都の「北野天満宮」、その他小さな天満宮などで見かけたことがある方も多いはず。
写真:木村 優光
地図を見るそれでは早速、参道階段を上がって境内へと入ってみましょう。山門をくぐる前に見ていただきたいものが一点。それは山門の扉に刻まれた梅の花を型取ったかのようなマークです。これは全国各所の天満様に共通する家紋なのですが、5枚花びらの中心が各所によって若干違います。
「荏柄天神社」の山門に彫られている家紋は「丸に梅鉢」と呼ばれ、湯島天神などと同様の家紋とされていますが、大宰府天満宮の家紋は「丸に梅花」、北野天満宮は「星梅鉢」と呼ばれます。この違いを知るだけでも非常に勉強になりますよ。
写真:木村 優光
地図を見る天満様の家紋は、境内のあちこちに見られますので、写真のように家紋を紅梅越しに撮ると、作品性の高い1枚に仕上がります。望遠レンズを持っていれば圧縮構図で開放気味に撮影してみるのも面白いです。
写真:木村 優光
地図を見る境内に足を踏み入れたら最初にやるべきこと!それはどこの神社でも共通ですが、手、口を綺麗にしてお参りすることで、ご利益効果があるとされていますので、山門前の手水舎にてお清めしましょう。
身も心も綺麗になったところで本堂へ向かいお参りをしましょう。ちなみに写真のように手水舎の越しの本堂も作品性が高い1枚となりますので、カメラを持っていれば撮影してみるのもよいでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る梅の花が所狭しと植えられた境内ですが、その中でも1番の見所は本堂の両側に咲く紅白の梅!そして朱色に塗られた本堂!素晴らしいコラボレーションにしばし立ち止まってしまいます。
この構図ですが、一目見るだけでも縁起が良くなりそうです。左右の紅白の梅を見ながら、ゆっくりと本堂へ向かい参拝しましょう。学問の神様で有名ですので、特に学生の方は必参!思いを込めて願い事をしてみましょう。
写真:木村 優光
地図を見る学問の神様として有名な「荏柄天神社」ですので、本堂の横には絵馬がびっしりとかけらています!願い事も学業の関わることのみならず、一般的なものまでたくさん書かれていて、学生だけでなく普通の方からも絶大な支持を受けていることがわかります。
写真:木村 優光
地図を見る最後は本堂に向かって左側へアクセスしてみましょう。こんもりとした丘に通ずる階段があるので上ってみると、絵筆塚と呼ばれる広場に出ます。ここには鎌倉出身の漫画家である横山隆一が建てた、筆の形をかたどった銅像があります。
よく見るとかっぱのレリーフが描かれていることに気が付くでしょう。それもそのはず、絵筆塚は、漫画家である清水崑が使用した絵筆を収めるために作られた場所なのです。
その横には小さいながらも枝垂梅が植えられていて、狭いながらも庭園風の広場についつい長居をしてしまうことも。
「荏柄天神社」の周辺で一番メジャーな観光名所といえば、誰もが知っている「鶴岡八幡宮」!そして鎌倉にちなんで「荏柄天神社」の西隣には源頼朝の墓所があります。
反対に東へアクセスすると、距離的には少しありますが、梅の名所の「瑞泉寺」さらには「浄妙寺」、竹林で有名な「報国寺」が控えます。1日では周りきれない東鎌倉エリアですが、梅の季節でしたら「荏柄天神社」の他に「瑞泉寺」や「報国寺」訪問するとよいでしょう。
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(2024/4/19更新)
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