写真:東郷 カオル
地図を見る「金沢白鳥路 ホテル山楽」のエントランスに一歩足を踏み入れると目に飛び込んでくるのがこの光景。赤い絨毯に金沢の四季が表された美しいステンドグラス。どっしりと重厚な調度品の数々。
新しいホテルが絶え間なく開業している金沢。ビジネスホテルは出張には便利ですが、「せっかくの旅行だから特別感が感じられるホテルに泊まりたい」と考えている人にはちょっと味気ない。
「金沢白鳥路 ホテル山楽」は「金沢にこんなホテルがあったなんて…!」と思わずため息がこぼれそうなクラシックな雰囲気が魅力。しかも外観からは想像もつかない大正レトロな空間は、まるで自分だけの秘密の館。思わず「撮りたくなる」、そんなSNS映えする世界が広がります。
写真:東郷 カオル
地図を見るホテルに着いたらまずはチェックイン。クラシカルな椅子に座って「柚子みつお湯割り」「加賀棒茶」のウェルカムドリンクをいただきましょう。ドリンクはチェックインの時だけではなく、好きな時に自由にいただけるようにセルフコーナーも用意されています。お散歩から帰ってきた時なんかに利用しても良いでしょう。
ロビーには友禅染の反物を使ったディスプレイや、人間国宝「徳田八十吉」の九谷焼ランプなどが飾られ、まるで美術館のよう。
大正レトロな館内ですが、ロビー横には無料のPCコーナーがありますし、Wi-Fiも利用できますので不便はありません。PCコーナーは、このレトロな雰囲気を壊さないように少し奥まった場所に設置されています。
レトロなルームキーは「カワイイ!」と撮影の的!片側が部屋番号、もう一方がホテルロゴのスワン(白鳥)になっています。
写真:東郷 カオル
地図を見るラウンジの横には売店があり、「落雁 諸江屋」や「きんつば中田屋」など金沢を代表する銘菓が揃います。外出時に買うと荷物になるお土産類も、ホテルの売店で買えるととても便利。出かける前にラインナップをチェックしておくと良いでしょう。
また、質の高い工芸品も売店で揃います。お部屋やティーラウンジで使われている小物も売店で扱っているものもありますよ。是非お気に入りを探してみてください。
写真:東郷 カオル
地図を見る今回ご紹介するのはプレミアフロアのスタンダードツインルーム。プレミアフロアにはエレベーター横に金沢に関する雑誌が用意されていますので、何冊か借りてお部屋に持ち込むのもおすすめ。
先ほどのレトロな鍵で開けますが、見た目とは裏腹にオートロックになっています。
光の当たり具合で美しい模様が浮き出る壁紙、蝶々が描かれたクローゼット、ベッド上には金箔を用いた竹屋町唐草の飾りなど、随所に金沢らしい美意識が感じられる空間になっています。
写真:東郷 カオル
地図を見るお部屋のテーブルには漆器の能作の小箱。開けてみると金沢を代表する和菓子の老舗、諸江屋の和三盆のお菓子「花うさぎ」が。
能作の小箱も諸江屋のお菓子も1階の売店で購入すことが可能です。
写真:東郷 カオル
地図を見るお部屋にはいろいろな飲み物が用意されていますので、お好みでいただきましょう。コーヒーはカートリッジ式でいつでもフレッシュ。ミネラルウォーターは金沢の水、加賀棒ほうじ茶はティーパックの他、枕元にはペットボトルでも用意。特にうれしいのが奥能登の「しおサイダー」。昔ながらの揚げ浜塩で作られた、スッキリとした味の大人のサイダーです。湯上り後に是非どうぞ。
もちろんコーヒーカップや湯飲みは九谷焼。同じタイプのお部屋でもそれぞれに少しずつ間取りやインテリア、茶器のデザインが異なりますので、二度目の滞在の方もどのお部屋に当たるかという楽しみもあります。
提供元:金沢白鳥路 ホテル山楽
地図を見るお部屋で一息ついたら、ラウンジでお茶はいかがですか?せっかくですので「金沢白鳥路 ホテル山楽」の特別な空間と特別なお菓子を存分に楽しみましょう。
ティーラウンジパルティでは、一般には販売されていない「吉はし」のお菓子がいただける抹茶セットがあり、この抹茶セットだけのために立ち寄る観光客もいるほどです。
写真:東郷 カオル
地図を見るコーヒーも絵になります。カップがものすごくカワイイんです!この柄は「花詰(はなづめ)」と言って、金沢の伝統的な図案の一つ。ステンドグラスからの柔らかな光と華やかなコーヒーカップが絶妙なコントラストで思わずパシャリ!
提供元:金沢白鳥路 ホテル山楽
地図を見るそしてイチ押しなのがこちらの「竹久夢二×3色金箔クリームソーダ」。テーブルに運ばれたクリームソーダには、普通ではついてこない“あるモノ”がついてきます。それがこちらの“おひげストロー”。まさにSNSにUPするためにあるような楽しいドリンク!
クリームが溶けない程度に写真を撮りまくっちゃいましょう!
部屋から温泉へは専用エレベーターで部屋着のままアクセス可能。
温泉は地下807メートルから汲み上げられるナトリウム塩化物炭酸水素塩泉「白鳥路温泉」。薄いコーヒー色で若干とろみがあり、「美人の湯」「温まりの湯」とも言われています。サウナも併設されています。
お湯は少しぬるめで、長時間じっくりと浸かることができますが、もう少し熱い方がお好みなら中央の柱に近づいてみてください。温泉が染み出ている熱い場所がありますよ。
脱衣所には紅茶花伝やオレンジジュースといったソフトドリンク系も用意。味のないお水を飲むのが苦手なお子さんにも水分補給をさせやすいですね。
湯上がりには無料のアイスのサービスも。アイスの消費量が日本一の石川県にちなんだ嬉しいサービスです。
「金沢白鳥路 ホテル山楽」は地産地消にこだわった朝食バイキングにも定評があり、楽天トラベル主催の「朝ごはんフェスティバル2016(R)」で石川県一位に選ばれた実力の持ち主。郷土料理や加賀野菜を使ったメニューが約40種類並びますが、とりわけ観光客に人気のメニューの一つが「金沢おでん」。
金沢旅行でおでんを食べるタイミングを逃した方は、是非朝食で味わってみてください。加賀野菜カレーも隠れた人気メニューですよ。
写真:東郷 カオル
地図を見るバイキングには高級魚のどぐろも並びます。お店でオーダーするとなかなかのお値段ですが、朝食のバイキングで好きなだけいただけるのは嬉しいですね。横に用意されている七輪で軽く温めると一層旨味がUPします。
写真:東郷 カオル
地図を見る「金沢白鳥路 ホテル山楽」の朝食は、和食も洋食もどちらも美味しく、どちらか片方に絞るのはもったいない。盛り付けは気にせず、和洋折衷、好きなものを好きなだけいただきましょう。
湯葉やカニを使った贅沢なお料理や、竹筒に入ったクリーミーなお豆腐が美味!食後にはプリンやパンナコッタなどのスイーツも用意されていますので、コーヒーと一緒にどうぞ。
「金沢白鳥路 ホテル山楽」は特に30代を中心とした女性に人気のホテル。「情報収集」「ちょっと良いもの」「他にはないもの」。良質なものを求め、流行に敏感なこの世代からの支持は、上の世代やこれから30代を迎える世代にも参考になるはず。
次回の金沢旅行は、ちょっと背伸びして、ここにしかない「金沢白鳥路 ホテル山楽」でのクラシカルな滞在を選んでみてはいかがですか。
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(2024/12/9更新)
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