写真:鈴木 旅人
地図を見る先ず何と言っても町の中心であるJR女川駅は外せません。白い大きな屋根はウミネコをイメージして作られていて、見ている者に明るく柔らかい印象を与えます。
2階には温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」も併設されていて、施設内には復興の願いを込めたタイルアート「家族樹」が飾られています。
この女川駅が、「ウミネコが羽ばたく町のシンボル」なんです!
写真:鈴木 旅人
地図を見る3階に上ると女川湾を一望できる展望フロアがあり、広い遊歩道の為、見晴らしも抜群!
そして実はまだあまり知られていませんが、元旦の初日の出が、この遊歩道のど真ん中から上るよう設計されているようなんです。今後、初日の出の名所になること間違いなしです!
写真:鈴木 旅人
地図を見る夜の雰囲気も良いので、温泉に入って寛ぎ、夜の町をブラ歩きなんていうのもオススメですよ!
写真:鈴木 旅人
地図を見る信号を渡ると海まで「シーパルピア女川」という商店街が続き、ここに観光案内所なども入っています。道の向こうにキラキラと水面が輝き、気持ち良く散策できますよね。
写真:鈴木 旅人
地図を見るこちらは独自の製法で一年中新鮮なさんまを食べさせてくれる「きらら女川」さんです!女川は全国でも有数のさんまの水揚げを誇る町なんですが、きらら女川さんでは通年その新鮮なさんまが食べられるんです!なので、店内にはさんまを扱った商品が沢山並び、ついつい手が伸びてしまいます。
今回ご紹介したいのは、そんなそんまをパン生地に練りこんだ「さんまパン」です。既に女川名物とも言われている人気ぶりで、「さんまパンの歌」という曲まで作られているんです!
写真:鈴木 旅人
地図を見るすぐに食べる場合は、温めてくれるので是非、温かいうちにいただきましょう。一層さんまの香りが引き立ちます。と言っても生臭いわけではなくほんのり魚感がある程度で、メロンパンのようです。
とにかくフォトジェニックなこの一品、ご賞味下さい!
写真:鈴木 旅人
地図を見る次にご紹介するのは、「みなとまちセラミカ工房」さんです。こちらでは色鮮やかなスペインタイルの商品を購入できるだけでなく、体験作りすることができます。
写真:鈴木 旅人
地図を見る「色を失くした女川の街をスペインタイルで明るく彩りたい!」という、代表である阿部鳴美さんの大きく素敵な夢の下、工房が開かれました。スペインの材料と技法を使い、一枚一枚手描きで色付けし焼き上げています。
高温で焼き付けるタイルの絵柄は、何百年経っても色あせることはないらしく、店主の想いを正に実現している商品と言えます!
店内には時計や表札、アロマタイル、コースターなど、大小様々な商品が並び、店内を色鮮やかに彩ります。
写真:鈴木 旅人
地図を見る体験教室では1〜2時間で一枚のコースターを制作し、下書きがあるので小さなお子様も上手に作れるとのことです。
店主の「街を彩りたい」という想いは一歩一歩実現され、女川町のあちこちにセラミカ工房さんのタイルが貼られているのですが、実は体験教室で制作したコースターも街の彩りに参加出来るんです!
メモリアル体験というコースがあり、そちらでは2枚制作し、1枚を手元に、1枚を女川の町に使っていただけるんです。女川町の彩りプロジェクト、是非参加してみて下さい!上の写真のように、町の中の風景として使用していだだけるようです。
写真:鈴木 旅人
地図を見る最後に、この「シーパルピア女川」という施設全体をご紹介したいと思います。
先ずお伝えしたいのは、こちらの施設は決して観光客の為だけに作られているわけではなく、日用品を販売する店舗や地元民の集まる居酒屋などもあり、町民の皆さんの憩いの場となっているということなんです。
平日には地元の方々が高台から降りてこられ、憩いのスペースとなっています。
交流館には音楽スタジオも併設され、地元の若者が音楽を楽しんだり、町長がギターで公演をしたりすることもあるようです!
写真:鈴木 旅人
地図を見る上の写真はシーパルピアの端っこ、海に面した所にある木造の家屋なのですが、説明もない為、観光客の方には一見しただけでは何なのか解りません。
しかし、実はこの家屋の場所、以前女川駅のあった所なんだそうです。現在の女川駅は、この場所より数百メートル海から後退した場所にあります。町並みが全て変わってしまい当時を思い出せないということのない様、こういった町民への配慮もあるんですね。
写真:鈴木 旅人
地図を見る道路を挟んだ先には、震災遺構なども遺されていて、あの震災を忘れるわけではなく、その事実と共に前に進んでいく、という気持ちが伝わってくるようです。
生まれ変わった女川町、いかがでしたでしょうか?シーパルピアを歩いていると「あたらしいスタートが世界一生まれる町へ」というポスターが貼られているのですが、女川町に来るとその復興への気概がダイレクトに伝わってきます!
またお店の方と話していると、地元の方が誇らしげに施設を話すこともあり、民意が反映されているということも実感します。
すぐ脇の高台には女川医療センターがあり、多くの方がこちらに避難しました。高台には慰霊碑が建てられ、医療センター内2階では震災時の写真展示も行われています。お時間のある方はこちらも訪れ、女川町のここまでの歩みを感じましょう。
「あたらしいスタートが世界一生まれる町」あなたも是非、体感してみて下さい!
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(2024/3/19更新)
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