写真:肥後 球磨門
地図を見る山口県宇部市にある「ときわ公園」へのアクセスは車の利用の場合、山口宇部道路 宇部南ICから5分、公共交通機関ではJR新山口駅から特急路線バス利用で、ときわ公園入り口バス停まで30分で到着します。
常盤湖周辺に東京ドーム40個分の広さがある「ときは公園」は、国の登録記念物に登録され、NHKの「21世紀に残したい日本の風景」総合公園の部で1位に選ばれたほか、日本の都市公園100選にも選出された山口県を代表する公園です。園内では2年に一度、野外彫刻の国際コンクール「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」が開催され、自然のなかに調和するように受賞作品が展示されています。
写真:肥後 球磨門
地図を見るときわ公園の野外ミュージアムを代表的する作品が「蟻の城」と名づけられた彫刻です。屋外に展示される作品が毎年変わるのに対し、この作品は50年近く経った今でも同じ場所に展示されていて、ときわ公園の象徴になっています。
芝生広場に座って、常盤湖を背景に自然と調和するアートを楽しんではいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見るときわ公園内にペリカンが飼育されている「ペリカン島」があります。日本初の人工孵化で誕生したのがときわ公園にいたカッタくんで、生存していた頃は宇部市内の幼稚園などにフラッと飛んで来る愛嬌のあるその姿が何度もニュースに取り上げられて、宇部市民のみならず全国的に有名なペリカンでした。そのカッタくんの子孫が今もペリカン島で暮らしています。日頃なかなか見る機会がないモモイロペリカンを身近に見ると圧倒されます。
1日1回ペリカンに餌付けをする「ぱくぱくタイム」が行なわれ、大きな口をあけて魚をほおばるペリカンの姿は見ごたえがあります。ペリカンの体調などで中止される場合もありますが「ぱくぱくタイム」にあわせて来園してはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る写真:肥後 球磨門
地図を見る園内に入ると高い櫓(やぐら)が目に入ります。この櫓は、宇部興産株式会社の東見初炭鉱(ひがしみぞめたんこう)が閉山するまで活躍した竪坑櫓(たてこうやぐら)です。ときわ公園「石炭記念館」のシンボルであり、展望台となっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見るこの櫓展望台からは、ときは公園内のみならず宇部の町並みや瀬戸内海を一望できます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る宇部市はかつて炭鉱の町として発展してきました。宇部の石炭産業の歴史を伝えるために開館したのが日本初の石炭記念館で、坑道の作りが再現されたモデル坑道があり、坑内での作業がどのようなものであったかを体感することができます。
鉱員たちが暮らしていた炭鉱住宅が復元されています。炭鉱で働く人たちの当時の生活が伝わってくる施設なのでときわ公園訪問時は是非立ち寄って当時の暮らしぶりに触れてみてはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見るときわ公園の中央入り口から入場すると大きな観覧車が見えてきます。ここはときわ公園遊園地で入場は無料になっています。(乗り物は有料)。
遊園地には前に後ろに高回転でぐるぐる回る「アモーレエキスプレス」や身長年齢制限のない「バッテリーカー」、景色が楽しめる「カッタくんの大観覧車」など子供から大人まで楽しめるおススメの遊園地です。
写真:肥後 球磨門
地図を見る遊園地の近くにあるのが「ときわ動物園」です。園内は「アジアの森林ゾーン」「中南米の水辺ゾーン」「アフリカの丘陵マダガスカルゾーン」、そして地元の「山口宇部の自然ゾーン」に分かれていて、モンバットやミーヤキャット、テナガザルなど珍しい種類の動物を見学することができます。
園内では毎日ウサギやモルモットのふれあいの時間も設けられているので、小さいお子さんも楽しめるようになっているおススメの動物園です。
公園内には四季の花が植えられ、3000本以上の桜や数万本の花菖蒲、ツツジなどが開花時期には見事な姿を表します。
常盤湖周辺に点在する野外彫刻を楽しみ、東京ドーム40個分の広大な自然の中で花を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
公園の中央駐車場近くにある無料休憩施設は、常盤湖畔を見下ろせる絶好のロケーションにあり、ここから美しいときわ公園を楽しむのもおススメです。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -