フェルメールゆかりの場所で過ごす!オランダ「ホテル・デ・コーパンデル」

フェルメールゆかりの場所で過ごす!オランダ「ホテル・デ・コーパンデル」

更新日:2017/03/27 16:28

カジヤマ シオリのプロフィール写真 カジヤマ シオリ ヨーロッパ女子ひとり旅専門家、アートライター
オランダの首都・アムステルダムから約1時間でアクセスできる街・デルフト。アムステルダムから日帰りもいいけれど、この風光明媚な街に泊まってみたい。そう考えるなら「ホテル・デ・コーパンデル」がおすすめです。

このホテルは、実は、デルフトで生涯を過ごした画家・フェルメールと深いつながりがあります。フェルメールゆかりの地めぐりにも、街を満喫するにもぴったりな理由をご紹介します!

デルフト駅から徒歩15分!運河沿いを歩きながら向かう

デルフト駅から徒歩15分!運河沿いを歩きながら向かう

写真:カジヤマ シオリ

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ホテル・デ・コーパンデルがあるのは、デルフト駅から徒歩15分程度の場所。鉄道だけでなく、デン・ハーグなど近郊の都市からバスやトラムでアクセスする場合もこの駅が街の玄関口となります。

デルフトの街は運河や路地が多く、車両の進入禁止や一方通行の通りなどもあちこちにあります。このことを踏まえると、タクシーよりも徒歩での移動がおすすめです。

ホテルまでの道のりで、歩いていくのは運河沿い。フェルメールゆかりの地をめぐる前から、歴史ある街並みに胸が高鳴るのは必至です。

フェルメールの父親が生まれた場所!

フェルメールの父親が生まれた場所!

写真:カジヤマ シオリ

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こぢんまりとしていますが、長い歴史をもつデルフトの街に溶け込む古い建物。このホテルが建つ場所そのものは、なんとフェルメールゆかりの地なのです!

1591年にフェルメールの父・レイニエルは、ホテルとちょうど同じ場所で生まれました。ホテル・デ・コーパンデルは、彼が生まれたのちにつくられた、オランダの典型的な様式の建物を改装したものです。

フェルメール自身が生まれた場所ではないものの、生涯をデルフトで過ごしたといわれるフェルメールには、恐らくこの場所を訪れる機会があったでしょう。きっと、フェルメールゆかりの場所でのステイは、かけがえのないものになりますよ。

ファンにはたまらない!フェルメール作品がコンセプトの部屋

ファンにはたまらない!フェルメール作品がコンセプトの部屋

写真:カジヤマ シオリ

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フェルメールの作品が好きにはたまらないポイントがもうひとつ。それは、フェルメール作品をコンセプトにした部屋があるということです!

写真のシングルルームは、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」という作品がテーマ。壁には作品の大きな複製画が掛けられています。複製画の横に、作品についての説明書きも添えられています。ほかにも、部屋のあちこちにフェルメール作品の複製画が掛けられています。まさに、フェルメールづくしの部屋です!

大好きな作品に囲まれて過ごすという、ファンにはたまらない体験ができます。

ファンにはたまらない!フェルメール作品がコンセプトの部屋

写真:カジヤマ シオリ

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25つある部屋は、すべてオランダで生まれた画家たちの作品がテーマになっています。レンブラントやゴッホなど、フェルメール以外の画家の作品が好きな人にもおすすめです。

作品によって部屋のデザインは変わるので、好きな画家や作品があれば、予約の際にスタッフに尋ねてみましょう。

デルフトのシンボル的存在・新教会はすぐそこに

デルフトのシンボル的存在・新教会はすぐそこに

写真:カジヤマ シオリ

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ホテルの目の前は、ベースデンマルクトという広場。その広場を囲むようにして、バーやレストランが軒を連ねます。地元の人も観光客も集まる、活気あるスポットです。

その広場の背にあるのが、デルフトのシンボル的な存在・新教会。ホテルからは徒歩3分です。14世紀後半に建てられた教会で、街のどこにいてもその姿をみることができるほどの高さです。もちろん、部屋によってはホテルの窓からもみることができます。

おそらくフェルメールも聴いていたであろう、新教会の鐘の音が鳴るのを聴きながら、部屋で一息つく。このホテルに泊まるからこそできる過ごし方です。

フェルメールゆかりの地めぐり・観光にもってこい!

ホテル・デ・コーパンデルは、フェルメール作品のファンにはたまらないポイントを押さえつつ、アクセスの良い場所にあり、デルフトという街を満喫するにはもってこいです!

加えて、アットホームな雰囲気も売りです。観光の相談にも気さくに応じてくれます。フェルメールの作品が実際に描かれたと言われている場所など、街に詳しいからこそ教えてもらえる情報もあります。チェックインの際には街の地図を受け取って、ぜひアドバイスをもらいましょう。

チェックアウトの際にはデルフトから離れるのが惜しくなる、そんな気持ちにさせてくれるホテルです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/17−2017/03/19 訪問

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