写真:八岳木 流泉
地図を見る昼神温泉の歴史は古く、250年ほど前の史料にその名が載るほどです。温泉郷の規模も大きく、大小さまざまな旅館やホテル、日帰り施設も備わっています。
東京方面から車でアクセスする場合は、中央自動車道「飯田山本」インターから国道経由。公共交通機関の場合は、新宿からJRバスで「中央道昼神温泉」下車。あるいはJR中央本線「上諏訪」駅から、昼神温泉への直行バスを利用します。
関西方面からの車利用は、中央自動車道「園原」インターから国道経由。名古屋からの高速バスや、JRワイドビューしなのを利用する手段もあります。
写真:八岳木 流泉
地図を見るハナモモの時期は、例年4月中旬から5月中旬と言われています。昼神でも通常、4月上旬から中旬にかけて「昼神花まつり」が開かれ、出店も並び賑わいます。
阿智川のほとりには赤いハナモモが咲き、空の青さと川面の清らかさの対比が綺麗です。
写真:八岳木 流泉
地図を見るふらりと昼神の町を散歩していると、ハナモモにも多種類の色があることがわかってきます。濃い赤から、白色、ピンク色。一か所で幾重の色味を楽しめるスポットも多く、目にも優しいあでやかさです。
写真:八岳木 流泉
地図を見る昼神温泉の中心街を抜けると、小さな構えの「阿智神社」が見えてきます。歴史が古く由緒正しい神社で、昼神の町にあるのが前宮。阿智川を2キロほど遡った場所に奥宮が鎮座しています。
写真:八岳木 流泉
地図を見る建物に囲まれているため、少しわかりにくい入口ですが、年季の入った鳥居が出迎えてくれます。ここから参道が始まり、前宮の社まで細い道を進みます。
写真:八岳木 流泉
地図を見る参道はひっそりと静まっています。さすがにハナモモの姿はありませんが、シックな叢林に落ち着きを感じますね。
写真:八岳木 流泉
地図を見るせっかく温泉地に来たのなら、立ち寄り温泉も楽しみたいもの。旅館やホテルでの外来入浴は魅力的ですが、気軽な日帰り施設がおススメです。
公営施設「湯ったり〜な昼神」は、入浴、休憩、食事、プールにマッサージと、複合的に楽しめる日帰り施設です。良質な単純硫黄泉が流されて、フワリと漂う硫化水素臭。眺めの期待はできませんが、開放的な露天風呂は人気です。
利用時間は午前10時から午後9時30分まで。大人600円、子ども300円で、タオルの販売や石鹸の備えも万全なため。手ぶらでも安心です。
写真:八岳木 流泉
地図を見るハナモモ並木が見えだすと、昼神の町に戻ってきた証拠です。暖かい春の風を受け、のんびり散歩を再開しましょう。
小川があれば足を止め、チョウが舞えば目で追ってみる。特に目当てや目的を持たず、ハナモモを見るだけの散歩です。
写真:八岳木 流泉
地図を見る紅白で競るように咲くハナモモは、まるで造花のように天を突いています。その様子は壮観で、見る人を飽きさせません。
写真:八岳木 流泉
地図を見る昭和中期にハナモモを植えてから、阿智村は日本一のハナモモの里と呼ばれるようになりました。
伊那から木曽谷までをつなげる国道256号線はいつしか「はなもも街道」と呼ばれるようになり、昼神のほか、近隣の月川温泉などでもハナモモの並木が見られます。
それでもやはり昼神のハナモモが一番!散歩で通る道幅も広く、悠々していますので、家族連れにもおススメです。
花見と聞けば桜が主流ですが、ハナモモの艶っぽさも良いものです。温泉郷をぶらりと歩いて、神社を参拝したり温泉に浸かったり。興味のままに足先を変えてみる、自由な散歩は、春の昼神温泉でどうぞ。
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この記事を書いたナビゲーター
八岳木 流泉
横浜生まれ、横浜育ち。それでも幼少期から山や渓流での遊びに傾注してきました。現在は、温泉に関する新聞連載やCATV出演を行っております。温泉をはじめ、登山に散歩、海外旅行など、幅広い旅程を紹介し、旅の…
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