写真:月宮 うさ
地図を見る「中島公園」は札幌市中心部に近い都心のオアシス。四季折々の風景を楽しめる自然と水辺が美しい公園は、憩いの場として市民に親しまれています。
園内には2つの国の重要文化財「豊平館(ほうへいかん)」・「八窓庵(はっそうあん)」や、音楽専用ホール「札幌コンサートホールKitara」もあり、観光スポットとしても充実。見学を兼ねての散策もオススメです。
当記事では、そんな園内の春の見どころをご紹介してゆきます。
桜の開花は例年ゴールデンウィーク。この時期に北海道・札幌観光を予定の皆さまは、観光とセットでお花見も楽しんでみてはいかがでしょう?
写真:月宮 うさ
地図を見る中島公園の桜の見ごろは、早咲きのエゾヤマザクラにはじまり、遅咲きのヤエザクラまで約2週間。市街地の風景と園路沿いを彩る桜並木の競演も美しいです。
写真:月宮 うさ
地図を見る春の中島公園、イチオシの桜スポットは「日本庭園」に咲く見事なしだれ桜。ここには、風に揺れるピンクの小花がつくりだす優しい風景が広がっています。和の空間+桜はどの角度から眺めても絵になる風景ばかり。写真撮影が好きな方にもオススメのエリアです。
写真:月宮 うさ
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地図を見る札幌の街並みを背景に水の音が聞こえる美しい庭園も歩いてみましょう。国指定重要文化財に指定されている、近江(滋賀県)の小室城内にあった江戸時代築の茶室「八窓庵」も静かにたたずんでいます。春だけではなく、緑豊かな夏・紅葉の秋の散策もオススメです。
※日本庭園は例年4月下旬〜11月上旬までの開園です(冬季閉園)。詳しくは記事一番下の関連MEMOより「中島公園 - 札幌市公園緑化協会」のホームページをご参照ください。
写真:月宮 うさ
地図を見る園内にはもう1つ国の重要文化財に指定される建築物が存在します。それは、北海道開拓使が来賓を迎えるために1880(明治13)年に建てられた、日本初の西洋風ホテル「豊平館(ほうへいかん)」です。ウルトラマリンブルーの縁取りが美しい建物の周りには桜も多く植えられており、春らしい絵になる風景がいっぱい。カメラ片手に様々な角度から楽しんでみませんか?
写真:月宮 うさ
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地図を見るここはのんびりお花見を楽しむ札幌市民も多いエリア。デパ地下などでお弁当を買って、のんびり昼食もオススメですよ。また、豊平館内は見学が可能です(有料:大人300円)。
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地図を見る明治時代の中島公園は伐採した木々を集積する貯木場でした。その歴史を今に伝えるのが公園の中心に広がる「菖蒲池」。今は、市民憩いの場として未来に歴史を紡いでいます。
写真:月宮 うさ
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地図を見る池の周囲には四季を美しく彩る樹木に市街地のビル郡。その風景は"都心のオアシス"の言葉がぴったりです。菖蒲池ではボート遊びも楽しめますので、美しい風景を水上から眺めることも可能。木々萌える春景色は、ここが駅チカスポットであることを忘れてしまう素晴らしいパノラマです。(ボート営業期間は例年4月下旬〜10月中旬頃まで、一隻40分600円)
写真:月宮 うさ
地図を見る「さっぽろ園芸市」は毎年5月に中島公園で開催される札幌に春を告げる風物詩。1968(昭和43)年から続く歴史あるイベントです。会場には北海道内から数多くの園芸業者が集まり、花や苗木を販売しています。興味がある方はお花見ついでに立ちよってみませんか?露店にて軽食をいただくこともできますよ。
※2017年度開催期間:5月3日(水・祝)〜5月22日(月)
写真:月宮 うさ
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地図を見る中島公園までのアクセスは地下鉄の他に札幌市電も便利。「山鼻9条」・「中島公園通」・「行啓通(ぎょうけいどおり)」停留所から徒歩5分ほどで到着します。市街地の風景を眺めながら訪れることができるのでこちらの利用もオススメです。
また、桜の咲く頃は急に寒くなることも多い季節。念のためあたたかい日も上着を1枚用意してお花見散歩を楽しんでくださいね。
この記事の関連MEMO
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(2024/10/7更新)
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