こりゃめでたい!「めでたいでんしゃ」でゆく和歌山市・加太めぐり

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こりゃめでたい!「めでたいでんしゃ」でゆく和歌山市・加太めぐり

こりゃめでたい!「めでたいでんしゃ」でゆく和歌山市・加太めぐり

更新日:2017/10/30 20:00

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

和歌山市の電車というと、和歌山電鉄のたま電車が有名ですが、2016年に鯛をモチーフにしたピンク色のラッピング電車が登場しました。その名も“めでたいでんしゃ”!何とも縁起が良いネーミングですよね。さらに2017年10月7日には、加太の鯛と海をイメージした「水色」の“めでたいでんしゃ”も新登場。この“めでたいでんしゃ”に揺られ、加太周辺の名所・グルメ散策をしてみませんか?

南海電鉄のあたらしい観光電車「めでたいでんしゃ」

南海電鉄のあたらしい観光電車「めでたいでんしゃ」

写真:モノホシ ダン

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“めでたいでんしゃ“は、大阪・難波と和歌山の和歌山市を結ぶ南海電鉄・南海本線の支線「加太線」で、「加太さかな線プロジェクト」の一環として、2016年4月29日から運行を開始しました。名物「加太の鯛」と加太の観光名所「淡嶋神社」の縁結びをイメージしたもので、乗車するだけで「おめでたい気分になる」「愛でたい・ずっと乗っていたい」の意味を込めて名付けられました。

南海電鉄のあたらしい観光電車「めでたいでんしゃ」

写真:モノホシ ダン

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車内のシートは鯛の模様をちりばめ、吊り革はお魚の形をしています。しかも、各車両に一つだけ「ハート型」の吊り革があります。ユニークな内装を楽しんだり、ハートの吊り革を探したり・・・始発の和歌山市駅から終着の加太駅までの約25分間は、あっという間です。

南海電鉄のあたらしい観光電車「めでたいでんしゃ」

写真:モノホシ ダン

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さらに終点の加太駅では、週末限定で駅員さんによる魚屋さんの前掛け姿のサービスも見られます。声をかけると気軽に記念撮影に応じてくれます。土日に訪れる際は、こちらも必見です。なお、加太駅舎は、前身の明治時代の「加太軽便鉄道」からほとんど変わっていないレトロな雰囲気を残す駅舎です。

新登場「水色」の“めでたいでんしゃ”とは

新登場「水色」の“めでたいでんしゃ”とは

写真:モノホシ ダン

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水色の“めでたいでんしゃ”は「加太さかな線プロジェクト」の一環として、2017年10月7日に新登場しました。ピンク色の“めでたいでんしゃ”と同じく、既存の7100系を改造したものです。運行日は、毎日、固定されているわけではありません。運休の日もあります。詳しい運行ダイヤは、関連MEMOをご覧下さい。

新登場「水色」の“めでたいでんしゃ”とは

写真:モノホシ ダン

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水色の“めでたいでんしゃ”の運転席の後ろの窓には、ピンク色の“めでたいでんしゃ”と同じく「鯛の目」がデザインされています。外観に、鯛のウロコをあしらっているのも、ピンク色の“めでたいでんしゃ”のデザインをそのまま踏襲しています。

新登場「水色」の“めでたいでんしゃ”とは

写真:モノホシ ダン

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途中駅では、タイミングが会えば、ピンク色の“めでたいでんしゃ”と交換する様子が見られます。写真は「八幡前駅」での列車交換風景です。運行ダイヤを調べて、ピンク色と水色の“めでたいでんしゃ”のランデブーを撮影するのもおすすめです。

“めでたいでんしゃ”のベスト撮影スポット「磯の浦海水浴場」

“めでたいでんしゃ”のベスト撮影スポット「磯の浦海水浴場」

写真:モノホシ ダン

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水色の“めでたいでんしゃ”の内装は、海の中をイメージしたものになっています。座席シートは、海の生き物、波模様のオリジナル柄です。床は、海面をイメージしたもので、釣り場・フィン・サーフボードなど、実際に足を置いて体験したくなるような仕掛けが施されています。ぜひ試してみて下さい。面白い写真が撮れます。

“めでたいでんしゃ”のベスト撮影スポット「磯の浦海水浴場」

写真:モノホシ ダン

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南海電鉄・加太線では、海と電車をいっしょに収めることのできる撮影スポットがあります。それが「磯の浦海水浴場」です。関西ではサーフィンも楽しめる海水浴場として人気があります。撮影スポットは、右手の防波堤上です。加太線「磯ノ浦駅」を降り、いつまでも夏の雰囲気の漂う砂浜を防波堤まで歩きましょう。白い砂とどこまでも広がる青い海に心洗われる思いがするでしょう。

<磯の浦海水浴場の基本情報>
住所:和歌山県和歌山市磯の浦
電話番号:073-452-2737(磯の浦観光協会)
アクセス:南海電鉄加太線磯ノ浦駅下車すぐ
車利用の場合は、阪和自動車道和歌山北ICから約13km

“めでたいでんしゃ”のベスト撮影スポット「磯の浦海水浴場」

写真:モノホシ ダン

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撮影ポイントへは、砂浜を歩いて約10分で到着します。“めでたいでんしゃ”の運行ダイヤを確認して撮影しましょう。加太駅に着いた電車は、和歌山市駅への折り返しのためすぐに発車します。電車の、加太駅から磯ノ浦駅までの所要時間は約5分です。そのため少し待つだけで、下りと上りの行ったり来たりする電車を撮影するチャンスが2回あるわけです。

女性に霊験あらたかと人形供養の「淡嶋神社」と戦争遺跡「由良要塞」

女性に霊験あらたかと人形供養の「淡嶋神社」と戦争遺跡「由良要塞」

写真:モノホシ ダン

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ここで加太のおすすめの名所をご紹介します。一つ目は「淡嶋神社」です。ご祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、神功皇后です。

毎年3月3日の雛流し神事は、全国的に有名ですが、これはご祭神の少彦名命と神功皇后の男女一体のご神像が、男雛と女雛にたとえられ、元々ご祭神を祀っていた加太沖の友ケ島から加太への遷宮が3月3日であったことから、雛祭りは3月3日になったと当地では伝えられています。

ところで、ご祭神のひとりの少彦名命は、医薬の神様で、とくに婦人病の回復や安産に霊験あらたかとされ、女性の方のお参りが絶えません。また、最近では恋愛成就のパワースポットとしても人気があります。

女性に霊験あらたかと人形供養の「淡嶋神社」と戦争遺跡「由良要塞」

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また、淡嶋神社は人形供養の神社としても有名です。市松人形や日本人形などが奉納され、ジャンル別に境内のところ狭しと並べられた約2万体の人形は壮観の一言に尽きます。ちなみに、人形を納める方は、みかん箱一杯程度で、500円の委託料と供養料(寸志)が必要です。ただし仏滅の日は、人形供養はしておりません。

<淡嶋神社の基本情報>
住所:和歌山県和歌山市加太118
電話番号:073-459-0043
アクセス:南海電鉄加太線加太駅下車、徒歩約15分

女性に霊験あらたかと人形供養の「淡嶋神社」と戦争遺跡「由良要塞」

写真:モノホシ ダン

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加太の名所の二つ目は、休暇村紀州加太の近くにある、戦争遺跡「由良要塞」の加太・深山(みやま)砲台跡です。由良要塞は、紀伊水道を通って大阪湾に進入してくる艦船の最終防衛ラインとして、淡路島の由良・友ケ島・そして加太と複数の砲台が設けられていました。

現在、砲台跡は宮崎駿監督の作品『天空の城ラピュタ』の世界観に似ているとして、人気のハイキングコースになっています。訪れる人が多いのは、加太港から高速船に乗ってゆく友ケ島のほうですが、荒廃が進んでおり遺構の保存状態は、こちらの方が上です。ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

<加太・深山砲台の基本情報>
住所:和歌山県和歌山市加太深山
電話番号:073-435-1234(和歌山市観光課)
アクセス:南海電鉄加太線加太駅下車、徒歩約60分      
タクシー利用の場合は約15分

加太淡嶋温泉で昼食と日帰り入浴も楽しもう

加太淡嶋温泉で昼食と日帰り入浴も楽しもう

写真:モノホシ ダン

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さらに、淡嶋神社のすぐ近くには、美人の湯として知られる「加太淡嶋温泉」があります。泉質は、重曹泉で、しっとりとしたお湯で、お肌を柔らかくスベスベにする効果があり、とくに女性に人気です。せっかくすぐ近くに温泉があるのですから、昼食付き日帰り入浴プランを楽しみましょう。加太淡嶋温泉「大阪屋 ひいなの湯」がおすすめです。

加太淡嶋温泉で昼食と日帰り入浴も楽しもう

写真:モノホシ ダン

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写真は、予約して、お部屋でいただく「昼食・温泉付きプラン」の一例です。予約なしで、気軽にホテル1階のダイニングで食事と入浴もできます。なお、どちらのプランもバスタオルはついておりませんので持参いたしましょう。

鉄道ファンも温泉好きも満足する風光明媚の地・加太

いかがでしたでしょうか。大阪から電車で2時間ほどのアクセスですし、美味しい海の幸がいただけると評判の加太淡嶋温泉への旅。この機会に、めでたいでんしゃに乗って、日帰りでも宿泊でも楽しめる加太で、優雅な気分に浸ってはみませんか。

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/14−2017/10/09 訪問

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