ネットでは「ナシ・レマ」と書かれているところが多いですが、現地では、どちらかと言うと「ナシ・ルマッ」に近い発音がされる料理。マレーシア語で「Nasi」はご飯、「Lemak」は脂肪という意味ですが、ここではココナッツミルクを意味し、「ココナッツミルクで炊いたご飯」をさします。
ほんのりココナッツが香るご飯の上に、少ししょっぱいカリカリな小魚にピーナッツ、「サンバル」と呼ばれる辛いソース、茹で卵やキュウリがトッピングされ、バナナの葉などに三角にくるまれているのが一般的。市場や道端で売られているのを、街歩き中に見つけることができますよ。これらを混ぜながら頬張ると、甘さ・辛さ・しょっぱさ、さらに、いろいろな食感が口いっぱい広がり、ついつい夢中に食べてしまう美味しさなんです!
朝食付きのホテルなどでは、必ずといっていいほど、メニューに並ぶ定番朝ごはん「Nasi Lemak」。それほど、マレーシア国民に愛されているマレーシアの代表的料理なんです。
可愛らしいパッケージが目を引くこちら。
KitKatから、マレーシアの伝統の味として発売されている「Nasi Lemak味」のチョコレートなんです。ご飯がチョコレートに?!Nasi Lemakにかかせない小魚やサンバルは、どんな風にトッピングされているの?・・・気になりますよね。でもそれは買ってからのお楽しみ!
こちらのKitKatは、マレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるミッドバレー・メガモールに、2017年10月までの期間限定店としてオープンした「キットカット・ショコラトリー」でのみ購入ができるものなんです。限定品に弱い方、ちょっと変わったマレーシアのお土産をお探しの方にオススメです。
Nasi Lemakを愛するマレーシア国民でも、想像できなかった発想に、発売当初、新聞やSNSで大きく取り上げられたのが、こちらの「Nasi Lemak 味アイスクリーム」!
グラフィックデザイナーをしている女性が、3ヵ月もの研究の結果、Nasi Lemak味のアイスクリームを完成させたんです。濃厚なココナッツミルクのアイスクリームに、Nasi Lamkにはかかせないアイテムがトッピングされています。新たなNasi Lemakに出会える味になっていますよ!
こちらは、ケダ州の首都アロースターにある「SKREAM」というお店で販売されています。ぜひ足を伸ばして試していただきたい1品。写真好きな方も、ちょっと驚きの1枚の撮影にいかがでしょうか?
実は「Nasi Lemak」は、マレーシアのお隣、シンガポールでも人気の料理なんです。そして、シンガポールでは、この「Nasi Lemak」をお茶にアレンジしているお店があるんですよ。
ご飯がお茶になるの?!と最初は驚きましたが、よく考えれば、玄米茶など、日本にもお米から作ったお茶があるので、それほど驚くものではないのでしょうか・・・。しかし、こちらは、ココナッツフレーク、乾燥チリ、「パンダン」と呼ばれる甘い香りのする葉をブレンドして作られているんです。ちょっと味の想像がつきませんよね。
こちらは通販でも購入可能ですが、シンガポールやマレーシアの熱い太陽の下、東南アジアらしいスパイスの匂いつつまれて、この「Nasi Lemak味の茶を」飲むのは格別だと思います。ぜひ驚きの体験を現地でしてみてください。
朝食に、小腹が空いた時に、いろいろなシーンで食べられる「Nasi Lemak」。マレーシアや隣国シンガポールには、サンバルの味が自慢のNasi Lemak専門店もあるくらい、多くの人に愛されている料理です。
そして、自由な発想で、いろいろなアレンジに挑戦する彼らにも、ちょっと愛おしさを感じませんか?そんな人たちと一緒に、このNasi Lemakを、ぜひ現地で味わってみてください!言葉なんて関係なく、仲良くなれること間違いなしですよ。
さらに運が良ければ、クッキーやケーキに姿を変えたNasi Lemakと出会えるかもしれません。注意深くショーウィンドーを覗きながら、街歩きを楽しんでください!
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(2024/4/19更新)
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