1931年(昭和6年)に料亭として開業、その後日本初の総合結婚式場となった「目黒雅叙園」。芸術家の絵画や骨董品が飾られており豪華絢爛な内装ですが、こちらは一般のお客様にも優雅な気分を楽しんでもらいたいという創業者の想いにより造られました。中でも東京都指定有形文化財の「百段階段」は大変貴重なものです。
2018年の創業90周年や2019年のオリンピックに向けて、2017年4月1日に「ホテル雅叙園東京」と名称を変更。目黒のランドマークから世界に誇る東京のホテルとして、客室をリノベーションしました。現在は60室の全室スイートルームの仕様となっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る8階フロントはアーティスティックな絵画が飾られた広々とした空間。チェックイン時にはおもてなしのドリンクが提供されます。抹茶「幾世の昔」、舘田珈琲「ホテル雅叙園東京オリジナルブレンド」など、素材にこだわった飲み物でほっと一息つけますよ。
茶室をイメージした客室は、近代的なインテリアに和のテイストを取り入れたくつろぎの空間。全てスイートルームで一般的な客室でも80平米の広さを誇ります。和洋室を兼ね備えた客室「ジャパニーズモダン」には、茶室を再現したような小上がりもあります。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室によっては、リビング中央に大きなテーブルを配置しており、身近な人との食事や打ち合わせにも活用できます。上品な茶器セットや和柄の折鶴なども用意されているので、日本の伝統文化を気軽に楽しめます。日本人だけでなく外国人観光客にも喜ばれそうですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る寝室はシンプルな内装ながらも、間接照明やヒノキなどの木の枝をディスプレイしており、自然の温もりを感じることができます(部屋によって木の種類が異なります)。
提供元:ホテル雅叙園東京
http://www.megurogajoen.co.jp/ホテル最上階に新設された、宿泊者専用のエグゼクティブラウンジ「桜花(OUKA)」。その名の通り桜をテーマにした華やかなインテリアで、大きな窓からは目黒川を見渡せますよ。日本各地の焼き物の食器もディスプレイされて優雅な雰囲気が漂っています。
また朝食以外にも、ティータイム、カクテルタイム、バータイムなど、時間ごとに様々なサービスを受けられます。ホテルステイがメインの方はそれぞれの時間を満喫できますね。
朝食ビュッフェは、神奈川県産の「寿雀卵(じゅじゃくたまご)」など、契約農家から取り寄せた厳選食材を使用。食材の組み合わせによって栄養価が高まるというフードシナジー効果が得られるメニューもあります。朝食はバランスよくしっかり食べたい方にはぴったりですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る宿泊者専用のライブラリーラウンジ「椿(TSUBAKI)」。奥の壁には椿の花びらが散りばめられておりインパクトがありますね。欄間には日本画家の蔦谷龍間氏による素晴らしい絵画。螺鈿(らでん)の色鮮やかな床柱もため息のでる美しさです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る書籍は日本の伝統文化や庭園にまつわる写真集、ビジュアルブックなどを中心にセレクト。目黒雅叙園の歴史や文化にまつわる書籍も用意されています。外国人向けの洋書も多く「海外から見た日本」という視点を知るのもおもしろいですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るプライベートダイニング「紫翠(SHISUI)」。紫陽花をイメージした落ち着いた内装ですが、テーブル上のフラワーアレンジメントが明るく華やかな印象を与えてくれます。こちらでは少人数のウエディングパーティや会食などの利用にもおすすめです。
目黒雅叙園の雅な雰囲気を受け継ぎながら、近代的なデザインも取り入れた上質な空間となった「ホテル雅叙園東京」。また産地や食材にこだわった朝食ビュッフェをいただけるのも嬉しいですね。日本の伝統文化を満喫したい人や外国人観光客にとっても、素晴らしい滞在になるのではないでしょうか。
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(2024/3/19更新)
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