写真:島塚 渓
地図を見る「鳥岩楼」はもともと祇園で創業したお店ですが、昭和20年に京都の西陣に移転。丁寧に下ごしらえをした鳥とじっくり煮込んだスープを使った水炊きが評判の老舗料理店です。
そして「鳥岩楼」ではお昼限定で親子丼も食べられるようになっており、こちらを目当てにやってくるお客さんもいるほど。京都の観光エリアから少し離れた住宅街にあるにもかかわらず、お昼時となると満席になるほどの盛況ぶりです。
写真:島塚 渓
地図を見るまた、京都の5花街の1つ“上七軒”からも近いことがあり、玄関には舞妓さんや芸子さんの団扇が飾られています。こんなところからも老舗らしい雰囲気が伝わってきますね。
写真:島塚 渓
地図を見る今回紹介する「鳥岩楼」の親子丼はお昼限定のメニュー。それも12時〜14時まで、たった2時間しか注文することができないんです。
ここではお昼に親子丼だけしか提供されないため、席に座って待っていると自動的に運ばれてくるという仕組みになっています。そのため、メニューを見て選ぶという過程がなく、初めて来る人は少々戸惑ってしまうかもしれません。
写真:島塚 渓
地図を見るこちらが人気の親子丼。ふわトロの卵とほどよい弾力の上品な鶏肉が抜群の相性。そして上には半熟卵と山椒がのっていて、これがご飯に絡まり適度なアクセントになっています。
もともと水炊きの名店であることから、水にも相当のこだわりを持っていて、鶏肉の雑味がまったくと言っていいほどありません。まさに名店だからこそ出せる親子丼です!
写真:島塚 渓
地図を見る親子丼といっしょに付いてくるのがこちらの鳥出汁スープ。見た目以上にサラリとした喉ごしとコクのある味わいがくせになる一品。
鶏ガラを6時間ほどかけてじっくり煮込んであるそうで、深みのある鳥出汁が心地よく口に広がっていきます。わずかに塩味を利かせてあり、老舗ならではの上品なスープになっています。
写真:島塚 渓
地図を見る親子丼が食べられるお昼の時間帯は、2階の座敷に案内されます。仲居さんが席を指定していていき、場合によっては詰めて座ることもあるので、少人数で入店した際は相席になることを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
店内の調度品は老舗らしく歴史を感じさせるものばかり。こういった雰囲気の良さも食事をするときの楽しみでもありますよね。
写真:島塚 渓
地図を見るそして、2階の座敷に続く中庭も情緒たっぷり。京都の町家らしくこじんまりとしていながらもセンスのいい佇まいとなっています。お店のつくりも歴史と風情を感じさせてくれるようになっていますね。
「鳥岩楼」はお昼限定でふわトロ親子丼が食べられるお店。お値段も800円(2017年3月現在)とリーズナブルながら、十分に名店の味を堪能することができます。
そして歴史を感じさせるお店の雰囲気も見逃せないポイントなので、ぜひ実際に足を運んでみて下さい!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/28更新)
- 広告 -