写真:竹内 あや
地図を見る「ドーミーイン倉敷」があるのは、白壁の屋敷や蔵が川沿いに並び、国の重要伝統的建築物郡保存地区にも指定されている美観地区から徒歩約1分の場所。ホテルを出て大通りを渡れば、もうそこは風情豊かな街並みへの入口です。
写真:竹内 あや
地図を見るすぐ先には、モネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」など約3000点の名画を収蔵する大原美術館や、倉敷窓や格子が見事な大原家住宅、倉敷ガラスや備中和紙など展示した倉敷民藝館などの見どころが点在。町家を改装したカフェや食堂、民芸店など、思わず女子心をくすぐる店が軒を連ねています。
写真:竹内 あや
地図を見るドーミーイン倉敷の一番の売りは、何と言っても温泉! 町なかにありながら、温泉旅館滞在のような気分が味わえてしまうのです。
最上階にある大浴場・天然温泉「阿智の湯」は、カルシウム・ナトリウム−塩化物泉。海水成分に似た塩分を含む無色透明の湯で、神経痛や筋肉痛、冷え性、関節痛、疲労回復などに効能があるといわれています。
露天風呂は、小さいながらも倉敷の町屋敷を模した情緒ある造り。
「ときどき虫たちも温泉に入りたくなるようです。混浴がお嫌いな方は、こちらの網でそっとすくってあげてください」
ふと片隅に目をやると、こんなかわいらしい看板も! 朝には頭上に真っ青な空、そして夜には星空が広がり、ただじっとお湯に浸かっているだけでほんわかした気分になってきます。
写真:竹内 あや
地図を見る内風呂、露天風呂に加え、サウナ、水風呂も完備。リーズナブルな料金で極楽気分が味わえる「手もみ処」も併設しています。脱衣所にはロッカーのほか、ドライヤーや化粧水、乳液などのアメニティが揃ったパウダールームまで備わっているので手ぶらでもOK。午後3時〜翌朝10時まで開いているので、観光巡りや仕事で遅くなった日でも安心です。翌朝は、出かける前にひと風呂浴びて!といったことも可能です。
写真:竹内 あや
地図を見る朝食は、和洋食ビュッフェ。カウンターには色鮮やかな料理がずらりと並び、どれにしようか迷ってしまうほど。なかでも人気なのが岡山名物「まつり寿司」で、好きな具材を自由自在に盛り付けて、思う存分味わうことができます。
「まつり寿司」とは、エビ、穴子、タコ、酢でしめた鯖やママカリなどの海の幸をシイタケ、レンコンなどの野菜とともに、錦糸たまごを散らした色鮮やかな「ばら寿司」のこと。昔から、祭りや祝い事の際に食べられていた郷土料理です。
庶民の知恵が詰まった一品で、備前岡山の藩主であった池田光政により質素倹約が奨励されていた江戸時代、豪華料理を「質素」に見せるために生み出されたといわれています。もともと底に具を敷き詰め、その上に酢飯をのせていたのだとか……。祝いの席などで殿様や侍たちの姿が見えなくなると、これをひっくり返してたくさんの具材がのった寿司を食べたと伝えられています。
ちなみに「まつり寿司」の具材として欠かせないママカリは、「この魚があまりにもうまいので“ママ(飯)”が足りなくなり、隣の家に“カリ(借り)”に行かねばならないほど」ということから、こう呼ばれるようになったのだそうです。別名「サッパ」とも呼ばれるニシン科の魚で、酢漬けまたは酢醤油漬けにしていただくことが多いようです。
写真:竹内 あや
地図を見るほかにも「ドーミーイン倉敷」にはうれしいサービスがいっぱい! 毎晩9時30分〜11時の間、レストランで「夜鳴きそば」を無料で提供。同ホテル特製のあっさりとした醤油ラーメンで、夜食としてはもちろん、夕食としても十分なボリュームです。また、ロビーにはコーヒーマシーンがあり、いつでも気軽に挽きたてが楽しめます。
さらに、館内には雑誌や新聞などが楽しめる湯上り処、無料インターネットコーナー、自動販売機コーナーなどの施設も完備。ランドリーコーナーでは、洗濯機だけであれば無料、乾燥機もリーズナブルな料金で使用することができます。
最後に、客室についてもひと言。エコノミーシングルルームからコンフォートツインルームまで計6タイプあり、いずれも白と茶を基調にした落ち着きのある内装が印象的。シモンズ社製の寝心地のいいベッドに加湿器機能付き空気洗浄機、冷蔵庫、無料Wi-Fiなどの設備を備えています。
ホテルでありながら館内は「くつろぎ作務衣」とスリッパでOKという方針で、室内のなかに“くつろぎ”セット一式が用意されています。ボディソープやシャンプー、コンディショナー、歯磨きセットといった基本的なアメニティに加え、マイナスイオンドライヤーやお茶セット、さらには消臭スプレーまで備えられています。
都市型ホテルでありながら、温泉に郷土料理までも楽しめてしまう「ドーミーイン倉敷」。観光地として人気の美観地区まで、徒歩わずか1分という好立地であることもおすすめのポイントです。
1室二人以上での利用を前提とした旅館と違い、一人でもお手頃料金で滞在できるのもうれしい限り。今度の旅の拠点に、利用してみてはいかがですか?
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(2024/10/13更新)
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