上山琥珀工芸は社長自ら秘密の山奥にある坑道で琥珀採掘をしており、お店は奥さんと店員さんが販売に立つというスタイル。もし男性が店頭に立っていたらそれは社長!(写真の方)シャイで優しい方なので是非声をかけてあげてください。
世界の琥珀と比較してみると、バルト産琥珀は約4500万年前、ドミニカ産琥珀は約2500万年前。久慈産琥珀は約8500万年前で、恐竜の生息した時代の地層から採掘される世界でも最も古いものです。
映画『ジュラシック・パーク』で恐竜の血液を吸った蚊の化石から恐竜のDNAを抽出するシーンがあり、このシーンに琥珀が登場しています。まさに太古のロマンですね。
傍らのショーケースには贅沢にも琥珀が山のように詰められており、その中に浮島のごとく巨大な琥珀が鎮座しています。
琥珀は樹液でできているので重そうに見ええる大きさですが全然重くないんです。でも、8500万年の歴史の重みには緊張が走ります。
琥珀といえば虫が入っているの?とよく言われますが、実は久慈産琥珀で販売しているものには虫が入っていないんです。というのも、もし虫が入っていると学術的に保管されるので出荷されないんです。なので、もし虫入りの琥珀を見かけたら「バルト産かな」などと通ぶってみてはいかが。
お勧めは琥珀付ミサンガ。高級そうに感じてしまいがちな琥珀ですが、手頃なのがこの「アマリンミサンガ」です。有名な朝の連続テレビ小説でヒロインが付けていたもの。もちろん1個1個が手編みで、ついている琥珀も1粒ずつ大きさが違うのでお値段も1,000円前後と様々です。
他にも、すべてオリジナルの商品がずらり。かわいいブローチも3,000円前後ととても良心的な価格設定です。お土産として外せないアイテムです。
展示のカードにはなにやら良さそうなことが沢山書いています、店内を探してみては。
久慈市内にある道の駅くじやませ土風館。物産館の「土の館」、観光交流センターの「風の館」からなり、上山琥珀工芸さんは「土の館」の中で地元の特産品として紹介されています。
久慈原産琥珀を満喫した後はやませ土風館内をさらに探検してみてください。館内は久慈の産直市場や名産品がずらり、ゆっくり歩くと思わぬ発見もあります。ちょっと勇気を出して2階へ上がるとそこは昭和レトロにタイムスリップ。館長さんが長年かけて収集したという懐かしいおもちゃや雑誌などがズラリ、なかなかの見応えです。
(入館料 大人300円 中・高校生200円 小学生100円 小学生以下無料)
実は久慈原産琥珀の掘削体験という裏メニューが予約制であるんです。予約制なのは社長さんしか案内できないため、なかなか予約日を合わせることができないから。もし予約を取れたらラッキー!本物の久慈原産琥珀のトレジャーハンティングをお楽しみください。
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(2024/4/20更新)
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