写真:しもちん
地図を見るまずは来島海峡大橋のたもとにあるサイクリングターミナル「サンライズ糸山」へ向かいます。
JR今治駅からタクシーで15分、バスの場合は東口の2番乗り場から最寄りの展望台入口バス停まで行く便があります。ただし、1日3〜5本程度で12名乗りのマイクロバスでの運行。土日は昼過ぎには最終便となってしまいます。
また、しまなみ海道を走り今治から福山へ向かう高速バスも多数ありますが、これらのバスはサンライズ糸山の前を通らないのでご注意ください。なお、徒歩で向かう場合はJR波止浜駅が最寄り駅となります。
写真:しもちん
地図を見る聖地と呼ばれるだけあってレンタサイクルのシステムも充実しています。いわゆるママチャリからマウンテンバイクまで種類も豊富。予約も出来るようですが、平日や閑散期は直接行っても問題ないようです。
昨年のゴールデンウィーク明けの平日に尾道側で予約をしようと電話連絡をしたところ、「予約なんていらないから直接来て自分にあうものを見つけて〜」と言われたぐらいです。ただし、連休やお盆などの時期は事前に確認して予約しておいた方がよいかと思います。
貸出料金は1日500円、保証金が1000円。同じターミナルで返却すれば保証金は戻ってきますが、別の島で乗り捨てた場合には保証金は戻ってこないようになっています。
サンライズ糸山には宿泊施設も付帯されていますが、泊まらない方のためにコインロッカーやシャワールーム(レンタサイクル利用者のみ100円で利用可能)もあります。シャワールームはボディソープやリンスインシャンプーのみ用意されていましたが、それ以外は何もないので、利用予定の場合はタオルや必要備品を用意して行きましょう。
写真:しもちん
地図を見る準備が出来たらさっそく来島海峡大橋へ。出発前にスタッフの方がルートも親切に教えてくれます。その際に自転車のギアの変え方や鍵の使用方法なども教わっておきましょう。登り坂が多いのでギアチェンジは必須となります。
来島海峡大橋は大きな吊り橋が3つ繋がっているのですが、今治側から第三大橋、真ん中が第二大橋、大島側が第一大橋となっています。サンライズ糸山が標高40メートル程度の場所にあり、第三大橋の途中で標高80メートル程度の最高地点に達するので、最初に40メートル程度の高低差を一気に登ることになります。その後は長〜い下り坂。海の上を気持ち良く走ることができます。
来島海峡大橋を渡りきって大島へ到着すると500メートル程度の場所に道の駅「よしうみいきいき館」があります。レストランも付帯されていて海鮮バーベキューなども楽しめます。ただし、営業時間は10時〜16時ですがラストオーダーが15時と早く、毎週水曜日は定休日となっているのでご注意を。
ここまでは途中で写真撮影しながらのんびり走って30分とかからず到着できます。このまま尾道へ向かう場合は長い旅が待っているのですが、今回オススメのルートはここでUターン。スタート地点のサンライズ糸山へ戻ります。
しかし、海の目の前まで降りてきているので、これから第三大橋までは長い長い上り坂が続きます。体力に自信のない方で行きの時点であまりにも風が強かった場合には、第三大橋を渡ったあたりでUターンして戻った方がいいかもしれません。
全線走破する場合は無理も必要ですが、ちょっと楽しむだけの時には無理をしないのが重要です。
写真:しもちん
地図を見る来島海峡大橋のサイクリングを満喫した後は、ぜひサンライズ糸山に併設された「風のレストラン」へ。眺めがいいのは当たりまえですが料理も絶品です。空港や観光地の施設内にあるレストランには期待しないことが多いのですが、ここは別格でした。
ダッチオーブンを利用した地産地消の鉄鍋料理がおすすめのようですが、それ以外にもパスタやパエリアなど種類豊富なメニューが揃っています。朝食からランチ、カフェ、ディナーまで対応していて、ランチメニューが17時まで利用出来るのも嬉しい限りです。
写真:しもちん
地図を見る夕暮れ時になれば絵画のような絶景が目の前に広がります。冬の時期は遅めのランチを食べていると調度いいかもしれません。時間を忘れて過ごしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?しまなみ海道をサイクリングするのはハードルが高いと思っていた方も、全線走破するための第一段階として来島海峡大橋だけ渡ってみるというのもいいのではないでしょうか。
冬場でも橋の往復だけならば、コートなどを着て街で自転車に乗れるような格好で問題ありません。橋の上の風は冷たいので手袋は必須です。自分にあった防寒対策と、短くても上り坂は汗をかきますので着替えなどはお忘れなく。
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(2023/12/10更新)
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