写真:羽田 さえ
地図を見る上海や蘇州から車で1時間半ほどで行くことができる周荘。日本人旅行者ならば、上海市内中心部からバスで行くのが最も手軽なアクセスです。
田園風景を抜け、「周庄」と書かれた新牌楼の門をくぐれば、レトロな雰囲気いっぱいの水郷の街。どこか懐かしく、のどかな空気の周荘は、上海の最新スポットをあちこち観光!がっつり買い物!というパワフルな旅の合間に一息入れるのにぴったり。大都会の喧騒を離れ、のんびり過ごしたい街です。
提供元:江蘇省蘇州市観光局
http://www.visitsz.com/default.aspx周荘の観光エリアはコンパクトで、徒歩で回れます。運河が網の目のように張り巡らされ、趣ある路地と古い建物が並ぶ街並みを歩いてみましょう。さらに水郷の雰囲気に浸るなら、遊覧船に乗るのもおすすめ。
写真はフォトジェニックな観光スポット「双橋」。運河を行き交う船が通れるよう、中央が盛り上がった形状をしています。周辺には橋を見ながら食事ができるレストランやお土産店、ちょっとした食べ歩き用のB級グルメを売る店などが揃っています。
写真:羽田 さえ
地図を見る湖の景観も美しい周荘。エレガントな佇まいの全福大橋がかけられた南湖の湖上に、遊歩道が続きます。周辺には外国人旅行者を意識した高級ホテルも点在。日常を忘れ、ゆったりと心静かに過ごしたい水辺のリゾートです。
写真:羽田 さえ
地図を見る水郷の美しい風景を求めて周荘の街をのんびり歩くなら、一番のおすすめは夕景。穏やかな水面に夕日が反射する時間帯の美しさは格別です。まさにイメージ通りの中国!という景色に出会えるかもしれません。
運河沿いの家々に暮らす地元の人たちが、ベンチに休憩に出て来る姿も。ずっと昔から変わらないであろう水郷の風景と、人々の営み。心にしみる風景です。
写真:羽田 さえ
地図を見るグルメも大きな楽しみのひとつ。最近のトレンドとして四川風のスパイシーな味付けも出てきていますが、伝統的な江南地方の料理はやさしい味わい。淡水の魚やエビ、青菜やきくらげなどをシンプルに炒めたものが多く、江蘇省特産の黒酢を添えてヘルシーにいただけます。
ぜひ食べたい名物が「万三蹄(ワンサンティー)」。豚のモモ肉を醤油で柔らかく煮込んだ伝統料理です。見た目の印象ほど脂っこくなく、日本人好みの甘辛い味わい。ほろりとほどけていく食感とともに、凝縮された旨味が口いっぱいに広がります。
写真:羽田 さえ
地図を見る万三蹄はホテルのレストラン、運河沿いにある観光客向けの料理店の定番メニュー。その他、繁華街にある専門店でのテイクアウトも可能です。コラーゲンたっぷりで美容に良いとされ、女性にも人気の一品。ビールに合わせて、または白いご飯にのせて食べるのがおすすめです。具の入っていないプレーンタイプの包子と一緒に味わうのも良いでしょう。
写真:羽田 さえ
地図を見る夜になって提灯の灯りがともり、さらに趣を増す路地の風景。メインストリートの南市街では、夜までお土産ものや中国茶などの買い物が楽しめます。周荘を訪れる日本人はそれほど多くないため、日本語の客引きが多くてげんなり、ということも少なめ。異国情緒もたっぷり味わえます。
お酒の楽しみも多彩。ジャズが流れるおしゃれなバーや、中国人たちがカラオケを楽しむ賑やかな店などもありますが、全体的にまったりとした雰囲気。どこかのんびりした夜の街も、周荘らしいと言えそうです。
上海市内から車で1時間半ほどで手軽に行ける水郷「周荘」、いかがでしたか。中心地の観光エリア内は入場料がかかるため、旅行会社のオプショナルツアーを利用するほか、上海からのバス往復運賃と入場料込みのセット券を使うのも便利です。
初めてなのになぜか懐かしい、美しい水の都をぜひ訪ねてみてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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