“モー楽しい!”牛に囲まれ、プラハで暮らすように過ごせる「モー」

“モー楽しい!”牛に囲まれ、プラハで暮らすように過ごせる「モー」

更新日:2018/07/26 10:43

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
自分で食材を調理できるキッチン付きコンドミニアム。ホテルとは一味違い、現地の“生活”を体験することができる、人気の宿泊施設です。プラハにある「モー アパートメント」もそのひとつ。アール・ヌーヴォー様式の建物に廊下、それに現代風のオシャレな部屋から、それぞれのデザインの良さを同時に楽しめるのも魅力です。たびたび顔を覗かす“ウシ”がどうやら重要な鍵らしいのですが…さっそく建物内に入ってみましょう。

一般住宅のような雰囲気

一般住宅のような雰囲気

写真:浅井 みら野

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1905年に建てられ、白亜色の落ち着いた外観が印象的の「モー アパートメント(MOOo Apartments)」。プラハの南にあり、周辺も似たような住宅アパートが建ち並んでいます。まるでプラハっ子が暮らしているかのような建物ですが、キッチン付き宿泊施設として旅行客も気軽に宿泊することができるのです。

一般住宅の雰囲気を壊さず、玄関は天井が高くシンプルな空間。鍵がないと出入りができないため、チェックインする際は、ドアベルでスタッフに開けてもらうか、すぐ近くにあるホテルロビーで行うことができます。

一般住宅のような雰囲気

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1階の渡り廊下がロビー。スタッフ1人が待機しており、人懐っこい笑顔で迎えてくれますよ。エレベーターもありますが、らせん状の階段はヨーロッパのアパートでよく見かけるデザイン。高い場所が平気なら、ぜひ上から覗き込んでみるのもおすすめ。普段とは違う視界を楽しむことができますよ。

一般住宅のような雰囲気

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花や植物をモチーフにしたものが多いアール・ヌーヴォー様式が特徴的。階段の手すりには曲線が美しい花がアーチとなり、宿泊者を迎えてくれます。細かい部分にも繊細なデザインが起用されているのが嬉しいですね。

料理がしたくなるスタイリッシュなシステムキッチン

料理がしたくなるスタイリッシュなシステムキッチン

写真:浅井 みら野

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冷蔵庫にコンロ、電子レンジにオーブンまで備わっているキッチンが、モー アパートメントの魅力のひとつ。街で手に入れたチェコ産白ワイン、それに日本より安いチーズを置いただけでも特別な食卓になりそうですね。ほかにも家族でキノコ狩りに行くほどチェコ人はキノコが大好き。市場には大きさや色が異なるさまざまなキノコが見られますので、試してみるのもおすすめです。

料理がしたくなるスタイリッシュなシステムキッチン

写真:浅井 みら野

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ホテルで食べる朝食も旅行の魅力という人には、すぐ目の前にあるホテル“モザイク ハウス(Mosaic House)”で朝食をとることができますよ。チーズにサラダ、フルーツに数種類のパン。それにカラフルなホーロー鍋からは、煮込み料理の優しい香りにうっとり。

モザイク ハウス自体も屋上からキノコが生えたり、空を漂うビジネスマンがいたり、とアートに富んだデザインで知られています。インパクトが強い外観は、一見の価値がありますよ。

オシャレな家具が置かれた現代風の部屋

オシャレな家具が置かれた現代風の部屋

写真:浅井 みら野

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建物外観や廊下は、優雅なアール・ヌーヴォー様式ですが、部屋のデザインはモダンな印象。黒と白のモノトーンをベースに緑色のインテリアが置かれ、統一感があります。都会らしさを残しつつ、田舎にいるようにリラックスしてほしいという、ホテル側の思いが感じられます。

オシャレな家具が置かれた現代風の部屋

写真:浅井 みら野

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キッチンのすぐ横には、ソファとテレビが置かれたリビングルームもあります。調理中のひと段落やご飯を食べた後などに、のんびりとした時間を過ごすことができますよ。何部屋も分かれ、広々とスペースを使えるのも、こちらの魅力ですね。

一番小さな部屋はベッドルームが1つ。リビングのソファもベッドになるので、最大4名で宿泊できます。他にもベッドルームが2つあるタイプだと最大で6名、ペントハウスは8名までなので、大勢で楽しく過ごすことができますよ。

オシャレな家具が置かれた現代風の部屋

写真:浅井 みら野

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ダイニングテーブルを照らすオシャレなライト。よく見ると、ウシの写真や以前利用した人のメッセージが一緒に飾られてますね。なかなか家では使いにくいモダンデザインのインテリアも、この部屋にはぴったりです。

いたるところに置かれたウシグッズ

いたるところに置かれたウシグッズ

写真:浅井 みら野

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施設名の「モー」。実は日本語でおなじみの“ウシの鳴き声”を指しています。プラハでウシ?と疑問に思いますよね。実はホテルがオープンする前から大切にしてきたのが“田舎で感じるようなリラックスできるホスピタリティ”。そこで田舎らしさが連想できるものとして、ウシが選ばれたのです。

いたるところに置かれたウシグッズ

写真:浅井 みら野

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ウシの存在は名前だけでなく、インテリアとして部屋に飾られています。アイテム数は全部で120個以上にも及ぶんですよ。宿泊する際は何頭のウシを見つけられるか、ぜひ数えてみてくださいね。

いたるところに置かれたウシグッズ

写真:浅井 みら野

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ウシへの強いこだわりが特に感じられるのが、廊下の壁。シンプルな柄かと思いきや、ウシの顔が印刷されてます。ここまでするのか…と、その徹底ぶりに驚きです。

住む快適さを実感

レストランの食事に飽きたなと思った時に便利なのが、キッチン付き宿泊施設。気軽に食事をとれますし、現地で見つけた食材を調理するという楽しみも味わえます。ウシに囲まれ、気持ちものんびりとリラックスモードに。憧れの外国暮らしを体験できる、オシャレな場所です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/16 訪問

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