写真:Hiroko Oji
地図を見るフランクフルト南方に広がるオーデンの森に佇むミッヒェルシュタット(Michelstadt)の町には、中世ドイツの可愛らしくもあり美しい町並みが残っています。
白壁に赤や焦げ茶色の木枠組みをはじめ、シックな色合いの建物も含めて、通りにズラリと軒を並べる木組みの世界はうっとりするばかり!建物からぶら下がる凝ったデザインの看板も目を惹き、いかにもドイツ!と言った童話の世界に迷い込んだかのような町並みが広がっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るミッヒェルシュタットの鉄道駅から中心地へは、バンホフ通りを南へ進むこと約10分、モザイク画のような石畳が現れたら中心地はすぐそこ。途中の木組みの建物がとても可愛らしく、鱗のような板壁の建物も!年代を感じるクラシックカーも停められているなどタイムスリップしたような感覚を味わえ、歩くだけでも楽しくなる通りが縦横に延びています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る町の中心地はマルクト広場。中央には像が立つ噴水があり、カフェ・レストランのテラス席が広がる賑やかな一角です。広場に面してここにもシンプルながら美しい木組みの建物が軒を並べ、中世の雰囲気を今に伝えています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る数ある市庁舎の中でも、ドイツではたった3つしかない(※)という、2本の尖塔を有するという特徴を持つ市庁舎は、後期ゴシック様式で1484年に建設された木組み建築。ドイツ郵便の切手のデザインになったことから世界的に知られるようになりました。
マルクト広場に面した市庁舎は、真正面から見ると3つのとんがり帽子のように見えます。正面中央には、時計盤と紋章が設置され、二つのとんがり帽子は可愛らしさをアップ!1階部分は、木の柱が支える開放的なホールになっており、市場として利用されてきました。このホールの奥にある階段から2階へ上れるようになっています。
背後には、1490年に完成した市教会が建っています。カロリング時代にアインハルトによって建設された木造のものから、石造りに建て替えられた教会です。鐘楼は、1970年代にドイツで最も貴重な図書館の一つとして使われていました。図書館は、現在は、郵便局の倉庫に収容されています。
※ ミッヒェルシュタットの他には、ベルニゲローデ(Wernigerode)とアルスフェルト(Alsfeld)です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこぢんまりした町ですが、家並みを楽しみながら歩いているとちょっと休憩したくなってきます。そんな時には、ドイツならではのビールを楽しむひとときを、開放的なテラス席で!町の名前を持つビールがスッキリした味わいで、疲れを癒してくれます。ビール瓶のラベルやグラスには、シンボルの市庁舎が描かれています。
ミッヒェルシュタットのシンボル的存在の市庁舎は、マルクト広場に面している、2本の尖塔をもつ木組みの建物です。しかし、鉄道駅から歩き始めた場合、数分で市庁舎の表示があり、こちらへ行くと、新市庁舎の建物に辿り着いてしまいますので、お間違えの無いように。バンホフ通りを南へお進みくださいね。
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(2024/3/29更新)
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