提供元:nobunagaou
http://nobunagaou.exblog.jp/4252088/武田神社は、信玄公の父・信虎公が1519年に石和から移した「躑躅ヶ崎館」の跡地にあります。この館には信虎公をはじめとし信玄公、息子の勝頼公らが60年以上居住したことから、昭和13年に国の史跡に指定されました。武田神社そのものは、信玄公の遺徳を慕う県民により大正8年に社殿が竣工しました。
武田神社や「甲斐の守護神」としてだけではなく、信玄公の「勝運」の強さから勝負事へのご利益、人生や自分に勝つというご利益、そして商業や経済・政治で勝つというご利益など幅広いご利益をもたらす神として崇敬されています。
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http://nobunagaou.exblog.jp/4252088/写真の鳥居右側にある松は「三葉の松」といい、信玄公が信仰していた高野山の松が信玄公を慕って種を飛ばし、その種がこの地に落ちて現在に至っていると言い伝えられています。しかもこの松は落葉する時には黄金色に変化することから「金運」を招き、松自体の「延命長寿」のご利益と合わせ、身に付けると「招福必来」になると言われています。武田神社に行ったら、是非落ちている「三葉の松」を探してみましょう!
「君が代」でも詠まれている「さざれ石」。このさざれ石は武田神社御創建100年記念に向け、数野総代が奉納したもので、縦と高さが1m、横が2m、重さは約4トンという山梨県内で最大級の大きさの石です。しかも形が亀に似ていることから「亀石」と名づけられました。
「鶴は千年、亀は万年」の言葉通り、亀は長寿の象徴です。しかもさざれ石になるには相当の年月が掛かることから、「長寿」のご利益は半端ないことでしょう。亀石は本殿脇にありますので、延命長寿を祈願してみては如何でしょう。
本殿に向かう参道から拝殿に向かう道を左に行くと、「姫の井戸」があります。姫の井戸は信玄公のご息女が生まれた時の産湯に使われたことから名付けられました。また別名を「茶の湯の井戸」とも言われ、茶をたてる際にもこの井戸を使用したそうです。この水には「延命長寿」や「万病退散」のご利益があるとされ、多くの人がご利益にあやかろうとお水取りをしています。
お水取りは無料ですので、いつでも自由に取ることが出来ます。また武田神社の「授与所」には特製ペットボトルが販売されていますので、現地で飲むだけなく、お土産として持ち帰ることも出来ます。
「武田水琴窟」の「水琴窟」とは、瓶の底に小さな穴を空けたものを土に埋め、わずかな水を流すことによってその水滴が瓶中で反響し、琴のような音を出す仕組みをいいます。横にある竹に耳を付けると琴のような涼やかな音が広がり、心が清らかになるのを感じることが出来ます。武田水琴窟は「姫の井戸」のすぐ近くにありますので、武田神社を訪れた際は、是非耳を傾けてみて下さいね。
「右近の橘、左近の桜」とは、京都御所の「紫宸殿」に植えられた橘と桜を指し、宮中警護の左近衛府・右近衛府が橘と桜の近くに配陣していたことが始まりの言葉、と言われています。現在でも雛人形を飾る時に一緒に飾られていますが、橘と桜にはそれぞれの意味があります。
「右近の橘」の橘は、葉が季節を問わず生い茂っていることから、古来から「非時の香の木実(ときじくのかくのこのみ)」と呼ばれ、「不老長寿」の象徴、若しくは「生命の木」の象徴として珍重されました。
また「左近の桜」の桜は元々「梅」でしたが、960年の内裏焼亡後、新内裏建築の際に桃から桜へ植え替えたことから桜になりました。桃や桜には「邪気退散」や「魔除け」の霊力があると信じられていました。最近ツイていない…とお思いの方は、左近の桜に邪気退散を祈ってみては如何でしょう?
おまけ・獅子舞おみくじ
武田神社の手洗い近くには「獅子舞おみくじ」が鎮座しています。お金を入れると、なんと獅子舞が舞いながらおみくじを運んでくれるという、なんともおめでたい趣向のおみくじです。手洗い近くですので、まさに「運(ウン)が掴める」かもしれませんよ!
如何でしたでしょうか? 武田神社には勝運を招く本殿や拝殿だけではなく、沢山のパワー溢れるご利益スポットが点在しています。それらを1つ1つ祈りながらテーマパークのように楽しむもよし、お願いしたい1点のみで祈るもよし。武田神社に祈願し、あなたの願いを叶えてみては如何ですか?
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(2024/4/19更新)
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