写真:猫乃 みいこ
地図を見る宮城県の白石市にある「宮城蔵王キツネ村」は、自然のままのキツネの姿が観察できる貴重な施設。しかも、柵の中のキツネを鑑賞するのではなく、自然に過ごすキツネたちの中に人間が歩いて入るという、サファリパークスタイルが魅力です。
キツネ村の守り神であるゴリラのオブジェ「ロッキーくん」のお出迎えを受け、さあ入場してみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る広大な敷地の林は、宮城蔵王の大自然そのもの。林の中を自由に走り回るキツネたちが見られます。
入場料は、大人1000円、小学6年生までは無料。ただし、子ども1人に付き、大人1人の付き添いが必要です。子ども1人に大人1人の付き添いが必要な訳とは・・。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る「手を出したら100%噛まれます。後ろから襲ってくることもあります。歯が強いので、ブーツまで貫通します。保険はありません。すべて自己責任で入ってください。キツネが近づいて来たら、逃げないで2,3歩踏み出して」などと、入場前にしっかりと注意事項を言ってくれるスタッフさん。「こんな風に噛まれます」と、噛まれた指を見せてくれることも。
なぜ、そんなにも注意するのか。
その理由は、キツネたちが自然のままに飼育されているから。
普通の動物園と違って、キツネのテリトリーに人間が入っていくわけですから、それくらいの注意は必要なのです。
これだけ注意があると、大丈夫かな?と緊張しながら入ると思いますが、注意事項さえ守っていれば、決して危ないことはありません。自然の姿のかわいいキツネたちを、たくさん写真に収めよう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る季節の移ろいと共に、大自然の中にある宮城蔵王キツネ村では、四季それぞれのキツネたちの姿を楽しむことが出来ます。
冬の時期は、園内が白い雪に包まれて、キツネが見つけやすいのが利点。しかも、ふっくらとした冬毛のキツネたちはモッフモフ。黄金色に光るキツネの姿は、とても美しいものです。そして、冬は恋の季節でもあります。恋の駆け引きでキツネたちがケンカになることも。
春は赤ちゃん誕生の季節、夏は夏毛でスマートになったキツネたち、秋は色鮮やかな紅葉の中をキツネたちが遊びます。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る写真:猫乃 みいこ
地図を見る園内では、おなじみのキタキツネの他に、めずらしい種類の銀ギツネ、青ギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの6種類のキツネがお出迎えしてくれます。
キタキツネというと、エキノコックスの心配をする方もいるでしょうが、こちらのキツネたちはすべて養殖のため、エキノコックスの心配はありません。安心して楽しめますね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る園内の丘の上にあるのが、「御金(おこん)稲荷神社」。
稲荷神社のシンボルであるキツネが「おこん様」などと呼ばれることから、「御金」は、「おかね」ではなくて「おこん」と読みます。
全国に稲荷神社は数々あれど、稲荷神社に実際にキツネが遊ぶのは全国で、いえ全世界でここだけ!まさに神秘の「御金稲荷神社」。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る冬の時期は、白い雪の中に朱塗りの社殿が映え、そこに黄金色や銀色のキツネが寛ぐ姿は、まさに神様の御遣いのよう。
宮城蔵王キツネ村へは、JR白石蔵王駅や東北自動車道の白石インターから車で20分。泉質の良い遠刈田温泉からも、車で20分ほどの距離です。
近年、かわいらしいキツネたちに惹かれて、外国人の来園者も増え、中にはタクシーで来園される方も。帰りのタクシーを呼ぶときには、売店の方に言ってくださいね。個別に呼ぶと時間がかかったり、他の人が乗ってしまったりします。
「宮交観光サービス」の日帰りバスツアー「宮城蔵王キツネ村へ行こう!(白石名物うーめんランチ&宮城名物ずんだ餅付)」を利用する方法も。バスツアーは、仙台駅・白石蔵王駅から不定期で運行されています。詳しくは下記「関連MEMO」を参考にしてください。
かわいいキツネたちと、季節ごとの「森の休日」を過ごしてみませんか?
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(2024/3/28更新)
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