東海道五十三次の宿場町「関宿」で江戸情緒あふれる散策はいかがですか?

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東海道五十三次の宿場町「関宿」で江戸情緒あふれる散策はいかがですか?

東海道五十三次の宿場町「関宿」で江戸情緒あふれる散策はいかがですか?

更新日:2013/11/28 11:41

Shinkurouのプロフィール写真 Shinkurou

古くから参勤交代・伊勢まいりの旅人で賑わった「関宿」は、江戸・明治時代に建てられた約200軒の町家が現存し、往時の佇まいを残しながら今も生活の場となっている国の重要伝統的建造物保存地区です。また比較的混雑も少ないのでゆっくりと歴史街道を楽しめ、ペット同伴の方にもお勧めの場所。旧旅籠「玉屋」、築120年の町家を利用したゲストハウス等、ゆったりとした時間を過ごせる旅はいかがですか。

往時の宿場の雰囲気を色濃く残す「関宿」

往時の宿場の雰囲気を色濃く残す「関宿」

写真:Shinkurou

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東海道五十三次の四十七番目の宿場町として賑わった関宿ですが、その歴史はとても古く、約670年頃には関所が置かれていたと考えられています。

現在、旧東海道の宿場町のほとんどが観光地化されてしまいましたが、ここ関宿の町家は日々の生活の中で維持されてきた為、ほとんどの建物が往時の雰囲気を色濃く残しています。

東西追分の間にある約1.8キロメートルの道沿いに、江戸から明治に建てられた200軒もの町家が残り、しかも驚く事に、その古民家のほとんどが、今も生活の場として使われ大切に保存・維持されています。

写真は江戸時代からの関宿の名物「志ら玉」を作り続ける前田屋製菓ですが、当時の旅人も立ち寄ったのでしょうか。あっさりしたこしあんの可愛い和菓子「志ら玉」は、子どもの頃にお婆さんに作ってもらった「あんころもち」のような懐かしいお味です。お土産としてだけでなく、店内で食べる事も出来ますので一ついかがですか。

関を代表する旅籠「玉屋」

関を代表する旅籠「玉屋」

写真:Shinkurou

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そして関宿のほぼ中心まで歩くと、「関で泊まるなら鶴屋か玉屋」と言われた、関宿を代表する大旅籠「玉屋」があり、その内部が公開されています。店の間、二階座敷、中庭、蔵など見所はたっぷりですし、当時の道具類や旅の資料なども展示され、往時の旅を偲べる素晴らしい旅籠ですので、是非お立ち寄り下さいね。

関宿旅籠「玉屋」・まちなみ資料館
共通入館料:300円
休館日:月曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
開館時間:9:00〜16:30

玉屋を出られたら、対面にある建物の庵看板(いおりかんばん)をご覧ください。看板の文字が京都側は漢字、江戸側はひらがなになっています。旅人が方向を間違わない為の工夫だと言われています。ほほえましい心遣いだと思われませんか?

昔の旅人になったようなゲストハウス「石垣屋」

昔の旅人になったようなゲストハウス「石垣屋」

写真:Shinkurou

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そして「玉屋」の隣には、実際に宿泊できる旅人宿「石垣屋」があります。一人旅やライダーさんに人気のある、素泊まり・自炊の少し変わったお宿。

くぐり戸を開けるとまず最初に目に入るのは、広い板敷の間、太い梁に支えられた高い天井、そして二階へ続く箱階段。関の町家の雰囲気を持つ築120年の建物で坪庭と離れ座敷もあります。

建物内には田舎の故郷へ帰ってきたようなくつろげる空間が広がり、初対面の旅人が、みんなで楽しくわいわいがやがや過ごせる宿は、ホテルや民宿とは一味違った旅を提供してくれますよ。

様々な町家の雰囲気を愉しむ

様々な町家の雰囲気を愉しむ

写真:Shinkurou

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さらに足を進めると、街道沿いにずらりと古い町家が並びます。二階部分の手すりと一階部分の格子が上手くマッチし素敵な景観を創り出しています。それぞれの町家が持つ独特の雰囲気を楽しみながら散策していると、江戸の時代を生きていない私ですが、懐かしいような、心癒される時間を過ごす事が出来ました。

ここは道幅も広く混雑も少ないので、ペット同伴の方もゆっくり散策を愉しむ事が出来ます。また街道筋には古民家を利用したドッグカフェ「ぽ庵」がありますので、築180年の町家でペットとともに一休みするのも良いですよね。

「関まちなみ資料館」「玉屋」などはペット入場不可ですので、その間ここでペットはお留守番なんて事も出来ます。でもペット一時預かりは予約制ですので、前もって電話でご確認下さいね。

やさしいお顔の地蔵様

やさしいお顔の地蔵様

写真:Shinkurou

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「ぽ庵」の前にある国重要文化財「地蔵院」は国指定重要文化財で、741年行基によって安置されたと伝わります。地元の人々から「関の地蔵さん」と呼ばれ、地域の人々だけでなく、東海道を往来する旅人からも信仰を集めてきました。

奥にある白壁の小さな祠(ほこら)から、やさしいお顔でこちらを見つめ、とても心休まる空間を創り出しています。

また「東追分」にある大鳥居は、二十年に一度の伊勢神宮式年遷宮の際に内宮宇治橋の鳥居が移されたもの。伊勢街道へ向かわない旅人はここから伊勢の方向に向かって拝んだのですね。昔の旅人の気持ちを垣間見る事の出来る興味深い場所です。

そして最後に、観光駐車場隣にある足湯はいかがですか?関温泉の温かい湯が疲れた足元をリラックスさせてくれますよ。

まとめ

江戸時代からの宿場町の雰囲気を色濃く残す「関宿」には大旅籠「玉屋」・関名物「志ら玉」を作り続ける前田屋製菓店など数多くの町家が現存しています。また築100年以上の町家を利用した、ゲストハウス「石垣屋」・ドッグカフェ「ぽ庵」では古民家の持つ癒しの空間をたっぷり楽しんで頂けますし、ペット同伴の方にも混雑を気にすることなく散策して頂ける宿場町でもあります。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/18 訪問

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