世界最古のジャングルを駆け巡る!プーケットからカオソックへ男ひとりバイク旅

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世界最古のジャングルを駆け巡る!プーケットからカオソックへ男ひとりバイク旅

世界最古のジャングルを駆け巡る!プーケットからカオソックへ男ひとりバイク旅

更新日:2017/03/03 16:02

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家

世界有数のビーチリゾート観光地で知られるタイ・プーケット。美しいビーチをツーリングしながら北上し、エメラルドグリーンの海が素晴らしいカオラック、さらに世界最古の熱帯雨林の一つカオソックまでバイクの旅を楽しみませんか?アマゾンの熱帯雨林よりも古いジャングルを駆け抜ける詩情あふれるバイク旅。風を切り、雄大な大自然を感じる旅。孤独と旅とポエムを愛するロマンチックで情熱的な男性の一人旅におすすめです。

プーケットの絶景ビューポイント「プロンテップ岬」「カロン・ビュー・ポイント」「ビッグ・ブッダ」

プーケットの絶景ビューポイント「プロンテップ岬」「カロン・ビュー・ポイント」「ビッグ・ブッダ」

写真:沢木 慎太郎

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青い海と白いビーチの美しさから、“アンダマン海の真珠”と呼ばれるプーケット。東海岸の美しいビーチをすべて巡り、プーケットから北へ約100キロメートルのカオラック、さらにはアマゾンの熱帯雨林よりも古く、世界最古のジャングルと言われているカオソックまで、レンタルバイクを使って旅しよう。ツアーで行くよりも、自力で行く方が、爽快感がまったくちがいます。

レンタルバイク店が多いのはパトンビーチ。しかし、男のロマンの旅は、パトンから遠回りしてロマンあふれるプーケット最南端の「プロンテップ岬」から始めましょう。青い海原が目に染みる。万感の思いを胸に、さあ旅立ちましょう。

プーケットの絶景ビューポイント「プロンテップ岬」「カロン・ビュー・ポイント」「ビッグ・ブッダ」

写真:沢木 慎太郎

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プロンテップ岬から国道4233号を北上。アジアのベストビーチで上位に入る「ナイハン・ビーチ」を通り、山道を登っていくと急に視界が広がります。ここが「カロン・ビュー・ポイント」。プーケットで雄大な自然が眺められる人気の観光スポット。丘の上にある展望台からは、手前から「カタ・ノーイ・ビーチ」「カタ・ヤイ・ビーチ」「カロン・ビーチ」と、3つの美しいビーチを見ることができます。

プーケットの絶景ビューポイント「プロンテップ岬」「カロン・ビュー・ポイント」「ビッグ・ブッダ」

写真:沢木 慎太郎

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「カタ・ノーイ・ビーチ」に行ったら、山の頂上にある「ビッグ・ブッダ」をご見学されてはいかがでしょうか?国道4028号を東進し、国道4021号へと進むと、“Big Buddha”の看板が左に見えてきます。「ビッグ・ブッダ」の高さは約46メートルで、奈良の大仏さまの約3倍。山頂からはカロン・ビーチやシャロン湾を眺めることができ、こちらも絶景のビューポイント。

プーケット珠玉の絶景ビーチ「カタ」「カロン」「カマラ」「ラエム・シン」「スリン」「ナイヤン」ビーチ

プーケット珠玉の絶景ビーチ「カタ」「カロン」「カマラ」「ラエム・シン」「スリン」「ナイヤン」ビーチ

写真:沢木 慎太郎

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「ビッグ・ブッダ」を見学したら、再び国道4233号へと戻って北上。写真の「カタ・ヤイ・ビーチ」をはじめ、鳴き砂の美しいビーチ「カロン・ビーチ」、プーケット随一の賑やかな「パトン・ビーチ」へ。パトンから北へは海づたいに道が伸びているので、爽やかな海風を感じながらツーリングを楽しむことができます。ただし、この付近はゾウさんの大群が道を歩いていることも多いので、要注意。

プーケット珠玉の絶景ビーチ「カタ」「カロン」「カマラ」「ラエム・シン」「スリン」「ナイヤン」ビーチ

写真:沢木 慎太郎

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「カマラ・ビーチ」から北へは国道4025号が伸びています。絶景プライベートビーチ「ラエム・シン・ビーチ」を過ぎたところにあるのが、写真のビュースポット。手前に見える秘境ビーチが「ラエム・シン・ビーチ」です。その奥に見えるのが「カマラ・ビーチ」。手つかずの自然が延々と続き、潮風がなんとも爽やか。心地よいツーリングを楽しむことができます。

プーケット珠玉の絶景ビーチ「カタ」「カロン」「カマラ」「ラエム・シン」「スリン」「ナイヤン」ビーチ

写真:沢木 慎太郎

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「スリン・ビーチ」から北へは国道4025号からはずれ、海沿いの道を進み、プーケットのラグジュアリーホテルが建ち並ぶ「バンタオ・ビーチ」へ。そのままビーチ沿いの道を進み、国道4018号に沿って北上。「ナイヤン・ビーチ」で国道4031号をまっすぐ北へと進むと、そこはもうプーケット国際空港。同空港をぐるりと迂回して、再び東海岸へ向かうと、写真の静かなビーチ「マイカオ・ビーチ」が広がっています。

パンガー湾の島巡りもおすすめ!絶景の「ジェームズ・ボンド島」、神秘の秘島「パンイー島」

パンガー湾の島巡りもおすすめ!絶景の「ジェームズ・ボンド島」、神秘の秘島「パンイー島」

写真:沢木 慎太郎

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「ナイヤン・ビーチ」を過ぎると、国道402号を北上し、やがて見えてくるのが写真の「サラシン橋」です。タイ本土とプーケット島を結ぶ長さ約500メートルの橋で、ここは実はタイ人女性たちにとっての聖地。バス運転手の青年と、美しい女学生との哀しい恋を描いたタイの映画『サラシン橋心中』の舞台となった場所で、実際にここで命がけで恋を全うした若いカップルがいました。

パンガー湾の島巡りもおすすめ!絶景の「ジェームズ・ボンド島」、神秘の秘島「パンイー島」

写真:沢木 慎太郎

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「サラシン橋」を過ぎ、国道402号から4号へとまっすぐ約60キロメートル北上すると、超穴場の絶景ビーチリゾート観光地のカオラック。ですが、数十分ほど走ればパンガー湾の桟橋(Ngop-Ko Tapu Pier)があるので、ここからボートに乗って、人気の「ジェーム・ズボンド島」をツアーよりも安い料金で観光するのもおすすめ。大きなクサビを海に打ち込んだような独自の奇岩は、映画『007・黄金銃を持つ男』に登場し、世界的に有名な観光スポットになりました。

パンガー湾の島巡りもおすすめ!絶景の「ジェームズ・ボンド島」、神秘の秘島「パンイー島」

写真:沢木 慎太郎

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パンガー湾にまで行ったならば、秘島中の秘島「パンイー島(Panyee Village)にまで足を伸ばされてみてはいかがでしょうか?

パンイー島は、“シージプシー”と呼ばれるイスラム教徒の漁民が暮らす島で、すべての家が高床式の造り。学校やグランドも、海の上に浮かんでいます。実に神秘的な島。

絶景の海「カオラック」、廃墟の街「オールド・タクアパ・タウン」、世界最古のジャングル「カオソック」

絶景の海「カオラック」、廃墟の街「オールド・タクアパ・タウン」、世界最古のジャングル「カオソック」

写真:沢木 慎太郎

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さて、プーケット島の「サラシン橋」から国道4号線を北上。コンビニもガソリンスタンドも極度に見当たらなくなるので、プーケット島を出た時点でガソリンなどの補充が必要。ガイドブックにも載ってない幾つかの瀧を観光し、やがてカオラック・ビーチへ。透明度の高いシミラン諸島やスリン諸島の玄関口で、世界中のダイバーたちにとって憧れのビーチ。観光客が少なく、のんびりビーチリゾートを楽しみたい方にぜひおすすめです。

絶景の海「カオラック」、廃墟の街「オールド・タクアパ・タウン」、世界最古のジャングル「カオソック」

写真:沢木 慎太郎

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カオラック・ビーチに泊まり、翌日は約60キロメートル北東にある「カオソック国立公園」へ。温暖なアンダマン海とシャム湾に囲まれたカオソック地域は氷河期でも氷に覆われることはありませんでした。このため、カオソック地域は南米のアマゾンの熱帯雨林よりも古く、世界最古のジャングルの一つと言われています。

しかし、その前におすすめの観光スポットは、「オールド・タクアパ・タウン」と呼ばれる廃墟のような街。かつて錫の採掘で栄えた街は頑丈なシャッターが閉まり、人が住んでいる気配はなく、まるでゴーストタウン。荒涼とした街の風景は、バイク旅の孤独な男の姿に似合います。

絶景の海「カオラック」、廃墟の街「オールド・タクアパ・タウン」、世界最古のジャングル「カオソック」

写真:沢木 慎太郎

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「オールド・タクアパ・タウン」を過ぎ、いよいよ「カオソック国立公園」へ。世界最古のジャングルが約4000平方キロメートル(埼玉県とほぼ同じ)にわたって広がり、その一つが同国立公園です。山道を駆け抜け、バイクを止めて崖から見下ろせば見渡す限り世界最古の熱帯雨林。石灰岩の奇岩が連なる熱帯ジャングルは息を吞むほどの美しさと迫力があり、ダイナミックな大自然に身が震えます。

詩情豊かなカオソックの風景!“タイの桂林”チャオラン湖、スリルのイカダツアー、神秘的な水上コテージ

詩情豊かなカオソックの風景!“タイの桂林”チャオラン湖、スリルのイカダツアー、神秘的な水上コテージ

写真:沢木 慎太郎

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雄大なジャングルに囲まれたカオソック国立公園での最大の見どころは、幻想的なライムストーンの切り立った山々に囲まれた「チャオラン湖」。“タイの桂林”とも称され、切り立った奇岩や山々が湖上から姿を現し、あまりにも神秘的で詩情豊かな風景にこれまでのバイク旅の疲れもかき消されます。

複雑に入り組んだ入り江に沿って熱帯ジャングルが広がり、野生のゾウやトラ、ヒョウが生息。世界一大きな花「フラレシア」も咲きます。

詩情豊かなカオソックの風景!“タイの桂林”チャオラン湖、スリルのイカダツアー、神秘的な水上コテージ

写真:沢木 慎太郎

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カオソック国立公園の楽しみ方は、チャオラン湖のクルーズ。さらにラフティングやカヌー、トレッキング、洞窟探検などのツアーが用意されています。カオソック国立公園内のホテルや旅行代理店で申し込むことができるので、ご参加されてみてはいかがでしょうか?

おすすめは、写真のイカダ。チャオラン湖はあまりにも複雑で、通常のボートでは行けない神秘的な湖が多く、まるで原始人のような古代的な乗り物に乗って探検に出かけます。

詩情豊かなカオソックの風景!“タイの桂林”チャオラン湖、スリルのイカダツアー、神秘的な水上コテージ

写真:沢木 慎太郎

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最後に魅力的なホテルをご紹介。チャオラン湖に行かれたなら、ご覧のような水上コテージに泊まられてみてはいかがでしょうか?ドラム缶を並べ、その上に簡素なバンガローを作り、湖に浮かべています。

写真の右奥にある一軒家はトイレ。テレビも風呂もなく、湖での水遊びがお風呂代わり。夜になれば真っ暗。満天の星空が信じられないくらいに美しい。大自然に囲まれた不自由な生活は、たまらないほどの開放感があります。

おわりに

カオソックへの旅はこれで終わりではありません。バイクをレンタルしているので、再びプーケットにまで戻らなければなりません。本文中で「ジェーム・ズボンド島」と「パンイー島」をご紹介しましたが、カオソックからプーケットに戻る途中でパンガー湾に立ち寄り、これら島巡りを楽しまれると良いでしょう。

また、カオソックまで来たら、スラーターニーまでは目と鼻の先。カーフェリーにバイクを積み、サムイ島、パンガン島、タオ島をバイクで一周するのもおもしろい。さらにクラビまで走り、ランター島まで一気に走ると、かなりエキサイティング。日本では味わえない、雄大なジャングルを駆け巡り、果てしない男の夢と愛とロマンを追い求めてみてはいかがでしょうか?

なお、プーケットの見どころなどについては別途、記事にまとめていますのでご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。

最後に一句
「レンタルの バイクの料金 1日300バーツ それだけの カネがあったら バスで帰れたはず カオソックからプーケット 君よ歌ってくれ さすらう愛のポエムを」

※2017年3月現在、1バーツは約3.3円

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/27−2017/02/28 訪問

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