日本最古の駄菓子屋を訪ねて。東京・雑司ヶ谷の鬼子母神で古きを訪ね新しきを知る

| 東京都

| 旅の専門家がお届けする観光情報

日本最古の駄菓子屋を訪ねて。東京・雑司ヶ谷の鬼子母神で古きを訪ね新しきを知る

日本最古の駄菓子屋を訪ねて。東京・雑司ヶ谷の鬼子母神で古きを訪ね新しきを知る

更新日:2014/03/05 13:46

奈良山 鹿子のプロフィール写真 奈良山 鹿子 元観光バスガイド

東京の池袋駅から徒歩15分程の雑司ヶ谷(ぞうしがや)という地区に、安産・子育ての神様として信仰されている鬼子母神堂(きしもじんどう)があります。
この鬼子母神堂には、境内に日本で一番古い駄菓子屋さんがあったり、毎月第三日曜日に手創り市が行われていたりと、ぶらりと楽しめるスポットにもなっているんです。

鬼子母神とは

鬼子母神とは

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

鬼子母神堂は法明寺というお寺のお堂の一つです。
法明寺はこの鬼子母神堂よりも南にあり、少し場所が離れているところから、鬼子母神があるのは法明寺の「飛び地境内」という言い方をします。

このお堂に祀られているご本尊は「鬼子母神」。
この鬼子母神が安産・子育ての神様として信仰されているのにはこのような言い伝えがあるからと言われています。

「鬼子母神はもともと500人(千人とも一万人とも言われる)の子供を産んでいた。しかし、とても狂暴な性格で幼児を捕まえては食べていたりしていたので周りから恐れられていた。
お釈迦様はそんな鬼子母神を救うため、一番愛情を注いでいた末っ子を隠す。鬼子母神は泣きながら世界を7周して探すも見つからなかった。お釈迦様はそんな鬼子母神に「一人の子供を失う事がどれだけ苦しいことかわかったでしょう。あなたが子供を食べる時、その親の気持ちを考えなさい」と言うと、鬼子母神は今までの過ちを認め、安産・子育ての神になることを誓って神となり、人々に信仰されるようになった。」

お堂にいる鬼子母神像は幼児を抱いて優しいお顔をしています。
実際表記されている鬼子母神の「鬼」の漢字は、上の「点」を取った字なんです。これは鬼子母神が過ちを認めた時に角が取れたため、と言われています。

曜日限定!行くなら食べたい「おせんだんご」

曜日限定!行くなら食べたい「おせんだんご」

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

この鬼子母神が千人の子供を産んだという話にちなみ、この鬼子母神堂では毎週日曜日と、縁日の8、18、28日に「おせんだんご」というおだんごが販売されます。
江戸時代は参詣者のお土産として境内で売られていたそうなのですが、その後なくなり、近年復活しました!
やわらか〜いおもちの醤油味とあんこは一粒が小ぶりでぺろっと食べられます。店内で食べるものとお持ち帰り用が販売されていますよ。

おせんだんご 
一人前一皿あん・焼き各1本 525円 煎茶急須付き
場所:鬼子母神境内 大黒堂
時間:11時〜無くなり次第終了

日本最古の駄菓子屋さん

日本最古の駄菓子屋さん

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

そしてこの鬼子母神には名物ともなっている日本で一番古い駄菓子屋さんがあるんです。

見てください!この佇まい。
「見たことある?」と思う人もいるかもしれません。この上川口屋はあのジブリ映画「おもひでぽろぽろ」に登場する駄菓子屋さんのモデルになっているんです。
この上川口屋は創業なんと1781年。江戸時代です。それからおよそ230年ずっとここにあるという事ですから驚きですよね。創業時は当時高級品とされていた飴の販売をしていたそうで、今は昔懐かしの駄菓子屋さんとなっています。今の店主は13代目。大雨の日以外は毎日開いています。
店頭には、当たり付の小さなきなこ棒やポン菓子など小さい時に食べたなつかしいお菓子がズラリ。大人になった今ならいっぱい買える!と胸が躍ります。小さい子供がお金を握りしめながらお菓子を物色する光景も見られたりして昔にタイムスリップしたような感じです。

上川口屋
場所:鬼子母神境内
時間:10〜17時

新しい鬼子母神の顔。毎月行われる手創り市

新しい鬼子母神の顔。毎月行われる手創り市

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

日本最古の駄菓子屋さんの御紹介をしましたが、鬼子母神で歴史の浅いものとして、毎月第3日曜日に行われている手創り市があります。
境内に約180ものブースが並び、作家さんの手作りの陶器やアクセサリーなどが販売されています。食品ブースもあって、手作りパンやコーヒーなどを購入することもできます。

この雑司ヶ谷手創り市は、昨今のハンドメイドブームで東京各地で行われている手作り市の先駆けと言われています。出店する作家さんも毎回選考で選ばれているためレベルが高いと評判で、通路が混雑するほどの来場者で賑わいます。既製品では感じられないほっこりとした作品と、それを制作した作家さんとの会話が楽しめますよ。

雑司ヶ谷手創り市
場所:鬼子母神境内(近くの大鳥神社でも同時開催の場合あり)
毎月第三日曜日開催(例外あり)
時間:9:00〜16:00

全部楽しむなら手創り市が開催される第三日曜日に是非

いかがでしたでしょうか。
いろいろ紹介しましたが全部を一度に楽しむなら手創り市が行われる第三日曜日がおすすめです。手創り市を楽しみながら駄菓子屋さんで懐かしいお菓子を買い、ちょっと一服、おせんだんご!

電車を利用される場合は、レトロな雰囲気のある都電で行くのもおすすめです。(都電荒川線鬼子母神前駅から徒歩5分)

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/17 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -