写真:乾口 達司
地図を見るモクモクファームは、1987年、伊賀地方の養豚家が共同で出資して「ハム工房モクモク」を設立したことにはじまります。当初は、ウィンナーやソーセージ、ハムなどの手づくり販売が中心でしたが、その自然志向が好評を博し、1995年、伊賀の里モクモク手づくりファームと名をあらためて、本格的に活動を開始します。2008年にはその活動が認められ、日本農業賞食・食の架け橋賞優秀賞を受賞しました。現在、モクモクファームで作られる農産物は三重県を代表する食品ブラントとして注目を集めており、県内外のレストランなどに出荷されています。
ブタと深い関わりを持つモクモクファームの広い園内には、ミニブタを飼育するミニブタハウスもあり、日によっては、ミニブタショーを楽しむこともできます。ショーの合間には放し飼いにされたミニブタが園内を我が物顔で闊歩し、来場者の笑いを誘います。人馴れしているので、背中を触っても、暴れ出すようなことはありません。普段、触れる機会のないミニブタを間近で見られるとあって、小さなお子さんたちは、大喜びでしょうね。
写真:乾口 達司
地図を見る園内には、モクモクファーム自家製の農産物を製造・販売する施設が点在しています。写真は地ビールを製造している「モクモクブルワリー」です。モクモクファームで地ビールの製造がはじまったのは、1995年のこと。東海地方ではじめて開業した地ビール工房です。館内には、ビールづくりに欠かせない巨大なタンクがところせましと並べられており、時間帯によっては、地ビールづくりの工程を見学することができます。
ほかにも、ハム・ウィンナー専門館や焼き豚専門館、ジャージーミルク工房、小麦工房などがあり、それぞれの食品が、製造・販売されています。ウィンナーなどの手づくり体験ももよおされているので、手づくり体験を希望する方は、あらかじめホームページで日程をチェックしてから出かけましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る小麦工房のドアを開けると、パン特有の香ばしい香りが、漂ってきます。国産小麦にこだわり、石窯で焼かれたパンは手づくり感にあふれており、どっしりとした重みが特徴です。もちろん、焼きたてなのであたたかく、お土産として持ち帰るのもよし、休憩がてら、その場でいただくのもよいでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見るもくもくファームには、天然温泉をそなえた入浴施設も併設されています。地下から湧き出す温泉はナトリウム塩化物泉。温度は体温とほぼ同じ36.6度なので、いつまでも、のんびりつかっていられます。園内の散策に疲れたら、ひとっ風呂、いかがでしょうか?
写真:乾口 達司
地図を見るお腹がすいたら、園内のレストランを利用しましょう。伊賀豚のメッカでもある当地では、モクモクファームで製造された豚肉料理を、ぜひ、堪能してください。園内のBuuBuuハウスでは、焼肉セットのほか、一品料理も楽しめます。写真は特製地ビールの飲み比べセットと「ぐるぐるウィンナー」。この日の飲み比べセットは「ゴールデンピルスナー」「春うらら」「レッドラガー」の3点でした。「ぐるぐるウィンナー」はモクモクファーム特製のウィンナーで、ほかにも、スペアリブが絶品です!ご飯も、本来の甘みがしっかり出ていて、美味しくいただけます。自然の食材を使った料理がこんなに美味しいのかと、びっくりするはずです。
モクモクファームの多面的な魅力を、ご理解いただけたのではないでしょうか。ほかにも、ドーム型のコテージ「OKAERiビレッジ」が設置されているので、モクモクファームに宿泊し、2日がかりで、その魅力を堪能することもできます。伊賀の豊かな自然を満喫するのに最適のスポット・モクモクファームで、のんびりしたひとときをお過ごしください。
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(2025/1/16更新)
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