写真:西藤 カオル
地図を見る20区に分かれるパリでも人気観光スポットは中心部に集まるので、1〜10区内に宿をとれば効率よくまわれるでしょう。その中でもオススメは、カルチェ・ラタンの5区です。パリ大学をはじめとする有名校が立ち並ぶ学生街は活気にあふれ、程よく居心地のよい場所です。
そんな5区にある「アンドレ ラタン」からは、ルーヴル美術館やノートルダム大聖堂といった定番観光スポットにもアクセスしやすく、パンテオンならば徒歩5分です。
写真:西藤 カオル
地図を見る1階フロント横には、インテリア専門誌から切り取ったようにお洒落なカクテルバー&コーヒーショップもあります。1950年代をテーマとした内装は、大理石のビストロテーブルにアールデコ調の鏡、快適そうなツイードソファなど質の良い素材でヴィンテージ調。
エレガントでありながらも暖かみを感じるインテリアは、ブルーを基調とした中に差し色で入るイエローなど絵画のように見事。フランスらしい色使いに目を奪われます。
写真:西藤 カオル
地図を見る一方、モダンな内装の客室は、落ち着いた色調で旅の疲れを癒やしてくれます。上層階の一部の部屋にはバルコニーもあり、大きくとられた窓の外はパリの街が広がります。その中で一際美しいドーム型の建物が、キュリー夫人らフランスの偉人たちが眠るパンテオンです。
クローゼットにはセーフティボックスもあり、エアコン完備。スマホで調べ物も多い海外旅行には、無料WiFiサービスも嬉しい限り。その上、ツーリストには有難い24時間フロントなので、至れり尽くせりです。
写真:西藤 カオル
地図を見るヨーロッパでは浴室にシャワーのみの設備も珍しくありませんが、「アンドレ ラタン」には、バスタブ付きの部屋もあります。上層階でもお湯の出がよく、使い勝手のよい取り外し可能なシャワーも便利。湯船に浸かると体の芯からポカポカし、疲労回復にも一役。
写真:西藤 カオル
地図を見るそして浴槽からの眺めがこちら。昼間ならば、この浴室からもパンテオンが見えます。日本の旅館で朝風呂するように、“パリで朝風呂”も悪くないですよね。
写真:西藤 カオル
地図を見る学生街だけあってこの界隈には、気取りのないリーズナブルなビストロやカフェが多く集まっています。朝のパンが焼ける匂いに誘われてプチ・デジュネ(朝食)もいいですね。
焼きたてのクロワッサンに、搾りたてのオレンジジュース、締めはカフェオレ。散策前の腹ごしらえにしてはお洒落すぎる?パリなら、それもありでしょう。
写真:西藤 カオル
地図を見るホテルから少し歩くとそこは6区。パリ市民のオアシス、リュクサンブール公園があります。パリでも指折りの広さをもつ公園は約24ヘクタール。広大な敷地には季節の花々が咲き、多くの噴水や彫像があり、ちょっと歩くには気持ちがいいところ。
お天気の良い日は、近くのソルボンヌ大生らにまじってマロニエ並木の芝生に寝転がってみると、違うパリが見えてくるかもしれませんよ。
写真:西藤 カオル
地図を見るホテルの最寄り駅はRER(高速郊外鉄道)B線のリュクサンブール駅です。シャルルドゴール空港やオルリー空港にも一本で行けるRER・B線は、渋滞が多いパリでも時間通りに移動できるのでとても便利。
シャルルドゴール空港までは40〜50分程。「普通」「快速」「急行」とあるのでご注意を。なるべく「急行」を選んで乗ると、時間の短縮以外にもスリ等のトラブル回避にもなります。
パリの学生のようにカルチェ・ラタンを過ごせるホテル「アンドレ ラタン」。定番観光はもちろん、カフェ巡りや古書探しなど趣味にこだわる自分だけのオプションも楽しめるでしょう。
24時間フロントなので夜遊び派にもバッチリですが、最低限の危機管理とともにお出かけを。そして楽しいパリの思い出を作れますように。
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この記事を書いたナビゲーター
西藤 カオル
東京在住。趣味は、自転車・イベント巡り・美味しいもの探索。連れにつられてモータースポーツ観戦も始めました。毎年の鈴鹿、海外はイタリアGP、モナコGPを現地観戦。鈴鹿では5日間テント生活もするアウトドア…
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