鬼怒川の渓谷沿いに立てられた、あさやのエントランスは6階にあり、応接セットが据えられたラウンジの先には広大な吹き抜けが広がっています。シャンデリアが灯り、クリスタルエレベーターが上下する館内はまるで外国のリゾートに到着したようです。フロントのある秀峰館は吹き抜けを中心に宿泊施設や館内施設が設置されています。
パイプオルガンの音色が流れる館内は重厚な応接セットが設置され、野外庭園のように水の流れがあります。館内施設はあさやオリジナルカクテルが自慢のバーやカラオケルーム、キッズルームわらべや日光や鬼怒川の郷土資料から雑誌などが客室でも利用できるあさやライブラリーなど室内や館内でもゆっくりと滞在することが出来ます。
宿泊は秀峰館と別館の八番館の2館あり、ハイグレードの“貴賓室”や、和室、洋室、和洋室からスモールツインなど多彩な部屋を選ぶことが出来ます。また、部屋は全室温泉が引かれ、眺望露天風呂や浴室の部屋があります。写真の部屋は、秀峰館の最上階のデラックスツイン。セミダブルのベットに、マッサージチェアが設置され快適な宿泊が出ます。
あさやの夕食は、和風ダイニングや個室料亭で落ち着いて頂く、5つの和食コースと、和洋中100種類の料理が並ぶブッフェ型式の2つが選べます。お勧めは、オープンキッチンで焼立て、揚げたての料理や20種類以上の果物やデザートが楽しめる圧巻の夕食ブッフェ。
すき焼きや鍋焼きハンバーグ、水餃子などのお鍋や、フレンチやサウザン、シーザーサラダなど25種類のドレッシングやお酢、オイルを選べるサラダコーナー、マグロやエビ、刻み海苔などの具を干瓢のチラシ寿司や酢飯にのせて戴く勝手丼など、あさやならではの夕食が楽しめます。2017年2月にはレストランがリニューアルされ“ピザ釜”がオープンします。人気の夕食ブッフェに焼立てのピッツァが新たに加わります。
オリジナルパスタコーナーでは、湯葉やパプリカ、マッシュルームなどの具と、スパゲッティーかコンキリエの麺とペペロンチーノや明太子、カルボナーラなどのソースを選ぶと目の前で調理をしてくれます。写真は、ほうれん草とマッシュルーム、ベーコンのカルボナーラ。出来立てのパスタはとても美味しい!
デザートコーナーも充実しています。シュークリームやいちごムースキなど9種類のケーキに、いちごプリンやパンナコッタなどのデザート、果物にアイスクリームもあります。それぞれ、ケースで保湿、氷で冷やされて美味しくいただけます。
あさやの大浴場は、八番館の地下1階、秀峰館の1階と屋上にある空中庭園露天風呂の3ヶ所、浴場には、サウナやジェットバス、座湯や寝湯があり、色々な湯船で温泉が楽しめます。特に、八番館の女湯は、微粒子の泡で血液の循環を高め肌が潤う“シルク風呂”と、超微細水粒の水分子でマイナスイオン潤う“ナノミストサウナ”がありお勧めです。
温泉の泉質はPH8.9のアルカリ性単純温泉、肌当たりが柔らかく、刺激が少ないため、お子さんから年配の方まで安心して入浴できます。この他、4つの貸切風呂と秋田県玉川温泉の湯の花を焼結したセラミックボールを敷き詰めた“岩盤浴”も注目です。
空中庭園露天風呂は、船形の湯船がある南側のお風呂と、鬼怒川の水源地“鬼怒沼”に伝わる“きぬ姫伝説”をイメージした北側のお風呂が毎日男女入れ替わります。1泊2日であれば、当日と翌日で2つのお風呂と風景が楽しめます。
“きぬ姫伝説”をイメージした“きぬ姫の湯”は、“鬼怒沼”を表した3つの丸いお風呂を、守り神の龍を表現した堀に囲まれています。先端の立ち湯から見える高原山は心が癒されます。天気が良ければ満天の星と、朝日に照らされた幻想的な高原山が見られます。
朝食ブッフェも和洋60種類のメニューと充実しています。朝のサラダは、レタスやトマト、水菜、ミックスビーンズを梅や柚、ワサビなど13種類のドレッシング、はちみつやリンゴ、えごまや、オリーブなどのお酢やオイルでいただきます。トッピングはフライドオニオンや、ゴボウ、クルトンなど、ヘルシーな朝食に彩りを添えます。
コーナーの1角を占めるのは、あさや特製和牛カレー。30種類のスパイスと黒毛和牛のカレーは、まろやかで朝食でも違和感はありません。デザートはポリフェノールやカルシウム、鉄分など栄養素豊富なスーパーフルーツ、アサイーのゼリーや、千本松牧場のヨーグルトや果物などデザートや野菜ジュースなど種類も豊富です。
朝食のオープンキッチンはマッシュルームや、ベーコン、シメジ、コーンなどのトッピングで目の前で焼き上げてくれるトッピングオムレツ。ふわふわのオムレツと合わせるパンもフランスパンに食パン、クロワッサン、バターロールなど色々な味が楽しめます。
周辺観光でお勧めは鬼怒川の渓谷美を巡る散策。ホテルから南へ車で10分弱にある“盾岩”は鬼怒川に削り取られた渓谷に現れた高さ70メートルもの巨岩。中世の騎士が持つ盾に似ていることから名付けられました。温泉街と対岸にある盾岩には、全長140メートル、高さ40メートルの大吊橋が掛けられています。
少し揺れる橋上からは荒々しく削り取られた渓谷と緩やかに流れる鬼怒川が眼下に映ります。対岸のトンネルを抜けると、盾岩鬼怒姫神社、盾岩頂上の展望台からは、鶏頂山や釈迦ヶ岳、西平岳が連なる高原山が見えます。
鬼怒盾岩大吊橋は、ゆっくりと流れる女性的な鬼怒川と男性的な盾岩を結ぶ“縁結びの橋”とも呼ばれています。また、楯岩鬼怒姫神社は縁結びと子宝のご利益があり、展望台には縁結びの鐘があり、若いカップルにも人気があるそうです。
踊る龍の姿に似ていることから名付けられた“龍王峡”へはホテルから北へ車で10分弱、会津鬼怒川線龍王駅から川治温泉の間約3キロに渡り渓谷が続きます。渓谷内には全長約6キロ、約3時間の自然探求路が設置され体力に合わせて散策が楽しめます。
江戸時代、鬼怒川の西岸は日光詣での僧侶や大名だけが利用できる温泉で,庶民が利用できる東側と区分けされていました。明治時代になり、西岸も一般に開放され営業を始めた初代“麻屋”は、特別な温泉として人気を集めたのではないでしょうか。館内には区分けされていた標石が案内されています。
100種類の料理が並ぶ夕食ブッフェと、60種類のメニューの朝食は数が多いだけではありません。全室に温泉が引かれ、八番館と秀峰館の2か所にある大浴場と空中庭園露天風呂、貸切風呂や、秋田県玉川温泉の湯の花を焼結したセラミックボールを敷き詰めた岩盤浴など様々に楽しめる温泉リゾートです。
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(2025/2/11更新)
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