写真:しもちん
地図を見る松山市内中心部・標高132メートルの小高い山の上に立つ松山城。江戸時代に建造された天守閣が、今も現存している名城です。
最寄り駅は路面電車の大街道(おおかいどう)。ここからロープウェイ通りと呼ばれる、飲食店や土産物店が並んだ道を5分程度進むとロープウェイとリフト乗り場が見えてきます。ロープウェイに乗ればあっという間にお城の下まで行くことができます。
なお、ロープウェイ乗り場の先にある東雲(しののめ)神社の階段を登っていけば、東雲口と呼ばれる登山道もあり、徒歩でも登れるようになっています。距離は短いですが、一部で急な坂になっている場所もあるので、雨の日や滑りやすい靴の時にはロープウェイを利用した方がよさそうです。
写真:しもちん
地図を見るロープウェイを降りて、いくつかの門をくぐり抜けながら坂道や階段を登って行くと一気に視界が開けます。天守閣の入口までは広場になっており、松山市内の街から瀬戸内海まで一望できます。
なお、入場料が必要なのは天守閣部分だけのため、広場まで登山道を利用してきた場合には、特に料金はかからずここまで来れるようになっています。ベンチに座って移りゆく空模様を眺めるのもいいのではないでしょうか。
さて、瀬戸内海方面を眺めるとJR松山駅の向こう側にある小さな丘の上に、何やら見慣れない建造物が見えます。
写真:しもちん
地図を見るお城を降りてこの丘を目指してみると、松山総合公園という整備された市民公園になっていました。
山頂に見えた建造物は松山市制100周年記念で建造されたヨーロッパの古城をイメージした展望台とのこと。松山城が観光客中心の丘だとすれば、この丘は松山市民の憩いの場となっているようです。
この公園へは、松山市駅やJR松山駅からバス利用も出来ますが、JR松山駅付近から丘を目指して住宅街の中を歩いて行けば15〜20分程度で公園の入口まで辿りつけます。入口から展望台まではさらに10〜15分程度と、ちょっとしたハイキング気分で楽しめる場所です。
写真:しもちん
地図を見る展望台になっている塔の窓も古城風と徹底されています。そのため撮影スポットとしての人気もあるようで、お姫様風の衣装を着て窓辺に腰掛け撮影をしているグループや、結婚式の記念撮影をしにドレス姿のまま来ていた新郎新婦もいたほどです。
いわゆる松山らしさはないかもしれませんが、お城や温泉など純日本風な記念写真の中に突然この場所があらわれたら、写真を見せられたお友達もびっくりしてしまうかも!?旅のアクセントとして立ち寄って撮影してみたり、あらかじめ購入しておいたお弁当をひろげてランチタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
全国的に有名な松山城と、あまり知られていない松山総合公園の展望台。どちらも市街地の丘の上にあるため昼間はもちろん、夜は夜景も楽しめるスポットです。夕暮れ時の眺めは格別ですが、冬場は特に寒いので防寒対策はお忘れなく。でも、ここは松山。寒さで凍えたあとに道後温泉でゆっくり温まれるのは嬉しいですね。
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(2024/4/18更新)
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