写真:Yamaneco M
地図を見るナミブ砂漠観光への拠点となるのは、ナミビア南西部の村・セスリム(Sesriem)。セスリムでの宿泊は国立公園内にあるセスリム・キャンプサイトがオススメです。
ナミブ砂漠の大部分は国立公園に指定されていて、2つのゲートがあります。それぞれのゲートには開閉時間が決められており、その時間内にしか中に立ち入ることができません。ここで大事なのが、ナミブ砂漠観光の醍醐味とも言える美しい日の出の時間帯!
しかし、国立公園のメインゲートの開門が日の出以降なのです。そこで!砂漠に昇る日の出を見たいのであれば、このセスリム・キャンプサイトに宿泊しましょう。ここは国立公園のメインゲート内にあるので、日の出鑑賞に間に合うように朝早く出発することができます。
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地図を見るナミブ砂漠観光の拠点となるセスリム周辺にはたくさんの砂丘がありますが、その中でも一番の大砂丘・DUNE45(デューン45)は必見です!この大砂丘は国立公園入口・セスリムゲートから45q地点の場所にあります。
特に夕陽スポットとして有名で、夕暮れ時にはたくさんの観光客がやってきます。ナミブ砂漠の砂は風に乗って鉄分が付着し酸化したことで赤いと言われていますが、夕陽に照らされてさらに赤く染まっていくアプリコット色の大砂丘はまさに絶景!
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地図を見る眺めているだけでも美しいですが、ぜひ大砂丘を登ってみましょう。砂漠の砂はきめ細かくサラサラで足を取られて歩きにくいので、ストラップ付のサンダルか素足で登るのが良いでしょう。砂丘の頂上までは30分ほどです。
砂丘の頂上に腰を下ろしゆっくりと夕陽が沈んでいくのを眺める時間は何とも贅沢!そこから見下ろす景色は、まるで別世界の砂の惑星のようです。
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地図を見るDUNE45から更に先にある砂漠の奥地にも足を延ばしてみましょう。セスリムのメインゲートからは約60q、DUNE45から20分ほど進んだところにあるのがナミブ砂漠の最深部・ソススフレイ(SOSSUSVLEI)。
アプリコット色の砂丘が果てしなく広がる圧倒的な砂の世界は砂漠の奥まで来た実感をひしひしと感じさせてくれることでしょう。ここでの見どころは「死の沼」と言われるデッドフレイ(Deadvlei)やソススフレイで一番大きい砂丘ビッグダディ(Big Daddy)など。まさにナミブ砂漠観光のハイライトにもなっている場所です。
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地図を見るソススフレイへの手前5q地点から先は砂道の未舗装地帯。4WD車でのみ進入することができます。歩くことも可能ですが炎天下の足元が悪い砂漠を5qも歩くという選択肢はオススメできません。
通行制限エリアの入口付近からナショナルパークを管理するNWR(ナミビア・ワイルドライフリゾート)のシャトルがソススフレイまでの道を往復で運行しているので利用するといいでしょう。
NWRシャトル:<料金>往復110ナミビアドル(随時人が集まり次第ピストン運行)
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地図を見るソススフレイの砂丘を登りオアシスのような池と緑の景色を見ながら進んでいくと、砂漠の中に突如白い光景が現れます。このぽっかり出現する不思議な白い景色がデッドフレイ。約900年も前から干からびているという通称「死の沼地」です。
その名前からもわかるように灼熱の太陽と乾燥した枯れた大地、その過酷な厳しい環境が生み出した場所です。観光の際は要注意!特に日中は下からこみ上げる熱と上から照り付ける太陽でかなり熱いので、日差し対策や水分の用意など準備を整えてから出かけるようにしましょう。
写真:Yamaneco M
地図を見る白い乾いた大地と哀愁漂う枯れた木。そして背景にはアプリコット色の砂漠。それぞれの光と影が生み出す独特のコントラストがまるで絵のような景色!
写真:Yamaneco M
地図を見るデッドフレイが最も美しく見えるのは朝日が昇る数分間!日の出と共に赤く染まって光り輝く砂丘と枯れ木が生み出す光景は、木が真っ赤に燃えているかのように神秘的で何とも言えない絶景を生み出します。
絵画のようなアーティスティックな写真が撮りたいと、その瞬間を求めて世界中からたくさんの人が訪れています。
写真:Yamaneco M
地図を見る砂漠と言えば多くの方がラクダの姿を連想するのではないでしょうか。ナミブ砂漠には残念ながらラクダの姿は見かけませんが、オリックスやガゼルやインパラなどの野生動物がひょっこり現れることも!
アフリカらしい原風景に出会えるのもナミブ砂漠の大きな魅力ですね。
いかがでしたでしょうか。ナミブ砂漠と一言で言っても広大な砂丘群にはたくさんの見どころがあり、そこでしか体験できない魅力がたくさんあります。
朝日や夕陽を見に大砂丘に登ってみたり、砂漠を走り回ったり、野生動物を探してみたり、キャンプをしたり…とアクティブに大自然を楽しみたい方にぴったりの旅先です。
ぜひゆっくり時間をとって心ゆくまで赤い砂丘を遊びつくしてくださいね!
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この記事を書いたナビゲーター
Yamaneco M
大阪生まれの関西人。旅をこよなく愛する気ままな旅人。スキさえあればバックパック背負って日本を脱出します。これまでの渡航国は通算75ヶ国以上。まだまだ行きたい国や場所が尽きないのが悩み。有名な観光地より…
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