まるで宇宙船のようなカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」

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まるで宇宙船のようなカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」

まるで宇宙船のようなカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」

更新日:2017/03/28 17:02

瀧澤 信秋のプロフィール写真 瀧澤 信秋 ホテル評論家、旅行作家

旅の多様化が注目される昨今、宿泊施設も同様。特にカプセルホテルは劇的な進化を遂げています。カプセルホテルは法律的には簡易宿所というカテゴリーで、同一空間を複数人で共有、カプセルは個室でなくベッドという扱いです。気軽に利用できるイメージで、ちょっとした休憩にも最適な形態と言えるでしょう。ゆえに、空港とカプセルホテルは親和性が高いのです。短時間でも利用可能な「ナインアワーズ成田空港」を紹介しましょう。

タモリ倶楽部でも紹介された人気メーカーによるカプセルユニット

タモリ倶楽部でも紹介された人気メーカーによるカプセルユニット

写真:瀧澤 信秋

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昨年、テレビ朝日の人気番組「タモリ倶楽部」でもカプセルホテルが採り上げられました。東京カプセルホテル全軒制覇(2014年現在/女性専用は除く)したホテル評論家としてゲスト出演しましたが、番組では、カプセルユニットメーカー「コトブキシーティング株式会社」を舞台に放送されました。

同社では、進化系といわれるオシャレな多くのカプセルホテルへユニットを提供しています。ナインアワーズ成田空港でも、同社製造によるユニットが使用されています。進化系カプセルホテルの一翼を担ってきたともいえる同社のユニット。ナインアワーズ成田空港では宇宙船のような光景が印象的です。

空港とホテル

空港とホテル

写真:瀧澤 信秋

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近年活況を呈しているLCC(格安空港会社)は、早朝・深夜といった非有効時間帯の設定料金が格安という傾向があります。早朝や深夜に都心と成田空港を繋ぐ公共交通機関は限られており、非有効時間帯の空港利用もエコノミーな旅のポイントになるとも言えます。

空港とホテルは親和性が高く、観光地ではないのに空港周辺にはホテルを多く見かけます。航空会社のクルーが利用することはもちろん、旅立ちの前泊や帰着後の後泊、欠航や遅延といった突発的なアクシデントでも、空港近くのホテルは多く利用されています。

フレキシブルな利用形態

フレキシブルな利用形態

写真:瀧澤 信秋

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レガシーキャリアの利用を前提とした予算も余裕がある旅なら、一般のホテル泊ということもイメージできますが、格安なLCC旅で一般のホテル利用はミスマッチといえるでしょう。ゆえに、非有効時間帯を中心とした、躊躇ないリーズナブルなカプセルホテル利用は願ったり叶ったり。空港とカプセルホテルの新たなマッチングです。

ナインアワーズ成田空港はフレキシブルな利用形態を提案。宿泊利用(C/IN12時〜C/OUT10時)はもちろんですが、1時間から利用可能な仮眠利用(9時〜18時の間)、シャワー(24時間)のみの利用も可能なのです。トランジットはもちろんですが、搭乗時間帯によっても利用価値の高いナインアワーズ成田空港です。

利用形態に合わせるような導線

利用形態に合わせるような導線

写真:瀧澤 信秋

カプセルホテルといえば、豪華な大浴場やサウナなどイメージする方も多いことでしょう。その点でいえばナインアワーズは極めてシンプル。シャワーブースが基本になっています。利用形態も含めシンプルを極めるということもナインアワーズのコンセプトです。

料金設定もシンプルでリーズナブルです。何より嬉しいのは、前述した仮眠利用やシャワー利用の設定があること。たとえば、深夜到着→早朝出発などに仮眠利用はもってこい。それも1時間単位の課金なのでお得感があります。シャワーだけでも助かるという旅人もいることでしょう。

多様な利用形態に合わせるように導線も秀逸です。受付を済ませると流れるように更衣室・ロッカースペースへ移動できます。更衣室・ロッカースペースの奥にはすぐにトイレやシャワースペースがあるので、シャワー利用だけでもスムーズです。

更衣室のロッカーは利用しやすい大型サイズ。スーツケースの収納を念頭に置かれているのか、他のカプセルホテルでは見られない容量で驚きます。受付で渡された館内着に着替えスリッパに履き替えます。ロッカースペースからは、直接カプセルスペースへアクセスできます。

カプセルユニットはまるで小宇宙!

カプセルユニットはまるで小宇宙!

写真:瀧澤 信秋

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進化系といわれるカプセルホテルでは、カプセルユニットにも特徴があります。伝統的な開口が正方形タイプから、スクエア型といわれる長方形タイプも主流になっていますが、ナインアワーズ成田空港は楕円形・卵型という表現がマッチします。

カプセルユニットからは柔らかい印象的な明かりが漏れています。カプセルホテルといえば生活感もイメージしますが、こちらは近未来を感じるイメージです。カプセルホテルの小宇宙とも表現したくなります。カプセル内に寝そべると、卵型であることで何となく落ち着くのが不思議。程よく柔らかな明かりは、調整もできる睡眠導入剤です。

おわりに

ナインアワーズは、デザイン性の高さや利用形態の提案なども含め、いまの進化系カプセルホテルブームの一翼を担ってきたブランドです。旧態型施設では、やむを得ず利用するといった消極的な利用が定番でしたが、そこへ行くためにというディスティネーションの要素も併せ持つ進化系カプセルホテルは、新たなステージへ向かいつつあります。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/22−2016/11/23 訪問

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