写真:大宮 つる
地図を見る上野恩賜公園内に鎮座する「花園稲荷神社」。はっきりとした創建時期や由緒はわかっていませんが、古来よりこの地にあったとされる神社です。古くは“穴の稲荷”、“忍岡稲荷”などと呼ばれていたとのこと。人気の観光地・上野だけあって日本人のみならず、外国人観光客も多く訪れるスポットです。
写真:大宮 つる
地図を見る石鳥居をくぐると、稲荷神社特有のいくつも連なる赤い鳥居が見られます。京都「伏見稲荷神社」の千本鳥居と比べるとその数ははるかに劣りますが、外国人観光客には珍しく感じられるようで、ちょっとした撮影スポットになっています。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらが穴稲荷の現社殿・花園稲荷神社。1928(昭和3)年にこの場所に遷されたようです。お社は木々に囲まれ、神聖さが感じられます。まずは、現社殿からお参りすることにしましょう!
写真:大宮 つる
地図を見るつぎは、「穴稲荷」です。穴稲荷とは、花園稲荷神社の旧社殿跡で、知る人ぞ知るパワースポット。“お穴様”と親しまれているのですが、関東屈指のパワースポットの一つとも言われているんですよ。ただ、写真のようにひっそりと存在しているため、案外スルーしがち。見逃さないようにしてくださいね。
ご祭神は、お稲荷さまこと倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。一般的にお稲荷さんのご利益といえば商売繁盛が有名ですが、こちらのお稲荷さまは“安産の神さま”としてのご神徳も。縁結び、夫婦和合、子授けのほか、金運アップのご利益もあります。
写真:大宮 つる
地図を見る鳥居をくぐると、このような扉があります。ちょうちんがあるので、一見、屋台風? 妖しげな雰囲気が漂っています。扉を開け、直進、左に曲がると、さらに不思議な空間が……。どのようになっているかは、ご自身の目で確かめてみて! なお、扉より中はご神域のため、写真撮影は不可です。
写真:大宮 つる
地図を見る以下より上野恩賜公園内にある、「花園稲荷神社」「穴稲荷」とあわせて巡りたいおすすめのパワースポットを3つ紹介します。
まず1つ目は、花園稲荷神社と同じ敷地内にご鎮座する「五條天神社」です。お祀りされている主祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の2柱。“医薬の祖神(=薬祖神)”として崇敬されている神さまたちとなります。このほか相殿神に、菅原道真命もお祀りされています。
日本武尊が東征の際、上野の忍岡という地で薬祖神2柱に難を救われたことに感謝をし、これらの神をお祀りしたという言い伝えが残っている五條天神社。そんな歴史をもつ五條天神社は、病気平癒・無病健康・災厄除けのほか、家運繫栄、学業成就などに篤いご利益があるとされています。熱心にお祈りをされる方が絶えない神社です。
写真:大宮 つる
地図を見る2つ目のパワースポットは、徳川家康公・吉宗公・慶喜公をお祀りする「上野東照宮」。金箔がふんだんに使われており、豪華絢爛なことから“金色殿”とも呼ばれています。現存している社殿は、三代将軍・家光公によって造り替えられたもの。戦争や震災などで焼失することもなく、今なお残る大変貴重な建造物なんですよ。
そのご利益は大変篤く、学業成就、受験・就職合格、出世など“勝ち運”をグググッとアップしてくれます! 落語家の林家三平師匠が『笑点』メンバーに決まったのは、「上野東照宮にお参りした効果」と語っているとか。都内屈指のパワースポットですので、ぜひ足を運んでみてください。拝観は有料。
写真:大宮 つる
地図を見る3つ目のパワースポットは、顔しかない!見た目のインパクト大な「上野大仏」です。
こちらはもともと、1631年に造営された大仏さま。1923年に起きた関東大震災によって仏の頭が落ちてしまい、しばらくの間、寛永寺で保管。1972年に当地に戻り、お祀りされているものとなります。「これ以上、落ちない」ということから、受験・就職など合格祈願のパワースポットとして人気があります。
以上、上野恩賜公園内に鎮座する「花園稲荷神社」「穴稲荷」をはじめ、あわせて巡りたいパワースポットも3つ紹介しました。
一つの場所にこれだけのパワースポットが集中しているのも大変珍しいと思います。上野駅から近く、気軽に、お手軽に、運気アップできるのがうれしいポイントですね。上野恩賜公園でいい気を感じながら、パワースポット巡りをしてみてはいかがでしょうか?
住所:東京都台東区上野公園5-20(上野恩賜公園事務所)
電話番号:03-3828-5644
アクセス:電車の場合、JR・地下鉄銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩2分
駐車場:有料
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -