写真:浅井 みら野
地図を見る椿まつりのメイン会場になるのが、島の東部にある大島公園。期間中は“椿プラザ”のメインステージで催しものや、伊豆大島の特産物を扱った出店を見てまわれます。近くには駐車場がありますし、大島公園行きのバスも伊豆大島の2つの港(元町港と岡田港)から出ています。
写真:浅井 みら野
地図を見る椿プラザに訪れたら、大島民謡やあんこの手踊りを見るのがおすすめ。“あんこ”とは、伊豆大島の方言で女性を意味します。市松模様の着物に椿の絵がプリントされた頭巾が伝統衣装。独特のリズムで踊る手踊りは、まるで盆踊りのようで親しみが湧いてきますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る椿プラザの近くには、無料であんこの伝統衣装を貸出してる場所があります。現役のあんこさんが手慣れた手つきで着させてくれるのが心強いです。衣装を着たら、ぜひ記念撮影を。一気に旅行気分を高めてくれますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る椿プラザ横にある“椿園”も、この時期は特に見逃せないポイントです。東京ドームより大きい敷地には約5,000本以上の椿が植えられています。大島公園はじめ、伊豆大島椿・花ガーデン、東京都立大島高校の3園は、海外で活動している国際ツバキ協会からも高く評価され、国際優秀つばき園に認定されるほどなんですよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る見られる椿の種類は450種類以上。紅色のイメージが強い椿ですが、品種によっては赤と白のまだら模様のものがあったり、桜のように花が小さいものがあったりと、同じ椿とは思えない多種多様ぶりに驚きです。
写真:浅井 みら野
地図を見るまるでバラのような花びらの重なりが特徴のこちらの花も椿です。椿の原産は、実は日本。現在はヨーロッパでも栽培されていますが、もともとは17世紀にアジアを訪れた宣教師が種を持ち帰ったことが始まり。ヨーロッパでは“日本のバラ”と呼ばれるほど親しまれ、全土に広がったと聞きます。英語で椿は“Camellia japonica”と呼ばれ、日本の名前が今でも残されているのは、花名のなかでも珍しいんですよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る時間がない方におすすめなのは、同じく大島公園にある“椿資料館”。 2011年にリニューアルされ、椿関連の資料や歴史を見ることができます。もともとは種子から油がとれるために栽培され始めた椿。現在もその油は、髪の毛がつやつやになるヘアケアとして評判が高かったり、健康食品として販売されたりと人気です。
写真:浅井 みら野
地図を見るお祭り期間中のみの限定展示もありますよ。普段はドライフラワーで何種類かの椿が展示されているコーナーが、生花に代わります。みずみずしい椿に顔を近づけてみれば、香りを楽しめることも。一列に並んでますので、ひとつひとつ見比べてみるのはいかがでしょう。
島全土に広がるスタンプを集めると伊豆大島の特産品などが当たるスタンプラリーも人気です。島の東西南北にある観光名所にスタンプが置かれてますので、観光も兼ねながら楽しく巡れます。
写真:浅井 みら野
地図を見る特に島中央にある“三原山”は、昔から島の住民たちにとって御神火様と呼ばれ続けた特別な存在。現役の活火山で、1986年に起きた大規模噴火の名残りが今でも黒い溶岩跡で見ることができます。三原山を望む展望台近くの売店にスタンプ台がありますので、どうぞお忘れなく。
写真:浅井 みら野
地図を見る夜になってもお祭りの賑わいはまだまだ終わりませんよ。2/3(金)〜3/19(日)の金・土・日の19:30からは元町港船客待合所では“夜まつり”が開かれます。大迫力の御神火太鼓は音が身体中に響くほど。それ以外にもスーパーあんこ娘のダンスパフォーマンスも評判です。
写真:浅井 みら野
地図を見る特産品の出店も出てますので、ちょっとしたお土産も買えますよ。さっぱりした甘味が特徴の大島牛乳でつくられたアイスクリームも、完売してしまうほどの人気ぶり。見つけたら即買いがおすすめです。
2017年の椿まつりは、1/29(日)から3/26(日)までで、見頃は2月下旬から3月中旬まで。東京から120km南にあり、島独特のゆったりした時間が流れ、何度も訪れる人もいるほど。日帰りで行ける距離感も嬉しいですよね。緑など自然に囲まれた島が、赤やピンク、白など美しい色に染まる特別な期間。一度は訪れて見たい景色が、伊豆大島にありますよ。
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(2024/3/29更新)
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