諏訪湖畔に建つレトロな洋館は重要文化財の温泉大浴場!千人風呂が魅力の上諏訪温泉・片倉館

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諏訪湖畔に建つレトロな洋館は重要文化財の温泉大浴場!千人風呂が魅力の上諏訪温泉・片倉館

諏訪湖畔に建つレトロな洋館は重要文化財の温泉大浴場!千人風呂が魅力の上諏訪温泉・片倉館

更新日:2014/02/24 10:58

ここは、博物館?それとも富豪のお屋敷?いいえ、この建物は昭和初期に建てられた温泉大浴場。ステンドグラスや彫刻が飾られた、国指定重要文化財の貴重な建物の中で、豊富に湧く温泉が楽しめるのです。
美しい諏訪湖のほとりでロケーションも抜群!上諏訪温泉・片倉館を紹介します。

3,080坪の広い敷地には噴水とアプローチ。優雅な洋館の佇まい。

3,080坪の広い敷地には噴水とアプローチ。優雅な洋館の佇まい。
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JR中央本線・上諏訪駅から徒歩約8分、中央自動車道諏訪I.C.より約7km。諏訪市美術館のすぐ隣にあるのが片倉館です。日帰りの温泉施設として、1928年(昭和3年)に竣工して以来80年以上、地域の住民や観光客に親しまれてきた歴史ある温泉大浴場です。

広い敷地内はイチョウや桜が植えられており、季節ごとに表情を変えます。散策するだけでも気持ちがよいので、諏訪湖を訪れるなら必ず立ち寄りたいスポットの一つです。

地域住民のための厚生施設として着工。

地域住民のための厚生施設として着工。
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片倉館を建てたのは、シルクエンペラー≠ニ呼ばれる地元の名士・片倉財閥の二代目の片倉兼太郎。大正11年〜12年にかけて北中南米からヨーロッパへ視察旅行に出かけた時に、ヨーロッパの農村で見かけた厚生施設の充実ぶりに感銘を受け、「日本でも地域住民のために施設を作りたい」と思い建築に着手したそうです。

建築したのは台湾の宮廷を多く手がけた森山松之助氏。レリーフやステンドグラスなど、各国の様々な時代の様式を取り入れた設計で、○○形式、とくくれないのだとか。

2011年に会館、浴場、渡廊下が国の重要文化財に指定されました。
写真は2階のバルコニーから。

大理石造りの千人風呂。

大理石造りの千人風呂。

提供元:財団法人・片倉館

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レトロな外観のみならず、浴場内も昭和ロマンが漂う美しいデザイン。総タイル張りで、彫刻やステンドグラスが施され、古代ギリシャや古代ローマの浴場のようです。

100人が一度に入れると言われる千人風呂は幅4m、長さ7.5m、深さ1.1m。他にジャグジー浴室も併設されています。歴史ある浴場ですが、洗い場も十分備えられており、清潔で快適。浴室はデザイン、広さともに男女同じです。

湯量豊富!深い浴槽が気持ちいい。

湯量豊富!深い浴槽が気持ちいい。

提供元:財団法人・片倉館

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この千人風呂は見た目が美しいばかりではありません。浸かってみるとかなり気持ちのいいお風呂です。

理由の一つは、1.1mの深さ。腰をかけるための2段の段差がありますが、深い方に腰をかけると水面すれすれに顔が出るくらい。全身がすっぽり湯に包まれる快適さは深い浴槽ならでは。温度は少し熱めで、じっくり体が温まります。

泉質はph7.9の弱アルカリ性の単純温泉。循環しているものの、源泉をかなり投入しているらしく、浴槽からざばざばとお湯が溢れていました。

底には玉砂利が敷かれており、足裏に適度な刺激を与えてくれるのも気持ちがよく、何度も出たり入ったりしながら、温泉と玉砂利の感触を楽しみました。

食堂と休憩所も充実。諏訪巡りのコースにぜひ!

食堂と休憩所も充実。諏訪巡りのコースにぜひ!
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2階の大ホールには食堂と売店が併設されており、諏訪産コシヒカリや凍み豆腐など地元食材を使った食事やピザやらーめん、お酒類もそろっています。

広い休憩所や貸切の個室もあるので、旅の疲れを温泉で癒して一休みという使い方もよいでしょう。

諏訪湖周辺には諏訪大社をはじめ、この写真を撮影した岡谷湖畔公園など、気持ちのよい見所がたくさんあります。

ぜひ旅の途中で片倉館に立ち寄ってみてください!

かなり高ポイントの温泉施設です。

諏訪湖畔という抜群のロケーションと昭和ロマンが薫る、重要文化財の大浴場。泉質も上々ーー。こんなに条件のそろった温泉施設、なかなかないのではないでしょうか?

しかもお値段も600円という手軽さ。「地域住民のための厚生施設を」という片倉兼太郎氏の志に我々も感謝です。

上諏訪には他にも日帰り温泉や旅館がありますが、片倉館は温泉好きにはイチオシの施設です!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/27 訪問

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