写真:東郷 カオル
地図を見る彦根城は、犬山城や松本城、姫路城、2015年に新たに加わった松江城と並んで、国宝に指定されている数少ない貴重なお城。天守や櫓、玄宮園など、当時の姿を良い状態で留めている美しいお城です。
各地にあるお城は空襲で焼失してしまったものが多く、運良く戦火を免れて昔の姿を留めているお城は煌びやかさとは程遠く、質素で固い守りを想像させる姿が特徴です。
提供元:(公社)びわこビジターズビューロー
地図を見る彦根城は関ヶ原の戦いののち家康の命により、佐和山城を一掃するために作られたお城。天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築されています。石田三成の居城であった佐和山城の大手門も近くの宗安寺に移築されていて、今も見ることができます。この宗安寺のご本尊は淀殿の念持仏。
彦根では「おんな城主 直虎」だけではなく「真田丸」とあわせて2シーズン分の大河ドラマの舞台巡りが楽しめますね。
写真:東郷 カオル
地図を見る下屋敷の庭園である玄宮園は、近江八景を模して造られた美しい大名庭園。園内の築山に建つ鳳翔台では、美しい庭園を眺めながらお茶をいただけるおすすめスポット(菓子付きで500円)。お茶の心得がない方でも気軽に楽しめますので、是非ゆっくりとした時間をお過ごしください。
写真:東郷 カオル
地図を見る鳳翔台の広間からは彦根城を眺めることができます。桜の季節はまた格別な眺め。また秋には「玄宮園で虫の音を聞く会」が開催され、虫の音を聞きながら邦楽・呈茶を楽しむ、雅な夜を過ごすことができます。
写真:東郷 カオル
地図を見る彦根城(内堀より内側)と玄宮園の観覧には入場料が必要ですが、お堀の外から桜を楽しむのに料金は必要ありません。観光で訪れる人々だけではなく、地元の人々がつかの間の桜を楽しみに家族で訪れる憩いの場にもなっています。
写真:東郷 カオル
地図を見る彦根城では井伊家ゆかりの御好屋形船でお堀めぐりが楽しめます。乗船時間は約50分とたっぷり。1か月前から予約もできますので、桜の季節は予約しておいたほうがベター。
満開の桜の中のお堀めぐりも良いですが、散り際の「花いかだ」の時期も素敵です。
写真:東郷 カオル
地図を見る内堀では白鳥が飼われていて、訪れる家族連れから人気。実はここで飼われている白鳥の子(2015年生まれ)は家出経験があって長浜で無事捕獲、いや、確保。長浜で目撃情報があって大事にはいたらなかったらしい。人も動物も、周りの「見守り」って大切ですね。
写真:東郷 カオル
地図を見る彦根城では桜の季節にライトアップが行われます。場所は内堀沿い(玄宮園前〜表門橋〜大手橋・京橋口)。
写真は中堀に面した「彦根キャッスル リゾート&スパ」が独自にライトアップしている中堀の様子。風のない日のお堀に映りこむ石垣と桜はそれはもう見事!彦根城にお花見に行かれる方は、是非夜まで滞在するか「彦根キャッスル リゾート&スパ」に宿泊をして、この美しい幽玄の美に酔いしれてください。
2017年の桜は例年に比べるとかなり遅く、2018年は反対に早い開花でした。2020年は例年よりも早くに見頃を迎えそうな予測が発表されています。もし散りかけに当たってしまったら、お堀の花筏を楽しんでください。お堀をぐるっと散歩してみると、散った花びらが溜まって水面がピンク色になっている場所がありますよ。
写真:東郷 カオル
地図を見る彦根に来たなら「夢京橋キャッスルロード」もお忘れなく。お寿司、串焼き、コロッケなど、近江牛がリーズナブルに食べ歩きできるお店も多数あり、旅の思い出には欠かせない場所。彦根城京橋口からすぐです。
彦根城の2020年の桜の開花予想日は例年より早め。桜まつりは気象状況により変更があるかもしれませんので、必ず公式HPでご確認の上おでかけください。
また、少し足を延ばせば「海津大崎」という桜の絶景スポットがあります。彦根城に行かれるなら是非ともこちらもセットでお出かけください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -