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写真:中川 康雄
地図を見るメキシコ・オアハカで、まず訪れるべき場所「サント・ドミンゴ教会」。この教会はバロック様式のもっとも見事な例のひとつといわれている傑作。1555年に建設が開始され、長い期間を経て完成に至りました。世界遺産にも登録されています。「サントドミンゴ」とは「聖なる日曜日」という意味だそうで、メキシコの他の町にも同じ名前を持つ教会がありますが、ここの教会の荘厳さは特別なもの。教会の前は、地元民や観光客の憩いの場のようにもなっています。
写真:中川 康雄
地図を見るその外観も荘厳なものですが、カテドラル内部や祭壇などに施された細やかなで煌びやかな装飾の美しさには圧倒されてしまいます。その埋め尽くされたあまりの繊細さは、「隙間恐怖症」に例えられるほど。もともと、スペインから伝わったバロック様式に、先住民文化などが混合して、このような独特なスタイルが生まれたのだそうです。このような特別なスタイルの教会は、ここでみておかないともったいない。場所もオアハカの街の中心にあるので、とてもアクセスしやすいのも魅力。
写真:中川 康雄
地図を見る重厚な木製の扉から教会内部へと入っていくと、まず驚くのが入り口の天井一面に張り巡らされた美しい装飾です。この金箔と木彫のレリーフの装飾は「生命の樹」と呼ばれ、ぶどうの樹で表現された先住民の死生観とキリスト教の聖人が刻まれています。これは17世紀の作品。その枝はドミニコ会の創始者・聖ドミニクスを起点として伸びていて、枝の先端にはドミニコ会の聖人33人が配置さています。2つの文化の融合がうまく表現された素晴らしい作品です。ぜひ注目してみてください。
写真:中川 康雄
地図を見る「サント・ドミンゴ教会」の隣には、ヌエバエスパーニャで最大規模の修道施設のひとつだった「サント・ドミンゴ修道院」の跡があります。19世紀から1994年に及ぶ長い間、この修道院は兵舎や家畜小屋となっていました。そのあと、オアハカの芸術家であるフランシスコトレドが修復を担当。長い時を経て、1998年、ついに州最大の文化センターがここに完成したのです。
写真:中川 康雄
地図を見る修道院時代の名残りを感じさせてくれる図書室も見どころのひとつ。
写真:中川 康雄
地図を見る現在、この文化センターには、1932年に発見された天空の古代遺跡「モンテ・アルバン」で出土した金や銀、宝石などから、植民地期と改革期の書類や道具などが丁寧に保管されています。この展示の数々も必見。教会を訪れた際には、ぜひこちらのほうも足を運んでみてください。また、中庭は植物園となっていいます。こちらでは、ミシュテカの準砂漠地帯から沿岸部の緑地帯まで、この地域独特の植物をまとめて観察することができます。
いかがでしたか?メキシコ・オアハカにある世界遺産「サント・ドミンゴ教会」。ここは、多くの魅力ある観光資源を抱えるオアハカのなかでも見逃すことはできない世界遺産です。また、併設されている旧修道院に作られた文化センターも必見。ぜひ、教会と文化センターをセットで訪れてみてください。この2つのゆっくり見て回ったとしても、2〜3時間くらいで観光できます。
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