新日本海フェリー「らべんだあ」で北海道へ楽しい船旅を!

新日本海フェリー「らべんだあ」で北海道へ楽しい船旅を!

更新日:2020/06/22 14:16

新日本海フェリーは2017年3月より、新潟―北海道・小樽を結ぶ航路に「らべんだあ」を就航中。これまでよりもスピードが上がり、以前より小樽を中心とした北海道観光で利用しやすいダイヤになりました。船内設備もより充実した「らべんだあ」で北海道へ出かけてみませんか。

スピードUPして利用しやすい!景色も格別「らべんだあ」

スピードUPして利用しやすい!景色も格別「らべんだあ」
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「らべんだあ」は三菱重工業下関造船所で建造されました。2016年9月に進水し、2017年3月に就航です。「らべんだあ」は新潟港発11:45→小樽港着翌日4:30、小樽港発17:00→新潟港着翌日9:00で運航され、以前の新潟港―小樽港のダイヤよりスピードUPしました。

新潟港出港時刻が遅くなった事で、首都圏・南東北・北陸信越からより余裕をもって新潟港へ向かう事が出来ます。また小樽港発が夕方、新潟港には翌朝に着くので、札幌などで観光してから本州へ向かう旅行者に合ったダイヤになります。特に小樽出港が朝から夕方に変わった事で、他のフェリーや交通機関との競争力を強化しました。

スピードUPして利用しやすい!景色も格別「らべんだあ」
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小樽港行きでは、新潟港出港から港外までは新潟市街を中心に越後平野を一望出来、また進行方向左側に佐渡島が見える事があります。新潟県、山形県沖では進行方向右側に陸地が見える事があります。また新潟県の粟島、山形県の飛島の近くを走ります。写真のように特に景色が良い時の鳥海山は、陸で眺める景色とは違った姿です。春夏は秋田県沖までたいてい明るいので、男鹿半島や秋田平野を眺められる場合があります。

そして小樽港入港前の景色は、天狗山などの小樽市内各地の展望台とは違った海からでしか味わえない光景です。6月、7月の小樽入港は日の出とおよそ重なります。秋冬なら小樽市街の海からの夜景を眺めながら入港となります。ちなみに小樽港入港まで、携帯電話の電波は進行方向右側の方が入りやすく、左側は入りにくいです。

新潟港行きは半分以上が夜間航海です。海からの小樽市街、新潟市及び越後平野、佐渡島を楽しめるほか、春夏では鳥海山などの山形県・新潟県の山々を進行方向の左側に見える事があります。ちなみに携帯電話の電波は進行方向左側が入りやすいです。

スイートはバスルームからもオーシャンビュー!「らべんだあ」

スイートはバスルームからもオーシャンビュー!「らべんだあ」
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「らべんだあ」の個室客室のうち、一番上のスイート、デラックスAには海が見える窓が全室にあります。また両客室ともテラスと浴室があり、テラスに出て海風に当たりながら眺める大海原は最高です。デラックスAの浴室は窓がない区画にあって海は見えませんが、他のお客様に邪魔されずに好きな時間にお風呂・シャワーに入る事が可能です。ステートルームの大半も部屋に窓があり、大海原を楽しめます。

スイートはバスルームからもオーシャンビュー!「らべんだあ」
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4室しかないスイートルームでは写真のようにデラックスAルームと違い、海を眺めながら他のお客さんに邪魔されず、好きな時間に入浴できます。スイート・デラックス・ステートにはシャワートイレ・洗面所・冷蔵庫・テレビ・ロッカーが備えられています。大浴場・露天風呂が営業していない時間・海上状況であっても、自室でシャワーを浴びる事が出来ます。

「らべんだあ」はこれまで運航していた「フェリーあざれあ」「フェリーしらかば」より個室化が進み、いわゆる雑魚寝の部屋はございません。全客室に最低限のプライバシーが保たれる区画があります。一番安いツーリストでもお一人様でも快適に過ごせる、シーツ付のベッドが設置されています。

ドックフィールド、ウィズペットルームに露天風呂!「らべんだあ」

ドックフィールド、ウィズペットルームに露天風呂!「らべんだあ」
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「らべんだあ」は新日本海フェリーの船としては初めて、ドッグフィールド、ウィズペットルームが船の後ろ側に設置されました。ウィズペットルームは2室設けられ、トラックドライバーが利用する部屋の近くにあり、ドッグフィールドに隣接しています。なお、ドッグフィールドは冬季利用できません。

ウィズペットルームが満室の場合などにペットを持ち込んで利用する時は、これまでの新日本海フェリーの船と同様に事前予約し、船の案内所で申し出て船内のペットケージに預ける事になります。

ドックフィールド、ウィズペットルームに露天風呂!「らべんだあ」
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大型船ならではの楽しみの一つといえば大浴場での入浴でしょう。「らべんだあ」には大浴場、サウナの他に露天風呂が設置されています。露天風呂は北海道・苫小牧東港―福井県・敦賀港で運航されている、2012年就航の「すずらん」「すいせん」で好評だったので「らべんだあ」にも設けられました。露天風呂は大浴場に隣接されており、大海原を眺めながら潮風を受けての入浴は最高です。

レストラン、カフェにグリルも!食事も楽しめる「らべんだあ」

レストラン、カフェにグリルも!食事も楽しめる「らべんだあ」
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船旅の大きな楽しみの一つといえば食事でしょう。「らべんだあ」には5階の右側にカフェテリア式のレストランが設置されており、小樽行きなら陸を眺めながら食事を楽しめる時があります。レストランの隣にはカフェが設置されて軽食も味わえます。カフェの隣には売店もあり、北海道や新潟のお土産などが揃っております。

また写真にあるグリルでは、主にグループ会社である「オーセントホテル小樽」の料理長が監修した料理を味わえます。こちらは4月から10月までの営業で事前予約が必要です。更にレストランに隣接して「オープンデッキ」や「バーベキューガーデン」も設けられおり、主に夏の催しで利用されます。

なお新日本海フェリーの船で、2012年就航の「すずらん」「すいせん」から設けられてきたトラックドライバー専用のレストランが「らべんだあ」にも設置されています。ドライバーズレストランは一般利用客用のレストランとは少し離れた別区画にあり、トラックドライバーにも利用しやすくなっております。

2017年6月から姉妹船「あざれあ」も就航中!

「らべんだあ」に続き同型船の「あざれあ」が6月28日に就航しました。船の上から眺める本州、北海道の景色は素晴らしいです。
これまでの新日本海フェリーの船と比べて、多くのお客様に利用しやすいダイヤになり、ドッグフィールド、ウィズペットルームなどの充実した船内設備のエコシップに乗って、思い出に残る旅行をしてみませんか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/07 訪問

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