チェコを代表するビール工場を見学!ピルゼン「ピルスナー・ウルケル」

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チェコを代表するビール工場を見学!ピルゼン「ピルスナー・ウルケル」

チェコを代表するビール工場を見学!ピルゼン「ピルスナー・ウルケル」

更新日:2017/03/02 14:24

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

日常に出回っている完成品の裏側を覗ける“工場見学”。複雑な工程を知ったり、新たな魅力を発見できたりと大人も楽しめますよね。特に自分の好きなもので、最後に素敵なおまけもあるなら、なおさら魅力的ではないでしょうか。チェコ出身で世界的にも人気なビール「ピルスナー・ウルケル」の醸造所では、ビールの始まりから完成まで分かりやすく学べ、最後にここでしか飲めない限定ビールが味わえる見学ツアーが人気です。

歴史と伝統あるビール会社

歴史と伝統あるビール会社

写真:浅井 みらの

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黄金色が美しいチェコの代表的なビール「ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)」は、首都プラハから西へ電車で約1時間の街“ピルゼン(Plzen)”で誕生しました。13世紀頃からピルゼンでは、多くのビール醸造家が盛んにビールを生産していたと聞きます。現在、世界中にあるビールの半分以上がピルスナーという透き通った金色が特徴の種類といわれていますが、この名前は最初にピルスナーが作られたこの街に由来しているんですよ。

歴史と伝統あるビール会社

写真:浅井 みらの

ピルスナー・ウルケルが作られるようになったのは1842年。当時、味にばらつきがあったピルゼンのビールを最高品質の状態で常に出荷できるようにしようと、ばらばらで活動してた醸造家が1つの企業としてまとまったのがきっかけです。その後、ピルスナー・ウルケルは、チェコ国内だけでなく世界中に出荷するほどの成長を遂げます。

工場は昔と変わらない場所に今もあり、正面にそびえる門からは存在感と歴史の長さが感じられますね。かつてはここから列車でビールを出荷してたため、線路跡もあります。

大量のボトルビールと缶ビールが圧巻

大量のボトルビールと缶ビールが圧巻

写真:浅井 みらの

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毎日行われている工場見学ツアーは約1時間40分。予約は当日でも可能ですが、事前にネットで行うのがおすすめ。醸造所だけでなく、ボトル工場や地下倉庫など普段入ることができない複数の施設を見学することができ、ピルスナー・ウルケルの全てを覗けるといっても過言でないほど。ビールと同じ柄の専用バスに乗って移動するのもわくわくです。

大量のボトルビールと缶ビールが圧巻

写真:浅井 みらの

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ツアー最初に訪れるのがボトル工場。ボトルの消毒、洗浄の様子やビールが注がれる過程を見ることができます。1時間に出来上がるビールの数は120,000本。大量に運ばれてくるボトルの列は圧巻です。

大量のボトルビールと缶ビールが圧巻

写真:浅井 みらの

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缶ビールの様子も同じ工場内で見ることができます。1時間で60,000本の缶ビールが続々と生産され、50ヵ国以上の世界中に出荷されていきます。

ビールの原料、醸造過程が分かりやすく展示

ビールの原料、醸造過程が分かりやすく展示

写真:浅井 みらの

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ボトル工場の後はビールについて学ぶ時間。原料の麦やホップなど本物が展示されている場所では、試食することもできます。麦の甘さ、ホップの苦みがどのようにビール味に仕上がるのか、まずは素材本来の味を確かめてみてくださいね。

ビールの原料、醸造過程が分かりやすく展示

写真:浅井 みらの

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ビールを作る上で欠かせない仕込釜。とろっとした銅色の光沢が美しいですね。ピルスナー・ウルケルが誕生してから新しい施設が完成した2004年まで、約160年間使われ続けていた場所になります。

ビールの原料、醸造過程が分かりやすく展示

写真:浅井 みらの

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日本語のツアーはなく、チェコ語、英語、ドイツ語、ロシア語など7か国語で行われています。説明が聞き取れなくても、理解しやすいようにグラフや絵がありますので、言葉は分からなくても楽しめる内容です。

ツアー最後のおまけは、ここでしか飲めない限定ビールの試飲

ツアー最後のおまけは、ここでしか飲めない限定ビールの試飲

写真:浅井 みらの

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見学ツアーの最後を締めくくるのが、地下倉庫。東京ディズニーランドと同じ広さを持つ広大な敷地には、道がアリの巣のように広がり、まるで迷路のよう。冷蔵庫がなかった時代に使われていた氷の貯蔵庫は今は空っぽで、時代と共に変化した様子を見ることができます。
現在、倉庫は主にビールの最終段階の発酵させる場所として利用されています。両側に敷き詰められた樽の中でビールがゆっくりじっくりと1ヶ月間かけて発酵され、完成します。

ツアー最後のおまけは、ここでしか飲めない限定ビールの試飲

写真:浅井 みらの

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発酵されたビールは、その後出荷に向けて低温殺菌とろ過処理をされますが、ここではろ過前のビールをツアー最後の締めくくりとして飲むことができます。まだまだ角がとれてない荒々しい、自然の風味が強く残った味をぜひお試しくださいね。

ツアー最後のおまけは、ここでしか飲めない限定ビールの試飲

写真:浅井 みらの

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出口付近に設置された、おもしろ写真スポット。ビールを発酵する時に使う樽は、一度きりではなく何度も使用されます。その度に洗浄を行うのですが、気になるのはその方法。分解もできない樽内部をどう綺麗にすればよいのか・・・正解が人ひとり入れる小さな穴から入り込み、洗浄します。その様子が分かる樽が置かれ、実際にくぐることもできますよ。ちょっとしたトリビアをお土産として持ち帰れますね。

工場見学後に立ち寄りたいレストランとお土産ショップ

工場見学後に立ち寄りたいレストランとお土産ショップ

写真:浅井 みらの

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工場見学後はレストランでひと休みするのはいかがでしょう。ツアーで飲んだろ過されていないビールは、ここでも注文することができます。逆にここ以外だと、もう飲むことができませんので、好きな方は存分に味を楽しんでくださいね。ビールに合うチェコ料理が食べられる人気のレストランで、食事だけ食べに来る人もいるほどです。

工場見学後に立ち寄りたいレストランとお土産ショップ

写真:浅井 みらの

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レストラン近くにあるお土産屋さん。ピルスナー・ウルケルはじめ、他の種類のビールやビールグラスなどが販売されています。原料から発酵までの過程を見た後では、更にビールの味わいを楽しめそうですね。

見学は通年ですが、おすすめは10月

毎年10月にはお祭りが敷地内で開催されています。昔の雰囲気を再現しようと、馬車でビール樽を運ぶセレモニーなどのイベントもあり、ビール好き以外の人も楽しめそうですね。
チェコビールの聖地といえる、ピルスナー・ウルケルで楽しくビールを飲みながら、ビールの土産話を作りに訪れてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/15 訪問

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