写真:やま かづ
地図を見る西オーストラリア州の州都パース、その南西部にフリーマントルという小さな港町があります。かつての植民地時代、囚人によって建てられた美しい建築物が今でも数多く残されており、独特な雰囲気を醸し出しています。そのため、周辺にはおしゃれなレストランやカフェが集まり、いつしか観光客に人気のエリアになりました。
そんなフリーマントルには、レッドとグリーン2系統の無料バス「フリーマントルCAT(Fremantle Central Area Transit)」が走っています。小さなまちなので歩いて回ることもできますが、このバスを使えば、さらに効率よく楽しく観光することができるんです。
写真:やま かづ
地図を見る「フリーマントル駅」は、まちの北側を走るレッドCAT、そして南側を走るブルーCAT、2系統の無料バス「フリーマントルCAT」の発着地点になっています。また、パースを出発したバスや電車もこの駅に到着します。
ちなみに、この「フリーマントル駅」は、西オーストラリア州の歴史遺産として登録されています。レンガ造りのこの美しい建物は、観光のスタート地点としてはもってこいです。
写真:やま かづ
地図を見る「フリーマントル駅」から南に真っすぐに延びるマーケットストリート(Market St)とその先に続くサウステラス(South Tce)、そのあたりはカプチーノ通り(Cappuccino Strip)と呼ばれています。通り沿いには、おしゃれなレストランやカフェが軒を連ねており、昼下がりや週末にはたくさんの観光客でにぎわいます。
あなたもオープンテラスでまったりと過ぎ行く時間を楽しんでみませんか。
<バスストップ>
ブルーCAT:カプチーノ通り
写真:やま かづ
地図を見るまちのほぼ中心部に位置するのが「フリーマントルマーケット(Fremantle Market)」です。1980年代の建物が現在でもそのまま利用されており、週末のみオープンします。
「フリーマントルマーケット」でのお楽しみはもちろんショッピングですが、正面入り口近くで繰り広げられるダンスやマジック、パントマイムなどの大道芸も見ものです。人気のパフォーマーが登場すると、あたりはあっという間に黒山の人だかりとなります。
写真:やま かづ
地図を見る「フリーマントルマーケット」には140店以上の店舗が入っており、生鮮食料品から雑貨、衣類、骨董品まで幅広い商品が売られています。
中でも、石けん、キャンドル、ハーブなどのアロマセラピーグッズは種類が豊富で、日本ではお目にかかれないものもあります。それなら断然お土産物探しが楽しくなりますね。
<バスストップ>
ブルーCAT:フリーマントルマーケット
写真:やま かづ
地図を見るグルメやショッピングもいいけれど、港町フリーマントルにちなんだ海洋博物館「難破船ギャラリー(Shipwreck Galleries)」をのぞいてみてはいかがでしょうか?
かつて軍隊の倉庫として使われていた建物を博物館として再生させ、現在では原住民アボリジニの船や難破船から発見された宝物など、オーストラリアの海に関する展示が行われています。
<バスストップ>
ブルーCAT:フィッシングボート・ハーバー(Fishing Boat Harbour)
写真:やま かづ
地図を見るフリーマントルの南部に位置するフィッシングボートハーバーには、たくさんのフィッシュ&チップスの専門店が並んでいます。
週末にもなると、どのお店もランチタイムから大勢の人でにぎわいますが、その中でも特に人気なのが、カジュアルで気軽に利用できる「シセレローズ(Cicerello’s)」です。
写真:やま かづ
地図を見る「シセレローズ」のメニューの一押しは、何といってもフィッシュ&チップスです。ケチャップは使わず、レモンを絞って塩やビネガー(酢)で食べるのがここの流儀、ぜひお試しください。
フィッシュ&チップスのほかにも、ムール貝、ホタテ貝、プラウン(エビ)などのグリルメニューも豊富です。夕食時なら、潮風を感じながらローカルビールと一緒にいただきたいものです。
<バスストップ>
ブルーCAT:フィッシングボート・ハーバー
その他、オーストラリアの歴史的遺産となっている「旧フリーマントル刑務所」、民事刑務所跡「ラウンドハウス」、フェリー桟橋の倉庫を改装した「Eシェッド・マーケット」など、どれも無料バス「フリーマントルCAT」を使えば、簡単にアクセスできます。
さあ、あなたもこの「フリーマントルCAT」を使って、小さくておしゃれな港町を満喫しましょう!
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(2024/3/19更新)
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