写真:猫乃 みいこ
地図を見る札幌の街のシンボルと言えば、時間が表示してあるので待ち合わせの頼りにもなる「テレビ塔」と、「大通公園」。
大通公園は、2月の雪まつり会場としても有名ですが、初冬の大通公園を彩るのは暖かな光のイルミネーション。もはや芸術と言っても良いくらいの、さまざまなデザインのオブジェで飾られます。
写真は、3丁目会場の「ライラック」のイルミネーション。ライラックは札幌市の木として知られ、5月には大通公園で「さっぽろライラックまつり」が開かれるくらい、市民には親しまれている花なのです。冬にライラックの花は見られませんが、イルミネーションによって高さ6.8mのライラックの花を見事に咲かせてくれました!
写真:猫乃 みいこ
地図を見る同じく3丁目会場にある「イルミネーションゲート」は、3mの高さのゲートの真ん中に人を入れて撮影できるオブジェです。撮影に自信のない方は、ボランティア隊が無料で撮影をしてくれる時間もありますので、近くのサービスコーナーで実施時間を確認してみてくださいね。無料で撮影してくれる他に、有料(1000円)の撮影もしてくれます。
私は、イルミネーションゲートの中に写真のようにテレビ塔を入れてみました。こんな撮影も楽しいですよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るメインイルミネーションを上から撮影できるようにと、撮影ステージ「きらめきの橋」が新設されました。橋自体がキラキラのオブジェになっています。橋は一方通行で、上り口には行列ができていますが、是非並んでみてくださいね。どんな風景が見られるのか?ワクワクしながら待っていると、そこに広がるのは〜。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るきらめきの橋に上ると、下から見るのとはまるで違った光景が広がります。圧巻は58,270個のキラキラが作るシンボルオブジェ「クリスタルリバー」。たくさんの青い光が着いたり消えたり、縦の川模様になったり、横の川模様になったりと、次々と形を変えていくので、まるで川が流れているように見えるのです。あちこちから「うわ〜キレイ!」という歓声が聞こえてきました。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る1丁目会場は、テレビ塔のすぐ下のエリアです。そこにあるのは点滅によって赤いハート形が現れる、高さ15mの「愛のツリー」。訪れた人々が、それぞれの愛を誓えるような暖かなぬくもりを感じるツリーとなっています。
会期中の毎日18:00、19:00、20:00の1分前には、すべてのイルミネーションがいったん消灯し、その後カウントダウンに合わせて一斉に再点灯する様子は感動的!ぜひ体験してくださいね。
いかがでしたか?キラキラのイルミネーションに安らぎを覚えたかたが多いのではないでしょうか。ただこれだけ豪華なイルミネーションの電気使用量は、いったいどうなっているの?と気になった方も多いはず。実はイルミネーションオブジェは、すべてBDF(バイオディーゼル燃料)発電で点灯されているのです。
会期中、2丁目と3丁目には発電の原料になる、使用済み食用油の回収ボックスが設置されています。軽油の替わりに、地球にやさしいエコなエネルギーを使っているというのは感心しますよね。
第33回さっぽろホワイトイルミネーションの会期は、大通会場は平成25年11月22日(金)〜平成25年12月25日(水)。11月29日からはミュンヘン・クリスマス市が始まりますし、ストリートの街路樹をイルミネーションで飾る立木装飾は平成26年2月14日(金)まで楽しめますので、冬の札幌のグルメや観光と一緒に楽しんでくださいね。
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(2024/9/9更新)
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