写真:浅井 みら野
地図を見る同じ高さの建物が並ぶ一角に「ホテル アリゴネ(Hotel Arigone)」があります。ホテルらしい装飾といえば控え目に出された看板のみで、周囲の環境に抵抗なく溶け込んでいる様子。サーモンピンクとクリーム色の外観からは穏やかな印象が漂い、文化の街として発展してきたオロモウツらしい建物です。
写真:浅井 みら野
地図を見るホテルに一歩入ると、出迎えてくれるのが色鮮やかなアートの数々。エレベーターホールの壁一面に描かれたアートからは力強いエネルギーが感じられ、そのパワーに圧倒されるほど。伝統的な雰囲気から一気にスタイリッシュなムードに包まれます。
写真:浅井 みら野
地図を見るその勢いは止まらず、お部屋のデザインにも。白ベースの部屋にセンス良く配置された赤い家具がアクセントになり、モダンさが感じられます。赤透明の照明も丸っこいかたちが可愛らしいですね。サイドテーブルには透明のテーブルが置かれ、ヨーロッパでお馴染みの重厚感ある木製家具とは異なる雰囲気に。
写真:浅井 みら野
地図を見る浴室はバスタブとシャワーの2種類。アール・ヌーヴォー調の植物のイラストが、インパクトが強い赤い浴室をやんわりと落ち着かせています。バスタブよりシャワーの方が多めなので、バスタブを希望される際は予約時に部屋のカテゴリなどご確認することをおすすめします。
こちらの部屋以外にも赤の代わりに若草色の家具が配置されたお部屋もあり、こちらはのんびりした印象です。
写真:浅井 みら野
地図を見る目を引くデザインが発揮されているのはお部屋だけとは限りません。ホテル内のレストランには、至るところに植物が配置され、まるで森の中にいるよう。こちらでは主にチェコ料理の食事ができ、宿泊客からも人気です。
写真:浅井 みら野
地図を見るレストランの別室に設けられた朝食のビュッフェ。存在感ある岩壁が並び、レストランのメインフロアと同じ雰囲気を保ちつつ、こちらも自然が身近に感じられるデザインです。
写真:浅井 みら野
地図を見るユニークなデザインに溢れたホテルで、ホテルライフを満喫することもおすすめですが、ロケーションの良さもホテルアリゴネの魅力のひとつ。
世界遺産として登録されているオロモウツの聖三位一体柱(Sloup Nejsvetejsi Trojice v Olomouci)は、徒歩5分の近さ。18世紀に造られた高さ35mの柱には金箔が貼られ、いかにこの街が宗教的に重要な場所だったのか、歴史と文化の豊かさが感じられます。昼間は重厚感が感じられ、ライトアップされた夜は細かな装飾が浮き彫りになり、より一層美しく感じられますよ。
1000年以上の歴史を持つオロモウツの雰囲気は、ゆったりとのんびりした和やかな印象。ホテル アリゴネの外観も、その印象を受け継いでいます。しかし、一歩入れば飛び込んでくるのが鮮やかなインテリアが光るモダンなデザイン。街の雰囲気とのギャップが大きいほど、より魅力を増していくお洒落なホテルです。
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(2024/4/19更新)
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