北極星が見守る古刹!大阪能勢“妙見さん”で開運祈願

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北極星が見守る古刹!大阪能勢“妙見さん”で開運祈願

北極星が見守る古刹!大阪能勢“妙見さん”で開運祈願

更新日:2017/04/18 12:21

古井 きまちのプロフィール写真 古井 きまち

「能勢の妙見さん」の愛称で親しまれている日蓮宗霊場「能勢妙見山」。大阪から車や電車で約1時間ほどの大阪府豊能郡能勢町、妙見山の山頂にあります。「妙見さん」とは、北極星を神とした妙見大菩薩のこと。常に北をさし示す北極星は、昔から旅人の道案内として仰ぎ見られたことから、人生をよい方向へ導いてくれると信仰され、開運の守護神とされています。独特の雰囲気とパワーを持つ妙見山へ行ってみましょう!

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ちょっと不思議な星の神様に会いに行こう

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写真:古井 きまち

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妙見山の北極星信仰は750年頃、星の王様がこの山に降りてきたと言い伝えがあり、山頂に北辰星をお祀りしたのが始まりと伝えられています。妙見信仰はその後、平安時代、戦国時代とへて江戸時代には多くの信仰を集め、能勢妙見山東京別院には坂本龍馬や勝海舟親子も通っていたといわれています。

妙見山の参道を登り、本殿のある山門の手前に、写真の信徒会館「星嶺」が現れます。1998年に建てられ、新たなシンボルとなったこの建物は、妙見大菩薩の降臨をイメージし、北極星信仰の象徴である「星」と能勢家の家紋である「矢筈」をモチーフに、世界的な建築家高松伸氏が設計しました。お寺とはちょっと雰囲気の違うちょっと異質な建物ですが、ここから眺める景色は最高です!

ちょっと不思議な星の神様に会いに行こう

写真:古井 きまち

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他の神社仏閣とはちょっと違う妙見山の不思議な雰囲気は、参道入口から始まります。入口には、鳥居があります。鳥居は神社に建てるものと一般的には認識されますが、お寺である能勢妙見山になぜ鳥居があるのでしょう。これは昔、神仏習合といい、神様と仏様を同じようにお祀りし、聖域と俗界を隔てるものとして鳥居が建てられていました。明治に入り、神仏分離が行なわれ、鳥居は神社のものとなりましたが、妙見山では今も昔の名残として鳥居が残されています。

ちょっと不思議な星の神様に会いに行こう

写真:古井 きまち

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参道を少し進むと馬の像が現れます。妙見山には馬があちこちにあります。古来より仏神に馬を奉納することがよいと言われ、願い事を叶えてもらうために生きた馬を奉納する習慣がありました。妙見山の境内には馬が八頭います。商売や受験など、ここぞという時には、開運殿に加え、神馬のお馬さんにお願いすると運気が上がるといわれています。大小様々な八頭の神馬を見つけて、お願い事をしてみてはいかがでしょう。

ちなみに写真の馬の鞍部分にある金の十字のような文様が、能勢家の家紋である「矢筈」。十字架のように見えるため、江戸時代には隠れキリシタンが十字架とみなして拝んでいたとも伝わっています。

いざ、本殿へ!

いざ、本殿へ!

写真:古井 きまち

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こちらが本殿。開運の守護神である北辰妙見大菩薩が祀られています。妙見大菩薩の妙という字は美しい、清らか、見は見た目という意味から、 美しい姿ということで、古くから芸能界・花柳界からも信仰されています。本殿横にある浄水堂では地下200mより汲み上げた浄水が「妙見のご神水」として自由に汲むことができます。この浄水堂の柱には「4代目中村歌右衛門」の銘があり、150年前に寄進されたことがうかがえます。中村勘三郎さんの祖先ですね。

いざ、本殿へ!

写真:古井 きまち

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妙見山ではスタンプラリーがあり、妙見山上の七つの鐘をめぐり、祈ることで願いが叶うといわれています。鐘スポット7か所全部集めて寺務所に行くと、七つの鐘の御朱印を有料でもらうことができます。

いざ、本殿へ!

写真:古井 きまち

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妙見山には「お馬さん」と親しみを込めて呼ばれる神馬(じんめ)が参道などいくつも奉納されています。古来、願いを叶えてもらうために奉納していた生きた馬。その代わりに土や木で作った馬、紙に書いた馬など奉納するようになったのが絵馬の始まりです。この絵馬堂もスタンプラリーのスポットで、絵馬に願いを書くことで、妙見様に願いを運ぶ八神馬が、風のように早く願いを運んでくれるかも。ちなみに、この絵馬堂の崖にせり出した懸造りの建築様式は、清水の舞台と同じ様式です。

開運祈願以外のお楽しみも。

開運祈願以外のお楽しみも。

写真:古井 きまち

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妙見山へは、御祈祷・御回向などの参拝目的で来山する人には、能勢電鉄の妙見口駅まで送迎バスもありますが(要予約)、妙見口駅からは、バスまたは徒歩にて「妙見ケーブルのりば」へ行き、妙見ケーブル&リフトで、ちょっとしたレジャー気分で山上へ向かうことができます。

リフトでは季節によって菜の花やコスモスが眼下に咲き、季節の花が楽しめます。ケーブルからの眺めも春は桜、夏は緑、秋は紅葉に彩られ、季節ごとに山の景色が楽しめます。妙見口駅までの能勢電鉄は、能勢妙見山への参拝客輸送を目的として設立された路線で、ローカル色いっぱい。ゆったりした雰囲気に癒されますよ。

開運祈願以外のお楽しみも。

写真:古井 きまち

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妙見山は標高660m。大阪湾から関西空港まで見渡せ、晴れていれば淡路島も見えます。妙見山には約1万年前の氷河期から続くブナ林の原生林があります。ブナは通常寒い地域で育つ木で、関西のような暖かい場所では標高600メートルは限界。瀬戸内沿岸域でも、六甲山、和泉葛城山、大和葛城山と妙見山にわずかに残存するだけの貴重なものです。幹周り3メートルほどの大きな木を中心に約400本の主要部は大阪府側に分布していて、昭和58年に大阪府の天然記念物に指定されました。

関西では珍しいブナ林のある自然豊かな妙見山での森林浴を楽しむことが、新しいアイデアが浮かんだり、心が安らかになったり、開運の秘訣になるかもしれませんね。

最後に

リフトのりばのある妙見山中腹の「ふれあい広場」では、展望デッキで土器を投げて厄払いを行う「かわらけ投げ」も人気。古来から厄を落とす縁起物とされるかわらけを投げることで厄払いになり、ここのかわらけは、日蓮宗霊場能勢妙見山で祈とうを受けていて、霊験もあらたか!

妙見山中腹にはこの他、シグナス森林鉄道というトロッコ列車やバーベキューテラスなどもあります。レジャーやハイキングを兼ねて、関西屈指のパワースポットに訪れてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/29 訪問

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