「隈研吾」氏デザイン!宮城「南三陸志津川さんさん商店街」の魅力をたっぷりご紹介!

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「隈研吾」氏デザイン!宮城「南三陸志津川さんさん商店街」の魅力をたっぷりご紹介!

「隈研吾」氏デザイン!宮城「南三陸志津川さんさん商店街」の魅力をたっぷりご紹介!

更新日:2017/03/16 09:53

彰 伴治のプロフィール写真 彰 伴治 温泉ソムリエマスター、平泉世界遺産ネット検定1級、三陸鉄道ネット検定1級、岩手おもてなしネット検定1級

2016年で終了した宮城県南三陸町の「さんさん商店街」。その商店街が2017年3月3日、海の見える高台に「南三陸志津川さんさん商店街」としてグランドオープンしました!。28の個性的なお店で構成されるその街並みは、世界的建築家で新国立競技場のデザインを手掛けたことでも知られる「隈研吾」氏の作品。仮設から本設に生まれ変わり、華々しいスタートを切った「南三陸志津川さんさん商店街」の魅力をご紹介します!

美人杉を使った「あたたかく、やさしい」そして「縁側のある」商店街

美人杉を使った「あたたかく、やさしい」そして「縁側のある」商店街

写真:彰 伴治

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グランドデザインを手がけた隈研吾氏が、新しいさんさん商店街建設で目指したのは「あたたかく、やさしい商店街」を創ること。美人杉といわれる南三陸町の素晴らしい木材「南三陸杉」が、触れられる所、目に付く所にふんだんに使われていて、木のぬくもりが肌で感じられる、まさにあたたかく、やさしい場所がそこにあります。

また、この商店街にはもう一つ「縁側のある商店街」というコンセプトがあります。縁側とは、家族や近所の人達が日向ぼっこしながらゆったりくつろげる場所。

写真は「さんさんコート」と名付けられた商店街の中心にあるフードコート。明るい日差しの下、まるで縁側の様な雰囲気の中で多くの人がくつろいでいて、隅氏の思いが具現化された素晴らしい作品に仕上がっています。

美人杉を使った「あたたかく、やさしい」そして「縁側のある」商店街

写真:彰 伴治

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この商店街の案内は、町のマスコット「オクトパス君」が吐いたすみの中に描かれていて、これも素晴らしい作品のひとつ。

南三陸町のタコは、西の明石に東の志津川(南三陸町の旧町名)と言われ、遥か昔から町の特産品でした。この案内板からもデザインに徹底的にこだわり抜いた、隅氏の熱意が伝わって来ますね。

お目当ての品が見つけやすい「6つのゾーン」

お目当ての品が見つけやすい「6つのゾーン」

写真:彰 伴治

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28の店舗で構成されるさんさん商店街は、取り扱う商品の種類により6つのゾーンに分かれています。ここからは各ゾーンを紹介していきましょう。

まずは「新鮮里海の幸」ゾーン。商店街の最も奥の方(山側)に位置するこのゾーンは、鮮魚やかまぼこなどを扱う6つの店舗で構成され、とれたての地元産魚介類や水産加工品、地場の野菜やお肉などを提供します。

「海鮮マルセン」では新鮮な魚介類はもちろん、かまぼこを衣に包んで揚げた「かまぼこコロッケ」や、特産のタコの身がたっぷりの「タコかつバーガー」など、手頃で食べ歩きにピッタリの商品もあるので、ぜひ小腹がすいた時に食べてみて下さいね。

お目当ての品が見つけやすい「6つのゾーン」

写真:彰 伴治

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「山内鮮魚店」はタコの取扱量が商店街随一。南三陸のタコはアワビを食べて育つため、他の産地の物とは一味も二味も違います。

このお店では他にも、好みの魚だけ選べるお刺身のバイキング、テイクアウト出来る海鮮丼、地元産の地ビールやお酒も販売しているので、購入後はさんさんコートで地ビール片手に海鮮丼、なんていうのも楽しいですね。

お目当ての品が見つけやすい「6つのゾーン」

写真:彰 伴治

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宮城県の特産品といえば「笹かまぼこ」を思い浮かべる方も多いのでは?。宮城にはたくさんのかまぼこ店がありますが、「及善蒲鉾店」は創業明治13年の老舗で、全国蒲鉾品評会で何度も表彰されている名店。

最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した「リアスの秘伝」は、キンキという高級魚を使った他にはない笹かまぼこ。ばら売りもしているので、まず一枚お手に取って食べて頂きたい一品です。

「南三陸グルメ」ゾーン

「南三陸グルメ」ゾーン

写真:彰 伴治

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商店街の中心部から海側にかけて10の店舗で形成する「南三陸グルメ」ゾーン。ここでは南三陸を一躍有名にした「きらきら丼」やお寿司、麺類、スイーツなどを提供します。

写真は「弁慶鮨」の「キラキラ春つげ丼」。3月〜4月の2ヶ月限定で提供されるこのどんぶりは、マグロ、いくら、タコ、ツブなどの魚介類に、この時期が旬のめかぶと菜の花がアクセントとなり、食べるのがもったいないほど美しいデザイン。お米は寿司に一番適していると言われる山形のつやひめを使っていて、まさにどんぶりの芸術品ですね。

きらきら丼は、5月〜8月はうに丼、9月〜10月が秋旨丼、11月〜2月はいくら丼と、季節と共に変化していくので、おいしいどんぶりを味わいながら四季が感じられるのも魅力です。

「南三陸グルメ」ゾーン

写真:彰 伴治

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この商店街に、開店前から長蛇の列が出来るお店があります。それは「オーイング菓子工房 Ryo」。

2016年10月放送のアメトーク「ついつい食べ過ぎちゃう芸能人」で、サンドウィッチマン伊達氏が絶賛した「お山のマドレーヌ」を求めて、全国からファンが集まります。このマドレーヌは甘すぎず、しっとりとした食感で一度食べたらくせになる一品。焼き立てはもちろん、冷めても美味しいのでお土産にも最適ですよ。

「南三陸グルメ」ゾーン

写真:彰 伴治

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お山のマドレーヌと双璧の人気を誇るのが「菓房 山清」の「いちご大福」。厳選した仙台いちごを、甘すぎない練乳みるくあんと、もち米をついて作った本物のおもちで包んだ贅沢な一品は数量は限定で、休日は午前中に売り切れてしまうので、食べたい人は見つけたら迷わずすぐに購入して下さいね。

「ステーショナリー・雑貨・お土産・書籍」ゾーン

「ステーショナリー・雑貨・お土産・書籍」ゾーン

写真:彰 伴治

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商店街の中心部に3つの店舗で構成される「ステーショナリー・雑貨・お土産・書籍」ゾーン。ここでは、地域の方向けの雑貨や書籍と、南三陸のオリジナルグッズが販売されています。

「ステーショナリー・雑貨・お土産・書籍」ゾーン

写真:彰 伴治

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南三陸オリジナル商品で最も人気が高いのが「オクトパス君」グッズ。「(机に)置くと、(試験に)パスする」合格祈願の文鎮は、累計9万個以上の販売実績を誇り、全国各地から合格のお礼やエピソードがたくさん届いていて、受験を控えた方へのお土産には最適の一品!

「オクトパス君」グッズのご購入は「フレンズ」がお勧めです。

「ステーショナリー・雑貨・お土産・書籍」ゾーン

写真:彰 伴治

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そしてもう一つ、オクトパス君に引けを取らない人気を誇るのが「モアイ」グッズ。南三陸町にはイースター島から贈られた正真正銘の本物のモアイ像があり、モアイをモチーフにした商品も多数。値段も手頃なので南三陸を訪れた記念としてお勧めです。

「モアイ」グッズの品揃えは「わたや」が商店街随一です。

「日用品・仏具」「おしゃれと癒し」「南三陸の記憶」ゾーン

「日用品・仏具」「おしゃれと癒し」「南三陸の記憶」ゾーン

写真:彰 伴治

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商店街の海側の3つの店舗で構成される「日用品・仏具」ゾーン。このゾーンの中心はコンビニ。旧商店街にはコンビニが無く、ちょっとした身の回り品が欲しくなった時に不便でしたが、新しい商店街にはミニストップが入り、とても便利になりました。

「日用品・仏具」「おしゃれと癒し」「南三陸の記憶」ゾーン

写真:彰 伴治

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「おしゃれと癒し」ゾーンは、商店街の海側から中心部にかけて、化粧品店や衣料品店、理・美容室、整体などの5つの店舗から構成されています。

エステサロン「おしゃれ空間 Lips」では、「元気と笑顔と美しさのお手伝い」をコンセプトに、化粧品の他、南三陸町民が作る手作りクラフトかごや、地元福祉作業所で作られるモアイタオル、南三陸のキーホルダーや缶バッチなども販売しています。

「日用品・仏具」「おしゃれと癒し」「南三陸の記憶」ゾーン

写真:彰 伴治

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そして最後にご紹介するのが「南三陸の記憶」ゾーン。写真館「さりょうスタジオ」では、自らも被災者である写真家の佐藤信一氏が、震災後に撮り続けた街の姿をメッセージと共に展示しています。

華々しくスタートした「南三陸志津川さんさん商店街」ですが、震災後どんな苦労をしてここまでたどり着いたのか、ぜひ佐藤氏の写真をご覧頂き、記憶に留めて頂きたいと思います。

「隈研吾」氏デザインの「南三陸志津川さんさん商店街」で復興の息吹を

いかがでしたか?

「南三陸志津川さんさん商店街」は各メディアにも大々的に取り上げられ、華々しいスタートを切りました。「隈研吾」氏がデザインした今までに見たことの無い魅力的な商店街に、復興の息吹を感じにいらしてみて下さい。

なお、本物のモアイ像は2017年3月現在、無くなった旧商店街の近くに立っており、移設については検討中とのことです。新商店街からモアイ像までは約1キロの距離があります。

また、旧商店街の様子をお知りになりたい方は、関連MEMOに記載した「本物のモアイもいる?!2016年終了の宮城「南三陸さんさん商店街」に遊びに行こう」をご覧下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/03 訪問

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