夜桜が素敵!高松「栗林公園」で楽しむ春のライトアップ

夜桜が素敵!高松「栗林公園」で楽しむ春のライトアップ

更新日:2017/03/31 09:28

高野 祥のプロフィール写真 高野 祥 絶景フォトグラファー、オシャレスポット探訪家
「栗林公園」は、整備された綺麗な庭園と借景が魅力の香川を代表する観光施設で、県内屈指のお花見スポットでもあります。日中の景色はもちろん素敵ですが、毎年桜の時期に開催しているライトアップイベントがオススメ!滅多に見られない夜の庭園と桜のコラボが魅力的。お弁当やお酒も持ち込めるので、宴会目的の方も十分楽しめる夜桜お花見スポットです。

「栗林公園」は香川の代表的な観光スポット

「栗林公園」は香川の代表的な観光スポット

写真:高野 祥

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「栗林公園」は国の特別名勝に指定されており、2009年3月16日発売の『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』に「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価の3つ星を獲得した公園です。高松市中心部からも徒歩でアクセス可能というのも人気のひとつ。

約75ヘクタール(東京ドーム16個分)という広大な敷地の園内は、小高い丘から池を見下ろせる起伏に富んだ地形を多用されており、6つの池、13の築山が設けられています。借景の手法を取り入れられており、すぐ東側にある紫雲山との繋がった景色が特徴。

「栗林公園」は香川の代表的な観光スポット

写真:高野 祥

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桜の時期は夜間ライトアップイベントが行われ、お花見目的の人々が沢山訪れます。芝生エリアなどではレジャーシートを敷いて宴会することが可能。お弁当やお酒の持ち込みも大丈夫なので、整備された綺麗な公園内で楽しくお花見ができますよ。

「栗林公園」は香川の代表的な観光スポット

写真:高野 祥

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夜間ライトアップは桜だけではなく、庭園も照らされており、普段とはまた違った雰囲気を楽しめます。

宴会で賑わうエリア

宴会で賑わうエリア

写真:高野 祥

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広い園内を散策しながらお花見を楽しむ方は沢山いますが、一ヶ所に陣取ってゆっくり仲間や家族と宴会するのもアリです。特に宴会で賑わっているエリアは、東門から入ってスグ左手の桜標本木があるエリアや、北門から入ってスグの芝生広場エリア。場所取りに焦る必要はありませんが、ライトアップ開始時刻頃になると入園料を支払うチケットカウンターに列が出来始めることがあるので、なるべく早め早めに行動しておきましょう。

宴会で賑わうエリア

写真:高野 祥

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明かりが灯されたぼんぼりと桜のコラボも素敵です!

ライトアップは桜だけじゃない

ライトアップは桜だけじゃない

写真:高野 祥

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園内にはソメイヨシノを中心に、エドヒガン、ヤマザクラなど約300本の桜が植えられています。闇夜に浮かび上がる桜はとても綺麗で見応え十分ですが、栗林公園内にはその他にも素敵にライトアップされているスポットがいくつかあるので、散策して探してみましょう。

ライトアップは桜だけじゃない

写真:高野 祥

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東門から入ってまっすぐ進み、商工奨励館の左手付近に見える"鶴亀松"は、園内で最も美しい松なので要チェック。110個の石を組み合わせて亀を表現し、その背中に鶴が舞っているような形が印象的な黒松は日中も見ものですが、ライトアップでさらに際立っています。栗林公園には約1400本の松があり、半数以上が手入れ松。盆栽のように美しく整えられた松は見ものです!

ライトアップは桜だけじゃない

写真:高野 祥

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潺湲池(せんかんち)・枕流亭(ちんりゅうてい)エリアの小川付近は紅葉のシーズンが見ものですが、ここも素敵にライトアップされています。園内のライトアップは、桜のピンクや松のグリーン、枯れ木のアンバーなど、各スポットによって色の雰囲気が違うので、そういった点も見どころの一つです。

「春のライトアップ」イベントの見どころ

「春のライトアップ」イベントの見どころ

写真:高野 祥

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栗林公園"春のライトアップ"で、散策しながら自分の好きな景色を見つけてみましょう。園内には美しい景色がいくつも存在しますが、ライトアップ期間中だけ楽しめるオススメの景色を3つ紹介いたします。1つめは、池の水面に映る桜!美しい桜がもう1本増えたかのように思える光景。はらはらと舞い落ちる花びらと、風でなびく水面が幻想的です。

「春のライトアップ」イベントの見どころ

写真:高野 祥

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2つめは、皐月亭(さつきてい)の南側エリア。桜のピンクと苔のグリーンが素敵なスポットですが、普通に散策してるとちょっと見逃すような位置なので穴場感もあってオススメ!

「春のライトアップ」イベントの見どころ

写真:高野 祥

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3つめは桜ではないですが、東門入ってスグ左へ進んだ所にある「花園亭」付近からみる北湖。ライトアップされた北湖周辺の松が水面に映り、とてもフォトジェニック!北湖の畔りに位置する「泛花亭(はんかてい)」がイイ味出してるので、そこも是非チェックしてもらいたいポイントです。また、北湖ではライトアップ期間中のみ和船の夜間運航(有料)も行われているので、乗ってみたい方は早めに乗船チケットを東門券売所で購入しておきましょう。

帰る直前に押さえておきたい桜スポット

帰る直前に押さえておきたい桜スポット

写真:高野 祥

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園内を散策した後、門から出る前に通っておきたいオススメスポットがあります。それは県営東門駐車場のスグ北側の通路。園内マップのオススメ順路だと、「芙蓉峰(ふようほう)」と呼ばれる展望スポットを通る、高低差のある道を案内されていますが、そのスグ南側、平坦な道が桜スポットなので、そちらも是非通ってみてくださいね。

帰る直前に押さえておきたい桜スポット

写真:高野 祥

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見上げると、暗い夜空に映える淡いピンクが印象的な光景。

まとめ

2017年の「栗林公園 春のライトアップ」イベントは3月31日(金)〜4月9日(日) まで。ライトアップ時間は18:00〜21:00(入園は20:30まで)。

通常の入園料のみで楽しめるので、園内散策も兼ねて夜桜を鑑賞しに行かれてみてはいかがでしょうか。芝生エリアなどの一ヶ所に留まってお花見する場合は時間をあまり気にしなくても良いですが、園内を散策する場合、意外と広いので時間に余裕を持って行動しましょう。期間中の土日は、商工奨励館付近にてライブ演奏やマジックショーなどのステージイベントもあるので、MEMO欄に記載している「栗林公園 春のライトアップ」特設サイトをチェックしてみてください!

栗林公園の入園料(大人410円、小・中学生170円)

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/02 訪問

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