写真:Shibayama Shiho
地図を見るイタリア、トスカーナ州ピサ県にポンテデーラという町があります。この小さな町にはPiaggio社があり、オートバイ産業が有名です。
Piaggio社は1884年創業。戦前までは鉄道車両や航空機を製造していました。戦後、1946年にPiaggio社の代名詞ともいえるスクーターVespa(ヴェスパ)を発表(写真上)。Vespaは今でも世界中にファンの多いスクーターです。そんなPiaggio社の側にPiaggio博物館があります。
写真:Shibayama Shiho
地図を見る以前は鉄道車両を製造していた会社だけあり、Piaggio博物館の入り口には、線路と鉄道車両が設置されていて、インパクトは大。博物館の中にはPiaggio社歴代のスクーター、オートバイ等がズラリと展示されています。それらは半世紀以上経っていても、現代でもなおスタイリッシュな物が多いです。
写真:Shibayama Shiho
地図を見る博物館内には資料室もあります。本棚にびっしり並べられたファイルの数から、ケースに入った写真などからも、Piaggio社の歴史が感じられます。
この資料室と言うのが写真からも分かっていただけると思うのですが、なかなかオシャレ!さすがイタリア、さすがPiaggio社!と感心してしまします。
写真:Shibayama Shiho
地図を見るそれでは、館内に展示されているスクーター、オートバイたちを少し見ていきましょう。
Piaggio社を代表するスクーター、Vespa!イタリアでは今でもよくVespaのスクーターを目にします。昔からあまり変わらなぬこのデザイン。中世の街並みを残したイタリアの風景にもよく合います。
Piaggio博物館では歴代のVespa、様々な色のVespa、様々なデザインのVespaを一度に見ることが可能です。同じモデルのスクーターでも、色やデザインがたくさんあってとても個性的です。写真上にある赤い巨大なVespaも必見ですよ!
写真:Shibayama Shiho
地図を見るこちらはGileraというモデルのオートバイです。Gileraはもともと世界で初めてオートバイを市販したイタリアの会社でしたが、1969年よりPiaggio社の傘下に入り、現在はPiaggio社のオートバイの一つとなっています。女性が見ても、素敵なオートバイですね。
写真:Shibayama Shiho
地図を見るこちらはVespaです。でも、普通のVespaではありません。2015年にPiggio社とイタリアのファッションブランドGiorgio Armaniが共同で作成したVespaです。Paggioグループ誕生130年周年、Giorgio Armani創業40周年を記念して、イタリアを代表するクリエイティブな2社が手がけました。もちろん、スクーターなのですが、もはや芸術作品とも言えますね。こんな特別なVespaもこの博物館では見ることができます。
写真:Shibayama Shiho
地図を見る館内にはショップもあり、Piaggio社オリジナルの商品の購入も可能です。Tシャツなどはお土産にもいいですね。
写真:Shibayama Shiho
地図を見るまた、現在“Futurismo tutti in moto”という未来主義とオートバイをテーマにした展示会が博物館内で催されています。古いオートバイと共に展示されている絵画や写真等も見応えありです。(展示会は2017年4月18日まで)
Piaggio博物館は火曜日〜金曜日10:00〜18:00時、土曜日10:00〜13:00、14:00〜18:00、日曜日10:00〜18:00開館、月曜日は休館です。入館は無料。(特別展示会は有料になります。)
トスカーナ州にお越しの際は、美術館や教会だけでなく、近代的なPiaggio博物館訪問もいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -