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写真:添田 春斗
地図を見る大分県別府市の鉄輪温泉エリアに入ると、その瞬間から温泉地独特の硫黄の臭いが漂います。街のあちこちから湯煙が立ち上り、温泉情緒たっぷりです。湯量日本一を誇る別府温泉の中でも鉄輪温泉は歴史も古く、昔ながらの湯治場の雰囲気を残す魅力的な温泉地です。
「御宿 温泉閣」は、昔は各地から参拝客が訪れていた一遍上人開祖の温泉山永福寺に隣接しており、当初は宿坊として建てられ、その後旅館となって140年ちかくになります。建物は古いですが、廊下や階段の飾りなどに日本家屋の良さが残っており、落ち着ける雰囲気です。続き棟で新館にも3部屋ありますが、古さを楽しむために本館を希望する宿泊客も多いのだとか。
老舗旅館でありながらリーズナブルな料金で、韓国をはじめ、欧米からの宿泊客も多くいます。日本では全国から訪れていますが、比較的若い年代層の宿泊客が多くなっています。
写真:添田 春斗
地図を見る鉄輪温泉を貫くメインストリートの「いでゆ坂」。無料の足湯や共同温泉などがあちこちにあり、芝居小屋などもあり、その街並みには懐かしい昭和の雰囲気が漂っています。ぶらりと温泉街を散歩するのも楽しみですね。
写真:添田 春斗
地図を見る「御宿 温泉閣」はお風呂は、源泉100%、かけ流しの弱酸性の温泉です。無色透明で硫黄の臭いもそれほどなく、心地よい美肌の湯です。
館内には男女別の露天風呂と内風呂があります。露天風呂では源泉がドクドクと流れ込んでいます。源泉は98度くらいありますので、入る前に温度を調節して入ります。さすがに良泉です。身も心もゆったりとします。美肌の湯ともいわれていますので女性にも人気です。
写真:添田 春斗
地図を見る「御宿 温泉閣」の玄関近くに源泉があり、煙突から湯煙が勢いよく噴き出しています。鉄輪温泉での中でも敷地内に源泉を有する旅館は少ないんです。
写真:添田 春斗
地図を見るすぐ近くに鉄輪温泉のシンボルともなっている「鉄輪むし湯」があります。鎌倉時代に一遍上人によって創設されたもので、「御宿 温泉閣」とは近い関係にあります。
名前の通り蒸し風呂で、約8畳ほどの石室の中に入ると、温泉で熱せられた床の上に薬草が敷きつめられており、 その上に横たわります。石菖という清流沿いにしか群生しない薬草はとても良い香りがします。美容と健康に効果があると評判です。
写真:添田 春斗
地図を見る「御宿 温泉閣」の夕食は、最近は高級旅館でしかできなくなった部屋食です。周りに気兼ねなく落ち着いてゆっくり食事できるのがうれしいですね。
料理は特別凝ったものではありませんが、家庭料理的なものから地元料理、さらに大分県特産の関アジ、関サバ、豊後牛などが出てきます。
また、スタンダードのコースでも温泉地名物の「地獄蒸し」が出てきます。温泉の蒸気で蒸した独特の美味しさがあります。食べきれないくらいの量がありますが、満足の夕食です。
写真:添田 春斗
地図を見る「御宿 温泉閣」では、厨房にある昔ながらのかまどでご飯を炊いています。最近ではなかなかありませんよね。夕食や朝食にはこのかまどで炊いた炊き立てのご飯が出てきます。ここでしか味わえないご飯です。
また、庭の一画には「地獄蒸し釜」が設置され、蒸気が噴き出しています。これを使って「地獄蒸し」を作ります。
写真:添田 春斗
地図を見る部屋は、本館の2階に懐かしい感じのする和室があります。歴史を感じさせる木製の階段を登って行きますが、昔の職人の手によって作られた飾りつけなど風情を感じます。また、館内のあちこちにアンティークな家具や置物があり、日本文化の良さを訪れる人に植え付けます。外国からの宿泊客にも受けそうな作りです。
棟続きの新館には3部屋あり、広い和室で快適です。窓からは庭が見えます。
写真:添田 春斗
地図を見る玄関から入ってすぐのスペースには数百万円するグッチのテーブルが置かれたダイニングルーム風の場所があります。宿泊客はここで朝食を食べます。また、一般の人にも開放しているカフェとしても営業しています。オリジナルのプリンが人気です。
写真:添田 春斗
地図を見る別府名物といえばやはり「地獄めぐり」ですね。徒歩でも行ける美しい青色をした「海地獄」をはじめ、真っ赤な「血の池地獄」、地獄のイメージに最も近い「山地獄」、ワニがいる「鬼山地獄」など7か所の地獄めぐりはぜひ体験してほしいスポットです。
また、お猿で有名な「高崎山自然動物公園」や日本初の木製コースタージュピターがある「城島高原パーク」、レトロな遊園地「ラクテンチ」、アシカの曲芸が人気の水族館「うみたまご」など、別府市内での観光・レジャースポットは豊富でカップルやグループ、ファミリーでも一日中楽しめます。
写真:添田 春斗
地図を見るさらに、翌日には大人気の湯布院を散策したり、隣の宇佐市安心院町になりますが、車で40分程度の日本最大級のサファリパーク形式の動物園「九州自然動物公園アフリカンサファリ」で楽しむこともできます。
「御宿 温泉閣」は歴史のある老舗旅館の風格と格式はありますが、決して敷居が高い旅館ではありません。おかみさん自身が言っているように、家族を中心とした民宿的な運営を行っています。至れり尽くせりの高級旅館のサービスを期待するよりも、良質の温泉と美味しい料理を気軽に楽しめる旅館として利用してください。1泊2食付きで8000円のプランもあり、これで源泉かけ流しの温泉を楽しみ、部屋食で落ち着いて食事ができるのはお得といえるのではないでしょうか。
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