ラムサール条約登録の広大な湿地帯公園・米子水鳥公園

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ラムサール条約登録の広大な湿地帯公園・米子水鳥公園

ラムサール条約登録の広大な湿地帯公園・米子水鳥公園

更新日:2017/03/04 15:18

栗原 由のプロフィール写真 栗原 由 温泉ナビゲーター

鳥取県米子市にある「米子水鳥公園」は、数多くの種類の水鳥を見ることができる、山陰地方屈指の飛来地です。

登録湿地としてラムサール条約に登録されたこの公園を訪れれば、野鳥の美しさをあらためて感じることは間違いなし!ファミリーでも楽しめる自然いっぱいの公園を堪能してみましょう。

山陰屈指の水鳥公園

山陰の水鳥の飛来地といえばここ米子水鳥公園です。この公園は鳥取県と島根県に接する、中海の一部として2005年11月8日に日本国内50ヵ所あるうちの一つとしてラムサール条約登録湿地となりました。ラムサール条約登録湿地とは、条約に基づく「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に登録された湿地です。

ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。このことから、「米子水鳥公園」は国際的に重要な湿地帯ということが言えます。

「米子水鳥公園」は、18ヘクタールの広さがあり、国内に生息する水鳥の約42パーセントの種類の野鳥を、この公園で観察することができます。水鳥の観察にはお勧めの場所です。水鳥公園では、11月半ばから3月半ばぐらいまでコハクョウが飛来し夕方から翌朝までこの公園で羽を休めています。

写真の建物は公園のメインのネイチャーセンターです。ここで、水鳥たちの観察ができます。センター内では、観察以外にも鳥の剥製が展示してあったり鳥の資料があります。鳥の剥製を見ると、実際の鳥の大きさなどよくわります。望遠鏡など遠目で見るよりも迫力があったりしますよ。

また、センター内にあるパソコンでは鳥の解説や鳴き声を聞いたりすることができ、より良く鳥のことを知ることができます。きっと鳥たちに親しみがわくことでしょう。

山陰屈指の水鳥公園

写真:栗原 由

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公園内で観られる水鳥たち

公園内で観られる水鳥たち

提供元:KSP.f64

https://ksp-f64.jimdo.com/

水鳥たちは昼間活動するので、水鳥がこの米子水鳥公園(つばさ池)で一番よく見られる時間帯は朝と夕方です。

夏季はカイツブリやカルガモなどが見られます。望遠鏡や双眼鏡も備えつけられて、ボランティアの方やレンジャー(指導員)の方から鳥の名前など親切に教えてもらうこともでき、鳥のことがわからなくても楽しむことができます。

冬季は朝早く鳥たちが活動するので朝が見ごろです。コハクチョウをはじめカモやサギなどの鳥を見ることができます。

公園内で観られる水鳥たち

提供元:KSP.f64

https://ksp-f64.jimdo.com/

スズメぐらいの大きさのカワセミ。かわいい鳥ですが「チィチィー」という自転車の錆びたブレーキ音のような鳴き声をしています。食べ物は、魚やザリガニを食べています。その美しい姿で水に飛び込み獲物を捕まえます。

カワセミは一年中みることができます。また活動する時間も一日中です。午前中に見られことが多いですが、カワセミを見るにはじっと待つしかありません。忍耐強く待ってみましょう。

公園内で観られる水鳥たち

写真:栗原 由

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冬の時期だけロシアから飛来するコハクチョウ。朝夕は公園で休み、昼間は島根県の安来市の田園で餌を食べています。頭が黒っぽいハクチョウは生まれたばかりの若いこどものハクチョウです。

ファミリーでゆっくりと楽しめる

ファミリーでゆっくりと楽しめる

提供元:KSP.f64

https://ksp-f64.jimdo.com/地図を見る

公園は野鳥を観察する小屋(ネイチャーセンター)と屋外の公園があります。野鳥以外にもトンボやメダカもたくさん生息しています。

ファミリーでゆっくりと楽しめる

写真:栗原 由

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この公園はファミリーで来園する方もとても多く、親子で公園内(ジュニアレンジャーの森)に掲示してあるクイズを解いたり、メダカの生息池(メダカ池)でメダカの観察をしたりすることができます。

ネイチャーセンターから観察用の採取網と容器を無料で借りられるので、道具を借りてぜひ自分で採取して観察してみましょう。

ファミリーでゆっくりと楽しめる

写真:栗原 由

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こどもたちはこの公園でのメダカ捕りに夢中になってしまうことがしばしばあります。よく、お母さんたちに「もうそろそろやめようよ」「あと一匹捕ったらね」などと言われるくらいみんな夢中になって、メダカ採取をしてしまうほどです。

公園からも(水鳥観察桟橋)水鳥を観察することができます。じっと待っているとカワセミを見ることもできますよ。カワセミは希少な鳥の一つで大きさはスズメぐらいで用心深い鳥です。コバルトブルーの羽の色が美しい鳥で野鳥ファンの中では人気の高い鳥です。観察や写真撮影用にブラインド(かわせみ観察壁)が作られているのでここからのぞいてカワセミを待ってみてください。出遭えたらラッキー!そしてそのかわいさと美しさに魅了されてしまうでしょう。

残したい日本の音風景100選のひとつ

残したい日本の音風景100選のひとつ

写真:栗原 由

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もうひとつ忘れてはいけない魅力が“鳥のさえずり”です。1996年7月に環境省の残したい「日本の音風景100選」に選ばれているこの公園では、鳥たちのさえずりを聴くことも楽しみの一つです。公園内にじっと座っていると鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。いつもとは少し違った時間をこの水鳥公園で過ごす時間はとても自然あふれています。

また、この公園では毎月手作り自然教室や自然観察のイベントが開催されています。イベントの中には「中海の七珍を味わおう」など、地元の人にとっても珍しい内容のイベントも開催されています。詳細な内容等はホームページで確認し申し込みを行ってください。

活動プログラム

団体(学校、エコクラブ、こども会)等の方で、事前に活動プログラムに申し込みされると、レンジャーの指導のもとに野鳥の観察などできます。ぜひ、利用されて野鳥と親しみさらに、環境についても学んでみてはいかがでしょうか。

野鳥たちが公園内にいるのは、朝と夕方になります。その他の時間でも鳥たちはいますが、その時間のほうが観察するには適しています。季節により開館時間が違うのであらかじめ確認のうえお越しください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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