絶対見たい絶景!ドゥオーモ「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」イタリア・フィレンツェ

絶対見たい絶景!ドゥオーモ「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」イタリア・フィレンツェ

更新日:2018/07/25 15:41

花村 桂子のプロフィール写真 花村 桂子 九州よかとこ探検家
イタリア・フィレンツェのシンボル「花の聖母の大聖堂」と称えられるドゥオーモの「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」は、どちらも屋上の見晴らし台に上れる人気の観光スポット。花の都フィレンツェらしい絶景写真が撮れる「ジョットの鐘楼」、ドゥオーモの天井画を間近で見られる「クーポラ」、どちらも上る!が一番ですが、時間や体力の限られた旅先では、究極の選択を迫られることも。それぞれの魅力を紹介しましょう。

花の都フィレンツェのシンボル「ドゥオーモ(大聖堂)」

花の都フィレンツェのシンボル「ドゥオーモ(大聖堂)」

写真:花村 桂子

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町全体がユネスコ世界遺産「フィレンツェ歴史地区」その中心にそびえ立つ「ドゥオーモ(Duomoイタリア語で大聖堂の意味。正式名サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)」は、世界中からやってくる観光客でいつも賑わっています。中でも人気なのが、赤レンガ造りの巨大なドーム型丸天井「クーポラ(Cupola)」と、「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」。どちらも、屋上の見晴らし台から、花の都フィレンツェの街並みを眺められるとあって、いつも長蛇の列ができています。

花の都フィレンツェのシンボル「ドゥオーモ(大聖堂)」

写真:花村 桂子

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ジョットの鐘楼(写真手前)は82m414段、クーポラ(奥)は92m463段。どちらもエレベーターやエスカレーターはないので、自分の足で上らなくてはなりません。荷物はできるだけ少なく、両手は空けて。でも、カメラはお忘れなく。

絶景写真を撮るなら「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」

絶景写真を撮るなら「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」

写真:花村 桂子

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「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」の魅力は、クーポラビューの絶景を楽しめること!フィレンツェで、一番近くからクーポラの写真が撮れちゃう!カメラ好き、SNS好きな方には絶対オススメです。

狭いらせん階段を上がりますが、2階3階と広いフロアで休憩できるのが嬉しい。途中でリタイアもできるので、体力にちょっぴり自信がない方でも安心です。

絶景写真を撮るなら「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」

写真:花村 桂子

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階を上がるにつれて、どんどん大きく見えるクーポラにワクワクしちゃう!

絶景写真を撮るなら「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」

写真:花村 桂子

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フロアごとに変わる外の景色も、ジョットの鐘楼ならではの楽しみです。窓から見下ろす美しい六角形の「サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero)」やドゥオーモ広場の人々は、まるでジオラマみたいにキュート。お手持ちのカメラに「トイモード」があれば、ぜひ試してみてくださいね。

フィレンツェらしい絶景を!クーポラをバッグに写真撮影!

フィレンツェらしい絶景を!クーポラをバッグに写真撮影!

写真:花村 桂子

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「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」屋上の見晴らし台からは、クーポラのドームがどーんと鎮座する、フィレンツェらしい景色を楽しめます。大きくて迫力あるクーポラを間近に見られるのは、この高さあってこそ。上ってよかった!と実感できるひと時です。

クーポラをバックに記念撮影も外せません。まわりの観光客から「写真撮って」と言われるかも。日本人は「カメラを持ち逃げしない」と、世界の観光地で人気のカメラマンだとか。「スマーイル!」と、大きな声で言ってあげればOK。機会があれば、国際交流しちゃいましょう。

「クーポラ(Cupola)」傑作フレスコ画を間近で見られる!

「クーポラ(Cupola)」傑作フレスコ画を間近で見られる!

写真:花村 桂子

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ドゥオーモのカテドラル(Cattedrale)の天井、「クーポラ(Cupola)」内側には、旧約聖書「最後の審判」をモチーフにしたフレスコ画の傑作が描かれています。1階から見上げても、遠すぎて細部はよく見えませんが、クーポラの見晴らし台へ上る途中で、近くのテラスに出られます。フレスコ画の下にある、丸窓の上下に柵があるのが見えますか?それがテラス部分です。

クーポラに上がるには、大聖堂外側にあるクーポラ入口から。こちらにはチケット売り場はありませんので、必ずチケットを入手してから並ぶべし。(カテドラルは、見学時間内はチケットなしで入れます。)

「クーポラ(Cupola)」傑作フレスコ画を間近で見られる!

写真:花村 桂子

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手を伸ばせば届くほどの近さで見る「最後の審判」フレスコ画は、大迫力!テラスまでは、壁の中の狭いらせん階段をひたすら上って行くのですが、その疲れも吹き飛ぶほどの素晴らしさです。

フレスコ画を見たら「もうここでいいわぁ」と言いたくなるかもしれませんが、途中リタイアはできませんので、あしからず。屋上見晴らし台へ、再び細い階段を上がりましょう。帰りは丸窓の上、さらに天井近くで見られますので、お楽しみに。(写真は帰り道のテラス)

クーポラの見晴らし台で楽しむ!フィレンツェのパノラマビュー!

クーポラの見晴らし台で楽しむ!フィレンツェのパノラマビュー!

写真:花村 桂子

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「クーポラ(Cupola)」の屋上は、ジョットの鐘楼よりも少々広め。フィレンツェの素晴らしい景色が広がります。クーポラがない分、少々さみしく感じるかもしれませんが、フェンスが低く、開放感は抜群。ぐるりと一周して、360°パノラマビューを堪能あれ。

どっちに上る!?ドゥオーモ「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」

フィレンツェのシンボル「ドゥオーモ」の「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」は、どちらに上っても、素晴らしい体験になること間違いなし。

チケットは、クーポラ(Cupola)、ジョットの鐘楼(CAMPANILE)の他、サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero)、博物館(Museo)などを含む24時間有効の共通チケットが販売されています。(※カテドラル(Cattedrale)は無料で見学可)オープン時間は日ごと施設ごとに変わるので、現地で案内板に従って行動してくださいませ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/10−2016/10/11 訪問

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